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「暫定的」の意味とは?使い方や似て...(続き2)

その大会の間に仮に監督を決めておいて、参加ができるように対応したのです。

このように、一時的に仮に定めて置くことを暫定的と呼ぶのです。

後は、元監督の回復を待って正式に決めれば良いのです。

「暫定的」の類語や関連語

「暫定的な措置をとりました」などと連絡が回って来ることがあります。

「暫定的」と言われれば、ともかく一時的な対応かなと感じてしまいます。

そのうちに、時期が来たら正式な発表があると思ってしまいます。

「暫定的」という言葉の印象は、そのように「仮に取り決めておく」という程度の軽い対策と判断してしまいます。

ですから、何か問題が起こった時に、その場をうまく乗り切る時に便利な言葉なのです。

暫定的な措置が正式なもの、つまり誰もが納得できることであれば良いのですが、一部のひとだけで決められてしまうと「それはおかしいよ」などとクレームも出てきます。

信頼できる人が率先して「この状況では暫定的に決めておくしかない」などと仕切ると、みんなは一時的には納得するのです。

「暫定的」という言葉ではなくて、「一時的に」「仮に」「試験的に」などと表現することもあるようです。

長時間にわたるゴルフの試合では、途中で大雨や雷雨に見舞われて最後までプレイができなくなったり、日が暮れてプレイに支障が出ると判断されると、続きは翌日に繰り越しになります。

そんな時には、本日の試合の結果としては暫定的な順位が発表されるのです。

まだ正式には順位は決まっていないが、仮の順位を発表するということです。

最終的な、または完全な決着がつかない

完全に決着が付かない状態のまま、あるいは完全に仕上がっていない状況であることを表現する時にも、「暫定的」という表現をします。

最近の大雨で各地の河の堤防が決壊して、付近の農地や住宅に濁流が流れ込み、大きな被害をもたらしたニュースがありました。

これまでに経験したことがないような大雨が原因ですが、堤防の復旧がなかなか進まないようです。

堤防の決壊部分に大きな土のうを何重にも積み重ねて、とりあえず次の大雨に対する対応をしているのです。

そこを管轄する県や市の災害対策本部としても、完全に修復するには時間が必要なので、同じ場所からまた決壊して濁流が流れ出ないように一時的に措置をした時に「緊急に暫定的な措置を実施しました」などと対応を住民に報告するのです。

いろんな事情があって完全には修復ができないが、次の大雨に対応できるような緊急措置を施したということです。

これこそ、暫定的な措置なのです。

もしも堤防が決壊して濁流が流れ出た場合には、この地域にまで濁流が押し寄せますという仮の水害状況を作成しています。

これがいわゆる「ハザードマップ」と言われるもので、各自治体が暫定的な被害状況を予測して公開しているのです。

大地震により発生する津波も、地震の場所や海岸線の地形などによって津波の高さも正確にはわかりません。

すると、津波対策についてもそれによって引き起こされる浸水予測に対する対策であって、これも「暫定的な予測」と位置づけて避難の方法も考えているのです。

最終決着までに時間を要する事例は多くあります。

そんな時には、「暫定的」な措置が求められるようです。

一時的

「暫定的」には、「一時的」という意味も含まれています。

作業現場でちょっとした問題が発生した時に、たまたま責任者がその場にいなくて、誰かが対応を決断しなければ作業が止まってしまうのです。

作業結果にはほとんど影響しないことはみんなもわかっているので、その場の年長者が「ここは一時的にこう対処しておいて、後で報告しましょう」などと仕切るのです。

みんなも納得して「そうしよう」と同意して作業を続けるのです。

こんな場面で、仮に取り決めて進める時は「一時的に」という表現をするのです。

仮の

「仮の」というと思い出すのは自動車運転免許証です。

教習所で運転の練習をしている時に、実際の路上を運転して練習する必要があります。

この時に、路上を走る運転免許証として「仮運転免許」を取得することが必要です。

一定の資格を得た人が、正式の免許証をもらうまでの間に、仮に与えられる免許なのです。

受講者の間では「仮免許」とか「仮免(かりめん)」などと呼ばれています。

「暫定的な免許」なのですが、自動車の運転の練習においては、仮免許と呼ばれるのです。

「仮」とは、本物ではないが、間に合わせで代用するものという意味です。

試験的

多くの選択肢があって、しかもどれも似たり寄ったりという状況であれば、何かのきっかけに使ってみたいと思う時があるものです。

スポーツの世界では、たまたまレギュラーの選手が怪我で休むことになった時に、変わりの選手を選ばなくてはいけません。

監督もいろいろと思案した結果、一度この選手を使ってみようと思う時があります。

そんな時に「あいつを試験的に使ってみよう」などとチャレンジすることがあります。

正式にはまだ使える技量はないが、ここという時の起爆剤としてはおもしろい能力を持っているので、試験的に使ってみようと判断したようです。

正式ではないけれど、今回は暫定的に使うということなのです。