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「暫定的」の意味とは?使い方や似て...(続き8)

仲間とマージャンを楽しんでいる時に、一人が腹が減ったというので、ついでにみんなでラーメンを注文しました。

出前がラーメンを持ってきたけれど、あいにく一人がトイレに行っていて帰ってきません。

代金を支払ってくれというので、彼の分800円をわたしが仮払いしました。

その後彼がトイレから帰ってきたので、本人から800円の代金をもらいました。

こんな簡単なことなら「仮払い」しておいても平気ですが、国の何兆円という予算ならそんなに簡単にはいきません。

国が本予算を成立しないうちに経費の支払いが発生すると困るので、そんな時には短期間に限って最小限度の「暫定予算」を組んで対応するのです。

この時に「一時的予算」とか「仮予算」などと表現するよりは、「暫定予算」として組む方が何か威厳があるようです。

文章で何かの報告書を提出する時などは、「暫定的」という表現をするともっともらしく見えるものです。

一般的には、「仮免許」「仮出所」「仮設住宅」や「暫定予算」「暫定税率」「暫定球」などと使い方も固定しているようで、意味と合わせて使い方も覚えておけば良いと思います。