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「暫定的」の意味とは?使い方や似て...(続き3)

仮に使ってみて、結果が良ければ正式に採用することにもなるようです。

永久的ではない

「暫定的」と言うからには、永久的ではないということでもあります。

「永久」とはいつまでも限りなく続くということです。

「永久不変」というように、限りなく変わらないということではないのです。

はかない

「暫定的」ということは永久的でないことで、いつか消えてなくなるということです。

決して長続きはしないのが特徴なのです。

束の間の出来事であって、あっけなく変わるということでもあります。

正式なものが現れると、すぐに交代になるのです。

はかなく消えてしまうのです。

「はかない」とは、「儚い」と書きますが、すぐにきえてなくなることを表します。

「暫定」とは、儚いものなのですが、正式なものが現れるまでは、その間代わりに活躍することになります。

政治の世界でも、紛争に巻き込まれた政権がまごまごしているうちに分裂してしまい、統制が取れなくなった時に「暫定政権」が誕生します。

混乱していた世の中は、一時的な暫定政権だと容認しましたが、正式な政府が誕生する気配もなく暫定政権が半永久的に継続することがあります。

暫定と言いながらも、それに代わる正式なものが誕生しないといつまでも変わらないことになります。

こんな事例もありますが、暫定というからには、そのうちに消えてしまうという「はかなさ」があるようです。

果敢ない

「果敢ない」と書いて「はかない」と読みます。

「儚い(はかない)」と同じ読み方なのですが意味は違うのです。

「果敢ない」の方は「果敢(かかん)」がないという意味です。

これで「はかない」と読むのですが、意味は「果敢」がないということなのです。

「果敢」とは、「果敢な行為」「果敢に攻める」などのように、決断力に富んで物事を思い切ってすることです。

決断力が強いことを表す言葉です。

しかし、「果敢ない」という言葉はないのです。

強いて言えば、「果敢ではない」という言葉で、決断力がないこと、決断できないこと、正式ではないことを表現しているようです。

「果敢ない」は常用外の使い方ですが、意味としては「儚い」も「果敢ない」も同じ意味のようです。

「暫定」という言葉の「はかなさ」「永久ではない」ことを表すようです。

連想される言葉


「暫定的」という言葉から連想される言葉はたくさんあります。

どちらかハッキリとしない時に「とりあえず、暫定的にきめておこう」などと一時的に決着をつける時です。

夏の暑さに困惑するさまについての川柳を募集したところ、非常に多くの応募作品が届きました。

しかし、あまりにも多くの応募作品が届いたので、この中から優秀な作品を選ぶことは大変難しく、選考委員で優れモノと思えるものを50作品ほど抜き出しました。

そして、さらにその中から選考委員が優れていると思われる作品を5点選びました。

最後にひとつだけを最優秀作品として暫定的に決めたのでした。

最終的には、川柳の専門家に判定してもらうのですが、ある程度の選別をして暫定的に評価をつけておいてから専門家にお願いする予定です。

このように、対象が多すぎたり複雑すぎる時に、暫定的な評価や区別をしておくこともあるのです。

正式ではないが、進行上暫定的に定めることはよくあることです。

同じような意味で使用される言葉もあります。

今のところ

同窓会や何かの記念大会の幹事になると、開催に当たりいろいろと準備することがあって忙しくて大変です。

人数が多くなればなるほど、判断に困ることも増えてくるのです。

例えば、会場ひとつをとっても、小さい会場で狭くなっても困るし、かといって大きい会場を予約してしまうと、参加人数が少なければ会場の雰囲気が寂しく感じてしまいます。

だから、出席人数に合わせて会場を予約したいのです。

しかし、出席者の人数を確定するには、前もって出席の有無の確認の往復はがきを送ります。

出席の可否を尋ねるのですが、何割の人からの返事が期限内に届かないことがあります。

人数に見合う部屋を予約したいときに、出欠の連絡がないと困ってしまいます。

そんな時には、誤差が生じても良いように暫定的に人数を決めておいて会場を予約するしかありません。

会場の予約係に告げる人数としては「いまのところ、参加者の人数は〇〇名です」という表現で予約することも多いようです。

暫定的に決めるのですが、表現は「今のところ」となってしまいます。