体の負担に加えて待つことによるイライラでストレスは増幅されます。
また、前文でも説明した通り、ストレスによって癌の発生原因でもある活性化酸素が発生するので、もう自分をいじめていることに変わりないですね。
さらに最悪なことは行列に並んで、長時間待って、やっと手にしたものが自分にとって満足がいかないものであった場合の喪失感とストレスは計り知れません。
行列ができているからと言って並ぶのもいいかもしれませんが、ご自身の体調や状態などを考慮に入れるべきです。
そうでないと知らない間に命を削っている危険性が高いのです。
5.待ち時間を活用するもできないことが多い
行列に並んで待っている間にいろいろと暇をつぶしていれば時間を活用できるという方はいらっしゃるかもしれませんが、実際に並んで待っている間にできることは限られています。
そんなの屁理屈だというかもしれませんが、意外にそんなものです。
待っている間にできることをやってしまって、結局待っている時間が多く感じてしまうケースはよくあることです。
スマホや文庫本など手に持ちやすいものは多く生まれていますが、果たしてそれで時間をうまく活用することはできるでしょうか?
また、突然の行列に出くわして並んでしまった場合にそのような手段はありますでしょうか?
要は最初から行列に並ぶことが頭に入っている場合、いろいろと対処法を考えることはできますが、突然遭遇し、自分も!という感じに行列に並んでしまった場合は、時間を有効活用する手段を持っていない可能性も考えられるのです。
このようなことから時間をつぶしながら待つという考え方はあるのかもしれませんが、なかなかうまく時間を活用できていない可能性も高いのです。
また、行列に並んでほしいものが手に入るまでの時間は誰も予測できません。
2時間ぐらいだろうと思っていたら倍の4時間かかってしまったということもよくある話なのです。
並ぶことはわかっていても何時間並ぶかまでは予測できていないのです。
できることは限られている
行列に並んでいる最中に時間をつぶすことができると思っていますが、実際にできることは限られています。
そこで行列に並んでいるときにできることをここからは紹介していきたいと思います。
意外と少なくてびっくりするかもしれません。
スマホを見る
現代社会ではすっかり当然のようになったのがこのスマホを見ることですが、確かに時間はつぶせますが、長時間スマホ見ていると電池の消耗が激しく、パケの使い過ぎにもつながります。
最悪の場合、並んでいる最中に充電が切れてしまうということもあります。
また、月末などでは残っているパケの量が少なくて、ネットの読み込みがスムーズに行えないということも考えられます。
つまり、スマホにも限界があるのです。
読書
時間つぶしや有効活用の代名詞になっている読書ですが、文庫本1つで時間を潰せればすごく良いのですが、果たして文庫本1つで時間はつぶせるでしょうか。
また、並んでいるということは、時折進まなくてはいけないので、ずっと集中して読むことができません。
それなら複数文庫本を持っていけばいいと思っている方もいらっしゃいますが、そんなに持ち歩くことはできますか?
かえって負担が大きくなってしまう可能性もあります。
かつては少年ジャンプなどを持って時間つぶしをしていましたが、少年ジャンプなどの雑誌も意外とすぐに読み終えてしまうものです。
時間をつぶすのに最適ではありますが、果たして目的までに費やせるかどうか気になるところではあります。
一緒に並んでいる人と話す
待ち時間を利用して並んでいる人と一緒に話すのも有効な時間の使い方ではありますが、この場合、お互いに話のネタとなるものを持っていないと長続きしません。
要は薄っぺらい会話だとそのうち相槌だけで終わってしまうのです。
少しでも長く会話を保たせるためには、ネタや話題が大切になってきます。
そのためにも会話の内容から相手が何に対して食いついてくるのかなど、しっかり把握をしなければいけません。
一方的に話しているとそれで終わってしまいます。
人が行列に並ぶ心理
ここまでの説明で行列に並ぶことがどれだけ無駄なことかわかった方も多くいらっしゃると思いますが、では、なぜそれでも人は行列に並んでしまうのでしょうか。