具体的に何が大変なのでしょうか?
大変な理由
介護福祉士が大変だと言われる理由は保育士のものと似ています。
一番の理由はその労働力とそれに見合っていない給料の安さです。
介護福祉士の手取りは17万円ほど、それより安い時もよくあります。
そんな中で朝から晩まで、時には夜勤で高齢者の介護をし続けます。
介護される方々の中には全く自分で何もできない方も多く、お風呂からトイレ、ご飯などその全てを介護士が一緒に付いてあげなければいけません。
実の親や子どもでさえ介護に疲れ果てて自殺してしまったり逃げ出してしまうほど過酷な介護。
お金をもらっていると言っても、精神的・体力的にきついことには変わりありません。
介護福祉士は勤める施設によっても待遇が結構変わりますので、一概にこれがダメだという風には言えません。
しかし、その労働力と給料は確実に見合っていないと言えるでしょう。
1位 飲食店の正社員
いよいよ大変な仕事ランキング1位ですが、意外なことに「飲食店の正社員」という結果になりました。
飲食店の正社員が大変だというのは割と周知の事実ですが、大変な仕事ランキング1位になるほどしんどい職業なのでしょうか?
飲食店はわりと仕事仲間と楽しむ時間もあったりお喋りすることも多いように見えるので、大変だと言っても何がそこまで大変なのかが分かりづらいです。
見た目にはとても楽しそうに見えるからこそ、裏の辛さがすごいのかもしれません。
大変な理由
飲食店の正社員が大変な理由はなんといってもその拘束時間の長さです。
朝の8時から夜22時まで働くなんてことはザラにありますし、社員となると忙しい時は休憩すら取れないこともあります。
加えて一緒に働く人たちがアルバイトだったりすると、シフトの急な変更や突然来なくなるなんてこともよくあることです。
そうなると、その穴を埋めるのは社員しかいません。
休みが急に出勤になったり、忙しすぎて呼び出されるなんてこともあります。
その分給料は割としっかりもらえるところも多いですが、プライベートの時間がほぼ取れないため、独身か離婚してしまう人も多いようです。
やはり、なによりも労働時間が長いということは人によって相当なストレスとなるようですね。
世界の変わった大変な仕事
日本には大変な仕事がたくさんあります。
職種によってその大変さは異なるものの、仕事によってそれぞれしんどいことは必ずあります。
日本のしんどい仕事ランキング1位の飲食店正社員に限らず、同じぐらい大変な仕事は知らないだけでたくさんあるのです。
さて、日本以外の仕事はどうなのでしょうか?世界を見ると、聞いたこともないような珍しい仕事がたくさんあります。
その中でも大変だと言われているものを4つご紹介致します。
ベーリング海の蟹漁
ベーリング海の蟹漁というのを聞いたことはありますか?おそらく多くの人が聞いたことがない仕事かもしれません。
世界中には様々な危険極まりない仕事があふれていますが、中でもこのベーリング海の蟹漁は水中の仕事としては最も大変なものの一つとして知られているのです。
何が過酷かというと、漁をする環境の過酷さが異常なのだとか。
最高の蟹がたくさん採れることで有名なベーリング海は、冬のシーズンの間とてつもない寒さに見舞われます。
マイナスの銀世界の中強風と高波にさらされながら蟹漁に励むのはとんでもないことなのです。
下水道ダイバー
下水道ダイバーもかなり過酷な仕事として知られています。
過酷というよりも、世界で最悪の仕事と呼ばれるほどその仕事環境は壮絶なものです。
下水道ダイバーは、その名の通り下水道の中をヘルメットと専用のスーツを身に付けて泳ぎ回るという仕事です。