男性と話している時、ふと気がつくと、「彼、私と目を合わしてくれない…」ってことありませんか?
それはただ単に、その男性のごく日常のごく普通の素振りなのかもしれませんが、女性には誰にでも「私をもっと見て!」という欲求があるため、その意識のズレから生じた「物足りなさ」みたいなものかもしれません。
しかし、やはり、男性側にも「目を合わせられない・視線を反らす」といった行動の裏には何かしら秘密があるようです。
今回はそんな目を合わせてくれない男性の心理を深掘りしていってみたいと思います。
目を合わせてくれないと不安になる…
女心としては、相手が誰であれ、自分と話をしているのに目を合わしてくれないと、少し不安になります。
話しかけているのにこっちを見てくれないなら「話聞いてるの?なんか他に考え事してる?」って思っちゃいますし。
相手から話しかけてくれていても顔がそっぽを向いていると「なんか言いづらいことホントはあるんじゃない?」って考えてしまいます。
話している時じゃなくても、廊下ですれ違いざま挨拶した時なんか、「おはよう」って返してはくれるんだけど、言うなりすぐ目を逸らすなんて、マジムカつくんだけど、どうして?
「なんかやっぱりあんのかな?」
実は「なんかやっぱりある」んです。
目を合わしてくれない彼の気持ちの奥には色々あるんです。
そこらへんをちょっと覗いてみましょうか。
そんなにムカつくようなことではないようですよ。
目を合わせてくれない彼の12個の心理
ではでは、なぜ、彼はあなたと目を合わしてくれないのか、いつもはお調子者か突っ張ったふりする男子の意外な心理を解き明かしていきましょう。
1.緊張している
人って何かが原因で緊張してしまうと、いつもの自分を見失ってしまいます。
ちょっとしたパニック状態になってしまって、自分に話しかけてくれる人の話が耳ではとらえていても、頭まで届かず、理解できなくなっています。
とりあえず聞き取れた情報を整理することで精一杯で、話についていけない状態になっています。
そんな状態で、相手とまともに目を合わして「うん、うん」と話が聞けるはずがありません。
また、自分から話をしなくてはならない状況においても、緊張のせいで頭の中で整理していた話の内容をひっくり返してしまい、目を合わせられないどころか、声すらでてこないこともあるでしょう。
好きだからまともに見れない
さて、緊張で心ここにあらずとなっちゃって、目を合わせられないのはわかりましたが、「なにをそんなに緊張してんの?」ってことですよね。
周りを見渡しても目の前の彼を緊張させるような物や人が無ければ…
そう、原因はあなたです!
女性も同じかもしれませんが、異性慣れしていない男子は、特に好きになった異性を前にすると、緊張してしまいます。
話しかけた男性が目を合わしてくれない時、その男性は「上手に話さなくては!」と気持ちが空回りしていたり、「変に思われてないかな?」と不安に陥っている可能性が高いです。
ただ、彼が目を合わしてくれないのは私のこと好きなんだと100%思い込むのは絶対に危険です。
最初に言ったように、ただ異性と話すことに慣れていないだけであったり、人と話すのが苦手な人であったりする場合もあります。
もしくは、単なる癖とかも。
今まで仲良く遊んでて、普通におしゃべりしていた男友達が最近態度がおかしい、目を合わしてくれない。
と言うことなら、あなたに恋しちゃった可能性は高いでしょう。
2.自分に自信がない
上記の続きになりますが、異性を好きになった男性でも、自分に何かしらの自信があって、逆にあなたを惚れさせようと狙ってきている場合は、かなり視線を合わせてきます。
彼がそういうガツガツ系の場合は女性の方が思わず目を逸らしてしまうことも多いでしょう。
要は自分に自信を持てない男性は、心理的に誰に対してであっても、目を合わせられない傾向にあります。
恋愛経験が少ないひとに多い
自分に自信がなくて目を合わせられないという傾向は、恋愛経験が少ない人に多くみられます。
ですので、中学1年生とかいう思春期真っ只中のクラスには、異性を意識し始め、まともに女子と目を合わせられない男の子でいっぱいです。
そこから、クラブなどに打ち込んでいくうちに精神的に強く成長していき、自信をつけていくわけですね。
自分に自信が持てると、同性はもとより、異性と堂々と接することができるようになり、恋愛も交際も、苦い思いもしながら、上手くできるようになります。
こういった過程を経ていなかったり、恋愛に失敗して、自信のないまま大きくなった男性も世の中には少なからずいますし、何かしら自信はあっても女性と話すことだけは苦手で恋愛経験がほとんど無かった人などもいます。
結局、恋愛経験が少ないのは、自分に自信がないからで、恋愛対象である女性に対して、目を合わせられない傾向があります。
3.警戒心が強い
これまでの人生のどのポイントでそういう性格になったかは人それぞれであるとして警戒心が強い人は人と話す時、目を合わせられない、いや合わせないようにしています。
警戒心の強い人は誰でもそういう傾向にありますが、相手が女性ともなると、異性だけに更に警戒を強める男性も多いようです。
これは、女性が信じられない、理解できないイキモノだという訳ではなく、まさしく男性側に自信がなかったり、恋愛経験が少なく、男性側に恋愛や女性についての勉強不足のせいで、女性という存在が警戒するに足りるものになってしまっています。
目は合わせることで多くの情報を交換する
よく「目は口ほどにモノを言う」というように、人は目で色んな情報を発信します。
警戒心の強い人にとって、それは「情報の発信」というよりは「自分の心の中にある情報を漏洩させている」といった方が良いかもしれません。
相手と目を合わせることで、自分の気持ち、隠し持っている情報を読み取られてしまうのを恐れており、警戒しているのだと思います。
読み取られると何か都合のわるいことでもがあるのかどうかはその人次第ですが、まあ、誰でもあまり心の奥深くまで見せたくないものではあります。
何らかのきっかけで他人に対する警戒心が強くなった人なら特にそうだろうと思います。
自分を知られたくない
自分のことは自分がよく知っているはずです。
だからあまり他人に知られたくない自分のひとつやふたつ誰しも持っているはずです。
本当の自分を丸々さらけ出して生きている人なんて絶対にいないはずです。
ところが、自分の気持ちや感情は顔の表情や目に現れてしまうもので、そこから他人に本当の自分や隠そうとしていた部分を読み取られてしまうのを警戒して生きている人の方が圧倒的に多いはずです。
だから、自分自身を隠すこと自体は犯罪でも何でもなく、誰にも迷惑はかかりません。
そして、何も恥ずべき心理ではありません。
ただ、人はお互いに、自分を隠すことは悪いことではないと思いながらも、みんながみんな何かを隠し持っていることはわかっており、だから他人の本当の姿が気になり、他人のプライベートに興味を持ち、人の言葉以外からもその人の情報を得ようとするわけです。
それがまた逆に、そういう気持ちをお互いに持っていると解っているもんだから、人に対する警戒心を持つことになるんですね。
心を見られるのが恥ずかしい
自分に自信がなかったり、何か負い目を感じているものがあるなら、当然のごとく自分を隠したくなります。
自分の心の内、特にネガティブな内容を自分から人に教えることはまずないと思います。
なら、人に覗かれることも絶対に嫌なはずです。
とどのつまり、自分に自信がない人は、自分の中に人に見られて恥ずかしい部分がある。
見せたくない。
だけど人は人の隠しているものにとっても興味を持つ。
だから人は信用できない。
警戒心が強まる。
といった流れで、人と目を合わせられなくなるんですね。
4.考え事をしている
話をしているのに目を合わしてくれない男性は、ただ単に「考え事をしている」可能性もあります。
彼にも色々悩み事もあって、あなたの話をちゃんと聞けないこともあるかもしれません。
また、あなたが話した内容について、彼なりに頭の中で整理しようとしているのかもしれません。
男と女では思考回路も少し違うでしょうから、女子の話、話し手の気持ちをなんとか男の脳ミソで理解しようとしているのかもしれません。
こういう男性は結構多く、女性の話についていけていない場面も多々あります。
そして、それがきっかけで女性と話すことが苦手になり、女性を前にするとなんとなく緊張してしまって、目を合わせられなくなってしまった男性も多いと思います。
男性が考え事している時は、あなたの方が一端話に一息いれてあげるといいでしょうね。
話すとき女性が目を合わせるのは共感しようとするから
みんながみんなそうだとは言えませんが、女性はおしゃべりが大好きですよね。
そして、ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、話したかったことを話してしまえば満足でき、話した相手に共感してもらえれば、それだけで幸福感が得られます。
そういう女性の特質を女性たち自身は知っているので、人の話を聞くときに共感してあげようと、目を合わせるようにします。
そして、話し手の方も、私の話に「共感してね~!」という気持ちを目で訴えてくるわけです。
ところが、男性はというと…
男性は問題を解決しようと考えることを優先するため目が合わないことが多い
ただ、聞いて、共感してあげればいいだけなのに、と言うと女性に対して失礼かもしれませんが、しかしながら、それすらできないのが男というものです。
これって、そういう能力がないというわけではないんです。
男の思考回路は、問題を論理的に解決することを優先させ、的確な答えを見つけよう、返そうとします。
そのため、頭の中が一端「ヒアリングモード」から「シンキングモード」になり、今しがた女性が投げ掛けたトピックについて、独り考えてしまいます。
そして、矢継ぎ早に繰り出す女性の次のトピックをシャットダウンしてしまい、話し手の「答えなんかいらない!聞いて!聞いて!」と訴える目も見られなくなるのです。
5.気持ちが他のことに逸れている
話し手の女性の話の内容とは全く違うことを考えている場合もあります。
最初からそんな状態だと、話し手にとって全く失礼な話ですが、上記のように話の前半でシンキングモードになってしまうと、後半女性の話が耳に入ってこない場合もあります。
一応、話し手の話を聞いて自分なりに理解しようとしているんですが、次から次へと押し寄せてくる色んなトピックに対応しきれず、気がつかない内に男性の思考も別のところへいってしまうこともあるでしょう。
ただ、このように、男性の特質として、色んなことを同時に考えられないというところがあります。
だからこそ、あなたと目を合わせていない時は、あなたの話がつまらないのではなく、もっと男性にとって熟考するに価することがあるのかもしれません。
6.悩みや心配事がある
男性に限らず、人は悩みや心配事があると、勉強や仕事に集中できなくなりますよね。
人の話も、その悩み事の相談ごとでない限り、集中して聞くことができません。
ならば目を合わせることも難しいでしょう。
まあ、もちろん、あなただって大事な話をしているのかもしれません。
それでも彼が目を合わしてくれないのなら、彼はその大事な話さえ、目を合わせて聞けないぐらいの悩み事を抱えていそうな気がします。
だから、もし、彼が目を合わしてくれないのなら、まず、そこらへんを疑ってみるのがマストですね。
「なんで目を反らすのよ!」とイラッとする前に、「なんかあったの?」と心配してあげましょう。
まあ、もちろん何でもなく、これから以下に紹介していくような場合もありますが…
7.あなたに興味がない
非常に悲しいことですが、こういう場合もあるということは、知っておきましょう。
男女に限らず、興味のない人の話は上の空で聞いてしまいます。
だから、あなただって気になる彼以外の男性と話をするとき、興味のない相手だったら、どこまでしっかり話を聞けるでしょうか?
相手の目を見て話が聞けるでしょうか?
あなたが彼を見ても、彼から目を合わせてくれないのは、目を反らしているのではなく、元々あなたを見ていないだけです。
興味がないから。
なぜ、彼があなたに興味を持てないのかはしりませんが、彼が目を合わしてくれない理由として、こういうこともあり得るということは覚えておいてください。
あなたの気持ちだけが先走ってしまっている可能性があります。
8.あなたの相手をしたくない
あなたに興味が無いわけではないのですが、先程も紹介した可能性としてあるように、悩み事があったり、他にも興味があることがあったり、やらなくてはいけないこと、考えなくてはいけないことがあり、あまりあなたの相手をしている時間がなかったりします。
また、そんなときでも「私を見て!話を聞いて!かまって!」と言わんばかりにコンタクトを取ろうとするあなたに対して、対応に困っている可能性も高いと思います。
傷付けたくないから言わないけれど心では面倒くさいと思っている
あなたと彼がそれなりの関係であったのなら、彼は心の中では「面倒くさい」と思っていても、傷つけたくなくて口に出さない場合もあります。
それが解らず、あなたがどんどんと自分を主張していくと、とても危険です。
「話を聞いてやらなくてはならない」
「いちいち共感してしてやらなくてはならない」
「それをしないと不機嫌になられる」
「あ~めんどくさ!」こんな気持ちに彼はなっていっているかもしれません。
全面的にあなたを拒否しようという気持ちを最初から持つことはまずありませんので、彼が目を合わしてくれないような事が多くなったら、少し様子を見てあげることも大事です。
9.あなたの気持ちが重い
人同士の付き合い方や仲良さの度合い等に対して持っている価値観は人それぞれなので、人間関係には気持ちの不釣り合いなど当然あることです。
ですので、彼が目を合わしてくれない理由としても、当然のごとく価値観の不均等はあるはずです。
これも非常に残念なことですが、あり得ないことはありません。
あなたが思うほど、彼はあなたを思っていないかもしれません。
そのため、あなたの、女性にありがちな執拗に追っかける気持ちが、彼をさらに萎えさせているかもしれません。
向き合いたくない
男は、気持ちが不釣り合いだ、相手の方が重い、価値観が違いすぎる、この溝は埋められそうにない、というか、埋める努力をするのは疲れる。
と感じると、けっこうあからさまに相手を避け始めます。
男同士なら、昔は「カラッとした付き合いができて、ぶつかり合ってもすぐ仲直りすることができる」なんて言われていました。
ですが、現代では少し事情は違うようで、男同士でも、確執や喧嘩はあり、それが職場の雰囲気や業務進行にも支障を来すことも多々あるようです。
今やそんな生き物になってしまった男の人が、ひと度「もう顔を合わせるのも面倒だ」と思ってしまったなら、再び目を合わせてもらえるのも困難なことでしょう。
こうなると、というより、こうなる前にすべきことは「目を合わせてもらえない」ことに気をとられていてはいけません。
目を合さなくてもいいから、話し合いですね。
10.隠し事がある
先ほど、「人は目から情報を発信する、もしくは読み取ることができる」とお話ししたように、心の中に何か読み取られたくないこと、ズバリ隠し事があったりすると、無意識の内に目を合わせないようにします。
それが「心配事や悩み事」なのか、「あなたにとってマイナスな気持ち」なのか、はたまた「本当の自分の(自信が持てない)姿」なのかはわかりません。
ですが、彼が目を合わしてくれないの理由としてはこの「隠し事がある」というのが一番大きい理由でしょう。
サプライズを考えてる場合もある
じゃあ、何を隠しているのか?ということが気になりますよね。
まあ、色々あるとは思いますが、隠し事というとあんまり良いことではなさそうです。
しかしながら、この項ではちょっとポジティブに考えることにしましょう。
もしかすると、サプライズであなたを喜ばせようと、何かを企んでいるかもしれません。
誕生日はもうすぐじゃないですか?それか何か二人の記念日はそろそろじゃなかったですかね?
もしかすると、おもむろに膝まずかれて、婚約指輪を差し出されたりして!
彼の隠し事をネガティブに考えると沢山出てきますが、ポジティブに妄想しても同じくらい幸せになりそうなことが思い浮かんできます。
なら、彼が隠し事してそうな時は、ポジティブな気持ちでいましょう。
但し、何を隠しているのか「どうしたの?なんか悩み事?」と、さりげなく聞き出そうとするのは構いません。
ですが、二人の関係には特に問題はないとポジティブに考えていたとしても、「目を合わせてよ!話を聞いてよ!」という欲求むき出しでガツガツ接するのは危ないです。
何度も言うように、彼の隠し事があんまりいいことじゃなかったりしたら、彼を疲れさせたりしますので。
11.あなたを女性として見れない
この場合、かなり失礼な、ショックな状況です。
しかし、考え方としては、あなたに女性としての魅力がないというわけではなく、彼の方に男性としての精神的そして肉体的機能が無くなってしまっているか、正常に機能していないと考えましょう。
男というのは勝手な生き物です。
「美人は三日で飽きる」なんて昔からよく言いますけど、ひどいと思いませんか?「綺麗だ、可愛い」と誉めそやしておいて、三日で「もう飽きた…」なんて、馬鹿げてますよね。
そんな男は相手が美人じゃなくてもすぐどこかにいってしまうでしょう。
まあ、だから、彼が目を合わしてくれない理由がこれであったとしても、残念に思う必要はないのですが、ただ、男の性質として、こんな屈辱的な行動に走ることはありうるということは覚えておきましょう。
12.怒っている
何でも言い合える仲だと、あまり無いことですが、付き合い始めの男女にはどちらにもこういうことがあるのではないでしょうか。
相手の何気ないちょっとした言動が自分の癇にさわり、腹が立ったのだけれど、最近付き合い始めたばかりで、険悪なムードにしたくないというのもあり、文句を言えないでいる状況です。
しかし、黙ってなにも言わなかったために、相手も怒らすようなことを言ったりしているとは気づかず、また相手が嫌がる振る舞いをしてしまうというパターンに陥って、段々と「この人とこれから本当にうまくやっていけるのかな?」と、不安になっている時、相手の目を見られないのではないでしょうか。
目を合わせてもらえるようにするには
このように、彼が目を合わしてくれない理由も様々です。
そして、ここではそれらの理由の「可能性」を紹介しただけで、「こういう時の彼はこういう心理状態」というような目を合わしてくれない理由を断定できてはいません。
もしかすると、ここまで読んでもらって、逆にあなたをさらに不安にさせてしまったかもしれませんね。
そこで、ここからは、彼が目を合わしてくれない理由はともあれ、目を合わせてもらえるようにするにはどうすればよいか考えていきたいと思います。
顔を近づけて話をする
人には自分でも自覚していない自分のテリトリーというものがあります。
いわゆる自分を中心とした円形のなわばりです。
まあ、単純にどれぐらい自分から相手に、もしくは相手から自分の近くまで近寄れるか、近寄らせられるか、という話なんですが、その相手の持つ縄張りに思いきってグイグイと入って行ってみてください。
それは、「私は私のテリトリーにあなたをここまで入らせてあげられるのよ」という好意の現れであり、「だから、あなたも私の侵入を許して」という意思表示です。
その距離で目を合わしてくれないのなら、かなり彼は恥ずかしがっていると言えるでしょう。
つまり、あなたに何らかの好意があって、しかし、あなたの大胆さに釣り合うほどの自信がなく、目が合わせられないのです。
もし、彼があなたになんにも興味がないなら、目はもちろん合わせず、あなたのテリトリーから、というより、自分のテリトリー外にあなたを出すために、あなたから距離をおこうとするでしょう。
名前を読んでから話をしよう
これ、ビジネスマナーの世界でも言われていることなんですが、久しぶりに会う相手にする挨拶には「丁寧な挨拶」と「印象の良い挨拶」とがあるそうで、丁寧な方は、ご存知の通り「お久しぶりです。ご無沙汰しています。」でしょう。
しかし、印象が良いとなると、「○○(相手)さん!お久しぶりです、××(自分)です!」となるのだそうです。
つまり、相手の名前を呼ぶということは、相手は「自分の名前を覚えてくれていた!自分を尊重してくれていた」と感じられ、印象が良いのだそうです。
丁寧な挨拶は丁寧でいいんですが、当たり前感がありますもんね。
ですので、毎日会う友達であったとしても、「○○君!」と名前を呼んで話しかけるようにしましょう。
ちょっとした通りすがりの挨拶であっても同じです。
「○○君!おはよう!」毎日会うわけなんですけど、名前を呼ぶだけで、毎日の当たり前な挨拶に特別感がでますよね。
すると、名前を呼ばれたなら、無視もできません。
きっとあなたと目を合わしてくれるでしょう。
話すときはニッコリ笑顔で
彼がどういう気持ちでいるかはさておき、「目を合わしたい人」、「見つめ合いたい顔」、「目があって嬉しいと思える目」ってどんなのでしょう。
絶対に怒って睨み付けている顔とか、なに考えているかわからない無表情とかではないですよね。
とにかく「笑顔」が大事なんではないでしょうか?
「笑顔」で話しかけることによって、相手の警戒心を解くことができ、自信がない彼でも「何だか元気でる」と感じられ、「また会いたい、話したい」と思ってくれるのではないでしょうか。
「次はもっと近くで目を合わしたい」なんてことも。
横に座る
「前に座る」と逆に目を合わせづらくなりますよね。
かといって「横に座る」とどうかというと、目を合わせなくてよくなってしまって、この方法は目を合わすためにはあまり効果的じゃないんじゃないかなと思えるかもしれません。
実はこの方法、「目を合わせるための方法」ではなく、まさに「目を合わせなくて済む方法」なんです。
どうして、ここでご紹介するかというと、「目を合わそうとしない彼」と「目を合わせてほしいと願うあなた」のお互いにとって一番精神的に楽な距離、楽な姿勢なんです。
どういう理由かは知りませんが、あなたと目を合わせられない彼に対して、あなたが真正面から「目ぇ見ろ、オイ。
」みたいな姿勢で迫ると上手く行くわけがありません。
だから、敢えてお互いに目を合わせづらい体勢で話をすることによって、彼は「目を見なきゃいけない」という圧力から解放されます。
そして、あなたは、目を合わせづらい体勢で話をしているので、目が合わなくても仕方ない。
そう、思えるはずです。
すると、不思議と会話が弾んだりするものです。
楽しい会話が進む内、お互いの気持ちも打ち解け、あなたがチラッと彼の方を見ると、彼もあなたが見ていることに気づいて、思わずあなたを見るでしょう。
この方法、要は「まず目を合わせて云々」ということではなく、目を合わせられるようになるまでの雰囲気づくりのための方法です。
この方法で一番肝心なのは「彼の隣に座れるか」というところです。
人にはそれぞれ他人を受け入れられる距離(テリトリー)があるとお話ししました。
つまり、まず「彼の隣に座る」という彼のテリトリーを攻略することができれば、すでに目標達成です。
その後、目を合わせて話をすることなど9割方成功するでしょう。
まとめ
ここまで読んでいただいてお分かりのように、彼が目を合わしてくれない状況ってけっこう複雑でややこしいですね。
あなたは「彼って恥ずかしがり屋さんなんだ、かわいい~」と思っていても、実は彼はあなたに何らかの不満を感じていたりして、それに気づかないでいると、とうとう目線どころか、近づきもしてくれないようになりそうです。
そうならないためにも、彼が目を合わしてくれないようになったら、それは男が良いことにせよ悪いことにせよ何か考え事をしている時ですので、少し時間を与えてあげましょう。
しばらくしてから、「なんかあったの?」と聞いてみるといいかもしれません。
また、賢いあなたならもうお気づきかと思います。
彼が目を合わせられない原因が「あなた」であるということ。
非常に腹立たしい現実ですが、もし、そうであるならあなた自身が「目を引く女性」を目指すことです。
彼がずっと見ていたい存在、目があって嬉しいと思える存在になれるよう頑張りましょう!