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不満を上手に伝える8個のコツ!相手...(続き4)

そんなことを言われたこともないので嬉しくなって、言うことを素直に聞いてくれるようになるのです。

悪い印象だけが残らないように

同じことばかり褒め続けると、「自分はすごいんだ」と勘違いしてしまい、褒められて当然のように思い込んでしまいます。

そうすると、何を褒めても当然のように感じるので、褒める効果は無くなります。

褒めてくれないと「何だ、偉そうにして」と軽蔑されることにもなります。

仕事の能力や実績などを褒めるのでもなく、相手の何かのこだわりを見つけてあげて、それを褒めることも良い方法です。

ビジネスマンなら相手のネクタイとか腕時計など、持ち物を褒めてあげてその人のこだわりを理解してあげるのです。

「いいデザインのネクタイですね!」などと注目すると、「これは今年の流行の色合いだよ」とこだわりを披露してくるかもしれません。

それから「今のスーツとぴったりで、センスがいいですね」などと褒めてあげてから、伝えたいことをさりげなく切り出すのです。

悪い印象が残らないように、さらりと言いたいことを告げるのです。

女性のアクセサリーなども、こだわりを持って選別して購入したものが多いはずです。

そんなもののひとつを「おしゃれですね」などとさりげなく褒めてあげると、無理も聞いてくれることもあるようです。

改善しようと思ってもらいやすい

褒めながら伝えると相手が受け入れやすくなる傾向があります。

ある営業マンの営業報告書を見た購買担当の者が「彼のレポートで市場の動向がよく分かるのです。仕入の参考にさせてもらっています」などと褒めていたことを披露すると、当の営業マンは仕事に力が入って、販売も市場動向も詳しく調査するようになったそうです。

何かの行動を褒めてもらうと、もっと改善してよりよく行動できるように変化するものです。

このような状況の時に、もっと改善してほしいことを伝えると前向きに考えてくれやすくなります。

3.強く言わない

不思議なことに、同じ言葉でも誰が言ったか、どのように言ったかで、「許される場合」と「納得できない場合」とに分かれるものです。

あの人はきっと言い方がきついと思われていると、たとえ優しく言っても相手は拒否するように身構えてしまうものです。

そのため、そのように印象付けられている人は、決して強く言わないように心がけましょう。

暴言にしない

相手のことを考えずに、ひたすら思っていることを強い口調で告げる時、それは暴言と言われることもあります。

暴言とは、礼を失した乱暴な言葉であって、無茶なことなのです。

暴言を吐く時というのは、だいたいが何かに逆上して興奮している時に多いようです。

一方的に自分の不満を相手にぶつけるようです。

しばしば相手を傷つけることになってしまいます。

相手を傷つけないようにするには、暴言にしないことなのです。

ただの否定だと思われないように

強く言う時には、相手の意見や行動を否定する時が多いようです。

何から何まで強い言葉で言いくるめるのです。

相手の意見を尊重することはないのです。

これでは、コミュニケーションなどはできるはずもないのです。

ただ相手の意見を否定するだけのことでは無いことも理解してもらわなければなりません。

追い詰めるように話さない

理屈っぽく伝えても、何か相手の非を探して追い込むように感じてしまうでしょう。

正義はこちらの方にあって、言うことを聞いた方が得だよと言わんばかりに追いつめるように話してはいけません。

常に相手に敬意を見せるような話し方が良いのです。

4.自分の至らない部分を話題にしながら

自分はまだまだ欠点が多くて未完成な人間だと思わせるように、自分の至らない部分や失敗談を話題にしながら何かを伝えることもできます。