もちろん、この承認欲求というのは、強くなればなるほど他人からは嫌われてしまうものです。
認められたいからこれをする、自分をもっと良い状況にしたいからこれをすると考えていては、これ自体が見返りを求めることに繋がってしまいますからね。
みなさんの周りにも、承認欲求が強い人というのは、何かしら見返りを求めてきませんか?
思い返してみれば、きっと当てはまる部分があるはずですよ。
7.自信のなさの表れ
続いては「自信のなさの表れ」ということです。
見返りを求める人は、なんで見返りを求めるんだろう?と根本的な部分を考えてみた時、まず一つはケチなど損得勘定の部分が挙げられると思います。
それとは別に、自信のなさの表れから見返りを求めるとも言われています。
自信のなさから見返りを求めている人の特徴として、その見返りをもらったことにより、こんなに自分は認められている、それだけの価値がある行動をしたと、目に見える結果が欲しいんですね。
もちろん、自分に自信がある人であれば、そんなことはまず考えないでしょう。
結果が見えずとも、自分のしていることが正しいとちゃんと理解できている人であれば、結果はおのずとついてくるものです。
しかし、その自信のなさの表れから、見返りを求めていては、現状は良くても必ずどこかでも見返りをもらえなくなってしまう時がきます。
そういった時に、自信を得るために見返りを求めていた人は、今度はどうやって自信を得ていくんでしょうか?
不器用な生き方に見えますよね。
8.協調性がない
続いては「協調性がない」ということです。
これも見返りを求める人の特徴で、極端に協調性がない人が多いです。
これは、見返りを求める行動や発言をしないといけないが為に、協調性を持てなくなっているのでしょう。
例えばですが、見返りを求める人の特徴で損得勘定というのがあったと思います。
しかし、毎度毎度損得勘定で動いていては、団体行動が出来ない時って必ず出てきますよね?
そんな時、通常であれば見返りを諦めて団体行動を選択するんでしょうが、見返りを求める人は、損得勘定の方を優先してしまうんですね。
その選択が協調性のなさとなって表れてくるようです。
学校でも会社でもそうですが、協調性がない人というのは、どうしても浮いてしまうものです。
それに、会社であれば目指している方向はみんな同じはずなので、協調性のなさは致命傷ですね。
それに気づけず、目の前の損得勘定で動き、協調性をなくしてしまっては本末転倒です。
でも、それに気づけていないからこそ、見返りを優先してしまうのでしょう。
9.遠慮を知らない
続いては「遠慮を知らない」ということです。
見返りを求める人の多くは、遠慮という言葉を知りません。
例えばですが、友達の家のお手伝いをしたとして、お礼にお菓子なんか出されることがありますよね。
そういった場合みなさんは出された分、全部食べちゃいますか?
もちろんちょっと遠慮して、少しだけいただいて残りは家族で食べてくださいなど気を遣うものです。
しかし、見返りを求めているだけに、それは全部自分の手柄だと勘違いしてしまうんですね。
いくらでも食べていいからという親切心で言ってくれた言葉をそのまま受け取ってしまいます。
挙句にはおかわりを要求する人までいるぐらいです。
遠慮をしらないというのは、失礼に値する場面がたくさん出てくるでしょう。
そういった部分に気づけないのも、見返りを求める人の特徴の一つです。
10.恩着せがましい
続いては「恩着せがましい」ということです。