世の中には何の見返りも求めずに、単純に善意で協力してくれる人って意外とたくさんいるものですからね。
あなたが頼みごとをされた時見返りを求める前に、なぜ自分が頼られているのかしっかり考えてみましょう。
誰も助けてくれなくなる
続いては「誰も助けてくれなくなる」ということです。
心理的特徴でも挙げてきましたが、見返りを求める人は、人のせいにしたり、利己主義で動いたりと基本自分中心の考え方が定着しています。
もちろんそんなことを続けていては、誰からも相手にされなくなるだけでなく、本当に困った時に、誰も助けてくれないという最悪の事態を招いてしまいます。
仕事でもプライベートでもそうですが、必ず自分一人では解決できないような問題というのは発生するものです。
見返りばかり求めていては、本当に重要な場面で自分に返ってきて、逆に見返りを求められる結果になってしまうかもしれませんね。
見返りを求めないようにするための6個の改善方法は?
では、見返りを求めてしまう人はどうすればやっかいな見返りを求めなくてすむのでしょうか?
毎回見返りを求めている人からすれば、ごく自然のことで、癖のようなものかもしれませんが、自分が注意することで必ず防ぐことができます。
見返りのデメリットを防ぐ為には、どうすればよいのか、その方法についてご紹介していきましょう。
1.思っても口に出さないようにする
まずは「思っても口に出さないようにする」ということです。
ごく普通の会話として見返りを求めてしまっているかもしれないので、少し意識することが必要です。
まず損得勘定で計算した部分があったとしても、それを口に出さないことです。
先ほどのご紹介した中にありましたが、あなたが誠心誠意お願いごとに対応すれば、結果と一緒に見返りはついてくることがあります。
こうなればいいな、これだったら見返りがもらえるかもしれないと、自分の胸の中だけにとどめておくのです。
普段から見返りを求めていた人でも、そうすることによって周囲からの見方がちょっと変わって、相手から見返りの話が自然と出てくるかもしれませんよ。
2.思いやりの心を持つ
続いては「思いやりの心を持つ」ということです。
これは損得勘定で動いていたのでは、絶対に不可能なことです。
見返りを求める人の特徴で利己主義とありましたが、まずその考え方から改善しなければなりません。
利己主義の考え方であれば、自分だけが利益を得られれば良いという考え方ですので、まったく相手のことを考えていないですよね?
まずは、お願いごとをされた場合は、相手がどんな状況や立場にいるのかじっくり観察してみてください。
少なくとも、見返りを求めてくるあなたに助けを求めてくるぐらいなので、よっぽどの状況なのでしょう。
そんな相手のどうしようもない状況を理解して、自分がその立場だったらどうするだろうと考えてみてください。
見返りを求めるあなたでも、同じように助けを求めるはずです。
そんな相手の立場に立って、状況を理解し行動することで、相手の気持ちが少し理解できるかもしれません。
相手のことを普段から考えて行動していない人であれば、少し難しいでしょう。
しかし、思いやりの心は必ず自分にも返ってきますので、時間をかけてじっくり理解していけるようにしましょう。
「思いやりのある人の特徴9つ!思いやりの心を持つには?」の記事の特徴や、思いやりの心を持つ方法も参考にしてみてください。
3.愛情を持つ
続いては「愛情を持つ」ということです。
なんで他人に愛情を持たないといけないの?と思う人がたくさんいるでしょうが、何事にも愛情は大切です。
それが欠けてしまうと、どうしてもどこかが雑になってしまったり、相手のことをないがしろにしてしまったりするものです。
見返りばかり求めている人は、プライベートで自分によくしてくれている家族や友人のことを考えてみてください。
あなたも見返りを求めずに接している人が、必ず一人はいるはずです。
まずは、他人だからという考え方を捨てることです。
会社でも学校でもそうですが、みんな目指している方向性は大まかには同じはずです。