愛情を持って接することで、その気持ちは相手にも伝わりますので、自然と良好な関係が築けるはずです。
見返りを求めすぎて失ってしまった人間関係を修復するには、愛情を持って接することはとっても重要なことですよ。
4.奉仕の精神を持つ
続いては「奉仕の精神を持つ」ということです。
見返りを求める人にとっては、最も難しいことかもしれませんが、ここを改善しなければ話になりません。
みなさんの地域や知っている団体でもボランティアを行っている団体っていますよね?
見返りを求める人は、ボランティアをしている人がなぜそんなことをしているか、理解できますか?おそらく理解できないでしょう。
例えば地域の清掃活動であれば、自分たちが普段住んでいる地域でそれだけお世話になっているからと、感謝の気持ちで清掃活動を行っています。
ボランティアというのは、もちろん見返りは発生しません。
それが発生するならそれは、仕事になってしまいますからね。
そんな無償の奉仕精神の塊となっているのが、ボランティア団体です。
いきなり奉仕の精神を持てといっても難しいでしょう。
ボランティアをしている人のブログだったり、団体の活動記録を時間がある時に一度見てみてください。
どういった想いで、その活動をしており、それがどういった結果に繋がるのか一連の流れをみてみましょう。
おのずと理解できる部分が出てくるはずです。
そういったところから、奉仕の精神を学ぶことも重要なポイントですよ。
5.小さなお返しでも喜ぶ
続いては「小さなお返しでも喜ぶ」ことです。
見返りを求める人は、損得勘定で動いている為、予想以上に見返りが少ないと露骨に態度に出てしまう人が多いでしょう。
しかし、見返りを求めないようにするには、それは絶対にNGです。
相手の立場になって考えてもらいたいのですが、見返りをしてくれる相手にも、立場や状況があります。
例えばですが、見返りを求めている人が思っている以上に、相手は経済的にシビアな状況に置かれているかもしれません。
そんな中してくれた見返りは、あなたにとっては小さなものかもしれませんが、相手にとっては最大限してくれているかもしれません。
そういった気持ちや相手の行為をちゃんと受け止め、どんな小さなことでも真摯に喜ぶことが大切です。
そういった行動を繰り返していれば、おのずと見返りをもらえるような人間になれるでしょう。
それに、自分から進んで見返りを求めたいと思わなくなるはずですよ。
6.見返り=相手の笑顔と考える
最後は「見返り=相手の笑顔と考える」ことです。
これは、最終的な段階かもしれませんが、見返りというのは、物や金銭であったり、目で見える価値があるもののことを言うと思います。
しかし、そう考えていては見返りを要求する人のまま終わってしまうでしょう。
頼みごとをしてくる相手にいつも見返りを求めているかもしれませんが、見返りをもらった相手はどんな表情をしていますか?
おそらく微妙な表情で心から感謝の気持ちを伝えてきている人は、なかなかいないのではないでしょうか?
しかし、一度見返りを求めずに頼みごとを終えてみてください。
まったく違った表情が見れるはずです。
多くの人は、その相手のためを思って、お願いごとを聞いているものです。
それは、その人が本当にその問題から解放させてあげたいという気持ちからです。
純粋にお願いごとを聞いている人であれば、相手の笑顔が一番の見返りだと感じているはずです。
世の中には、そういった考え方を持っている人がたくさんいるということを、ちゃんと認識して、自分もその仲間入りをしなければなりません。
見返り=物ではなく、相手の笑顔ということを常に忘れないように心にとどめておきましょう。
見返りを求める人にならないように!
最後となりますが、見返りを求めない人になるには、想像している以上に気配りが必要になると思います。