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節度をわきまえるための11個の注意点(続き3)

しかし、節度ある行動を取るにも、いくつかの注意点が存在します。

という訳で続いては、“節度をわきまえるための注意点”をご紹介!

TPOにあった行動をする

節度をわきまえるにはTPOを把握し、それに合った行動を取る必要があります。

「TPO」とは、T:time…時間・P:place…場所・O:occasion…場合(opportunity…機会)の略で、「時間と場所、場合(機会)に合わせる」という意味を持つ和製英語です。

TPOの意味を「空気を読む事」と認識している人も多いみたいですが、空気を読み場面場面で態度を変えるのではなく、「いつ・どこで・での様な場面か」をよく理解し、一貫した対応を行なえば良いと言えます。

特にビジネスにおいてはTPOに応じた態度が求められる機会が多いと言えるでしょう。

TPOを無視した振る舞いをしてしまうと、自身や会社の信頼を落としてしまう恐れがあるからです。

ビジネスの場に限らず、周囲から「常識のない人だな…」と思われない為にも、普段からTPOをしっかり意識して節度をわきまえた行動に繋げたいですね。

調子に乗りすぎない

調子に乗る事自体は悪くありません。

勢いとリズムに乗る事で物事がスムーズに進み、さらなる成功に繋がる事もあるでしょう。

しかし、調子に乗り過ぎて度を越してしまうのは、「節度をわきまえている」とは言えません。

調子に乗り過ぎてしまうと感情の抑えが利かなくなり、つい度を越した行動を取ってしまうものです。

節度をわきまえた行動を取るなら、「これ以上はよしておこう」とか「そろそろやめておいた方が良いかも」という度合いを理解し、セーブする事を覚えましょう。

また、感情をコントロールし超えてはならないラインを的確に判断する為に、常に冷静さを保つ事も重要かもしれませんね。

周りの人に迷惑を掛けない

周りの人にしょっちゅう迷惑を掛けてしまうという事は、節度がわきまえられていない証拠。

もちろん生きている以上、周りの人に全く迷惑をかけないという事は不可能ですが、それを抜きにして迷惑ばかり掛けている様では不味いですよね…。

他人に迷惑ばかり掛けるだらしない人に対して、嫌悪感を抱く人も少なくありません。

節度をわきまえた行動を目指すなら、普段から意識する事が大切でしょう。

ただし、「迷惑をかけない様に…」と意識すると何も出来なくなってしまう恐れがあるので、「今の行動は周りの人に迷惑を掛けていないかな?」と意識する様にした方が良いかもしれませんね。

また、周囲に迷惑を掛けない様にするには、ルールを守る事も大切。

世の中には人と上手く付き合うのに必要なルールやマナーがあります。

そういうのを1つ1つ守れば、他人に迷惑を掛ける機会も減らせるはずですよ。

無理しすぎない

「無理をしている」という自覚がある時点で、最適な程度を越している状態と言えるでしょう。

もちろん、生きていれば無理をしなければならない場面も出てくるでしょうし、何かを頑張るのはとても素晴らしい事だと思います。

また、がむしゃらに頑張る事でやりがいや生きがいを感じたり、それが自信に繋がる事もあるでしょう。

ですが、過剰な頑張りが無理に変わると、自身を追い込んでしまう恐れがあります。

それでは節度をわきまえた行動も取れないでしょう…。

節度をわきまえるには何事も過度にやり過ぎない様、自分で制御を働かせなければなりません。

その為にも自分の限界を知り境界線を設定しておく必要があるでしょう。

つい自分の限界を超えてまで頑張ってしまう人は、限界の境界線を常に意識してみて下さいね。

ストレスを感じない程度に

現代社会においてストレスはつきものですが、度を越した行動は更なるストレスに繋がる可能性が…。

なので、「ストレスを感じない程度」というのも、節度をわきまえる行動の1つの基準となるでしょう。

また、ストレスを溜め込んでいたり、そのストレスが爆発する事で、節度のない行動を招いてしまう事もあります。

ストレスを感じていると心のコントロールも上手く出来なくなりますし、精神的に余裕があるからこそ理性が働くもの。

だから、こまめにストレスを発散する事が大切です。