この様に後先考えず行動すれば、人を傷つけたり場の空気を悪くしたりと、反省してもどうにもならない事態を招く恐れがあります。
特に周りを巻き込む言動は、信用を失ったり周囲が離れていってしまうリスクもあるので、先の事をしっかり考えてから行動したいものですね。
目立ちたがりで無理をする
目立ちたがりの人は周囲に必死にアピールしている内に、だんだんと無理をしてしまう傾向にあります。
そういう無理を伴う行動は節度があるとは言えません…。
これは、威勢だけが良くて実力が伴わないタイプに多いのですが、例えばみんなで何かをやる時に、人をまとめる能力がないのにも関わらず、「目立ちたい!」という理由だけで仕切り役に立候補する人がいたとします。
しかし、仕切り役に実力がなければ、周りは安心してついていけないでしょう。
本人も、普通に頑張っただけではみんながついて来ないと気付けば、自然と「もっと頑張らなくては!」という気持ちになると思いますが、それが自分の限界を超えた無理に繋がってしまうのです。
目立ちたがり屋の人には、「無理をしたり自分を偽ってでも、周りの注目を浴びたい!」という心理があると思うので、そういった考えも節度がない行動に繋がってしまっているのかもしれませんね。
いつも後悔ばかりしている人
いつも後悔ばかりしている人も節度がないのかもしれません。
と言うのも、節度がない行動は損を招くので後悔する機会も多いからです。
また、ネガティブな人は成功すると調子に乗り過ぎ、節度の無い行動を取って大失敗を招く傾向があります。
逆に、ポジティブな人は成功てもそこからもっと気を引き締め、さらに成功を勝ち取るものです。
いきなり考え方を変えるのは難しいと思いますが、自分がネガティブ思考だという自覚がある人は、せめて成功後にはしゃぎ過ぎない様に注意した方が良さそうですね。
自信過剰
自信過剰な人はその特有な考え方のせいで、節度がない行動を引き起こしていると言えます。
例えば、「自分はすごい人間なんだ!」と自身の力を過信する事によって、最終的に無理をしなければならない状況に陥ってしまったり、調子に乗りすぎた結果、失敗を招いてしまったり…。
自分の力量や限界を把握していないと、上の様な事になってしまうでしょう。
ちなみに、自信過剰な人の思考にはいくつかパターンがあると言えます。
例えば、「完璧にやらないと、気が済まない」と考えるパーフェクト思考・「少しくらいの無理なら、体に影響はない」と考えるサイボーグ思考・「見た目を磨いていないと、周囲に評価されない」と考える外見コンシャス思考などがあります。
これらの考えに共感してしまった人は、節度がない行動を取りやすい傾向にあるので要注意ですよ!
節度わきまえて、相手に迷惑をかけないようにしよう(まとめ)
今回は、“節度をわきまえる事についての説明”と、“節度をわきまえるべきシーン”や節度をわきまえるための11個の注意点”、さらに“節度をわきまえない人の特徴”など盛り沢山でご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
節度をわきまえた行動が取れる様になるには、自分の限度を把握しておく必要があります。
それから、自分をコントロールする力も不可欠です。
普段から節度をわきまえた行動を心掛けて、相手に余計な迷惑をかけない様にしたいですね。