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節度をわきまえるための11個の注意点(続き4)

無理をしなくてはならない場面でも、出来るだけストレスを感じない程度に抑え、頑張った後は好きな事をして心を十分に休めましょう。

ちなみに、ストレスが溜まってくると、それが体調の変化として現れるはずなので、「気付かない内にストレスを溜め込んでしまう…」という人は、健康管理を徹底すると身体の不調からストレスの存在に気付く事が出来るかもしれません。

ありのままの自分を見せる

上で「節度をわきまえるには、無理をしないという事が大切」という話をしました。

それはつまり、ありのままの自分でいる事が大切、とも言い換える事が出来ます。

「ありのままの自分でいる」と言っても、小さな子供の様に好き勝手をしてトラブルを起こすのはダメです。

しかし、人前で背伸びをし過ぎたり別の自分を演じたり、何かを偽ったりするのはそれ以上にダメなのです!

もし周りの人がありのままの自分を知っていてくれれば、限界を超えてまで頑張らなくて済むでしょうし、その分ストレスも緩和されると思います。

では、ありのままの自分でいるにはどうしたら良いのか…?

それは、人と接する時にきちんとマナーを守り、自分の素直な気持ちを伝え、相手を気遣う事で実現するはずです。

ナチュラルを意識する

これは先程の「ありのままの自分を見せる」と似ていますが、ナチュラルさを意識する事も大切です。

派手過ぎず地味過ぎず、やり過ぎず控え過ぎず、あくまで自然である事を心掛けてみましょう。

例えば、人付き合いに気遣いは必須ですが、気遣いが出来なければ良好な関係を築くのも難しいですし、気遣いが出来たとしてもやり過ぎて恩着せがましくなってしまっては意味がありませんよね?
気遣いと言っても、自然な気遣いが出来ないとダメなのです。

つまり、相手に分からない様なさり気ない気遣いが重要という訳ですね。

人付き合いに関する事だけでなく、普段の言動やファッションなども「自分らしく」を意識してみて下さいね。

無駄遣いをなくす

物欲が強く、必要以上にあれこれ欲しがってしまう人はいないですか…?

そこで我慢出来ずに購入してしまったり衝動買いをする機会が多ければ、その分無駄遣いが増えてしまう訳ですが、節度をわきまえた行動を取るなら、そういった無駄遣いはなくした方が良いでしょう。

必要な物だけ入手し、手元にある物で満足出来れば理想ですね。

衝動買いが癖になっている場合は、すぐに買わないルールを設けるのも手です。

時間が経ってから改めて考えてみると、「なんであんなに欲しかったんだろう…?」とか「あそこで買う必要はなかったな」と冷静に判断する事が出来るはず。

ストレス発散の為の散財も時には必要かもしれませんが、買い物するにしても後悔しない様に必要な物だけにしておきましょう。

偏りをなくしてバランスをとる

上でも話しましたが、節度をわきまえた行動とはバランスを取る事でもあります。

特に、「絶対こうに違いない!」と考えが凝り固まっていたり、「0か100か」といった極端な考え方をしてしまう人は、思考の偏りをなくしてバランスを取る事が重要と言えるでしょう。

コツコツ努力する

「コツコツ努力する事と節度をわきまえる事がどう繋がるの…?」と思われるかもしれませんが、一気に頑張り過ぎてしまうとそれは度が過ぎた行動に繋がり、「節度をわきまえている」とは言えなくなってしまいます。

なので、頑張り過ぎを防ぐ為にもコツコツと努力し続ける事が大切なのです。

目標を決める際も、最初にハードルを上げ過ぎてはいけません。

自分のクリア出来そうなラインを意識しましょう。

「目標は大きい方がモチベーションが上がる」という考え方も分かりますが、それは上級者向けと言えます。

人は身の丈に合った目標をクリアし続ける事で、大きな目標の達成法を身につけるもの。

ですが最初から高過ぎる目標を掲げてしまうと目標を達成する方法や感覚が身につかず、自分の限界を超える無理に繋がってしまう恐れがあるのです。

その為、目標を達成出来る感覚が身についてきたら段階的に目標値を引上げるのが賢いやり方と言えるでしょう。

自分の力量を把握しておく事も節度をわきまえる行動に繋がるはずですよ。

規則正しい生活を心がける

規則正しい生活を心がける事で、節度をわきまえた行動が身につきます。

規則正しい生活をすれば、仕事・勉強・遊び・運動・休息のバランスが自然と整うので、極端な偏りがなくなり、度を越した行動に繋がりにくくなるのです。