みなさんには“節度をわきまえた行動”が取れている自覚はあるでしょうか?
これを見ている人の中には、「そもそも“節度をわきまえた行動”が何なのか分からない…」とか「“節度がない”って、どういう行動の事を言うの…?」と思っている人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、“節度をわきまえるとはどういう事なのか?”を解説していくと共に、“節度をわきまえるべきシーン”や節度をわきまえるための11個の注意点”、さらに“節度をわきまえない人の特徴”などをご紹介していきたいと思います!
節度をわきまえて行動できていますか?
大人なら特に節度わきまえた行動をマスターしていたいところですが、みなさんはそういった行動がちゃんと取れているでしょうか…?
「そう言われると、自信がない…」という人は要注意!
節度をわきまえられないと、行動した結果損をしてしまったり、周りの人に迷惑を掛けてしまう事もあります。
一方で、「自分が節度をわきまえた行動が取れているか分からない…」という人もいるかもしれませんね。
そんな人も次から説明していく事を見れば、自分が節度ある行動をきちんと取れているか分かるはずです!
節度をわきまえるってどういう意味?
ところで、みなさんは「節度をわきまえる」とはどういう事なのか、正しく説明する事が出来るでしょうか?
「何となくは分かるけど、言葉で説明しろと言われると難しい…」という人も少なくないのでは…?
そこでここからは、「節度をわきまえる」という事について、色々と説明していきたいと思います。
意味を知らない人は、是非チェックしておいて下さいね。
意味
「節度」とは、言動などの振る舞いが度を超さず、行き過ぎのない適当な程度。
あるいは、ほどあい=丁度良い、適度である事です。
例えば、「節度ある言葉使い」は“その場や相手に合わせた言葉遣い”という意味になります。
この場合は丁寧な言葉遣いだったとしても、その場にそぐわなければ「節度がある」とは言えません。
そして「わきまえる」とは、物事や善悪の区別をしたり、人としての道理を道理などを十分に心得る事。
つまり、「節度をわきまえる」の意味は、行き過ぎずに適度な頃合いを心得る事と言えるでしょう。
ちなみに、「節度」という言葉が組み込まれた熟語には「礼節」があり、「礼節」とは文字通り“礼儀”と“節度”を意味し、「礼節を欠く」とか「礼節をたっとぶ」といった感じで使われます。
使い方
繰り返しになりますが、「節度をわきまえる」とは、適当な程度を充分に理解し心得るという意味です。
例としては以下の様な使い方があります。
「祭りを楽しむにも、節度をわきまえなければならない」
「彼女は節度をわきまえた魅力的な女性だった」
「大人らしく、節度をわきまえた行動を取りましょう」
「大事な場なので、節度をわきまえる様心掛ける」
「節度をわきまえて発言して下さい」
それから、「節度をわきまえる」と似た意味で、「節度のある」または「節度ある」という言葉もあります。
これは“行き過ぎない適当な程度”を意味し、「節度のある」を使った例文は以下の通り。
「結婚して節度のある生活を送る様になった」
「節度ある行動は意識しなければ出来ない」
類義語
「節度をわきまえる」の類義語には、以下の様な言葉があります。
「頃合い」(ころあい)
「ちょうど良い時期」とか「ちょうど良い程度」という意味で、「手頃」というニュアンスが含まれる言葉。
「頃合いを見計らう」「頃合いを見て席を立つ」「頃合いの値段の商品を見つけた」といった使い方をします。