節度がない人ってコンナ人!
ここまで“節度をわきまえた行動”について見てきましたが、みなさんが一番気になっているのは、「果たして自分は節度ある行動が取れているのか…?」という事ではないでしょうか?
そこで次は、“節度がない人の特徴”をご紹介していきたいと思います。
次の特徴に当てはまってしまった人は要注意です!
暴飲暴食を繰り返す
暴飲暴食を繰り返す人は、その行為自体が「節度がある」とは言えませんよね?
みなさんも1度くらいは食べ過ぎで後悔した経験があると思いますが、極端な暴飲暴食を繰り返す人は限られると思います。
節度がない人は、毎日の様に暴飲暴食を繰り返し、食事の回数や量も周囲が引いてしまう程であるケースも珍しくありません。
さらにこのタイプはお酒を飲む時も節度を守れない事が多く、節度をわきまえている人なら自分の限界を見極め量を調整して飲むものですが、節度がない人は飲み過ぎて周りに不快な思いをさせる事がしょっちゅうです。
ルールや規律を守らない
ルールや規律を守らない人も節度がないと言えるでしょう。
上でも説明しましたが、基本的なルールや規律を守らないと、周りに迷惑を掛けてしまったり、度を越した行動を招いてしまうのです。
例えば、人付き合いにおいて「約束を守る」とか「(悪い)嘘をつかない」というルールも存在すると思いますが、約束を平気で破る人や息を吐く様に嘘をつく人に対して、相手は不快に思うでしょうし信用も抱けませんよね?
車の運転でも、交通規則を守らずスピードを出し過ぎたり信号無視をすれば、周りの車や歩行者に迷惑が掛かりますし、下手をすれば死亡事故に繋がる恐れもあります。
多くの人が当たり前に守る社会的なルールやマナーが守れない人は、節度をわきまえた行動からかなりかけ離れた行動を取ってしまっている可能性が高いのです。
感情のまま行動する
上では「ありのままの自分を見せる」とか「ナチュラルを意識する」のが大事だと説明しましたが、同時に「小さい子供の様に感情のまま行動してトラブルを起こしたり、周りに迷惑を掛けるのはダメ」という話もしましたよね?
素直な感情を出す事は決して悪い事ではないのですが、それにより相手が不快になってしまうのは避けるべきです。
気持ちを伝える前に、「相手はそれを言われてどう思うか?」と、相手の気持ちを考える気遣いが必要になります。
自分が思うままに好き勝手行動するのは、まだ節度が分からない小さな子供と同じですし、「節度がない人」以外に「自己中な人」というレッテルを張られてしまう可能性大です。
わがまま
わがままな言動ばかりな人も、節度があるとは言えないでしょう。
自分の欲を満たす為に他人に無茶な要求をしたりというのは、明らかに度を越していますし、周りにも多大な迷惑を掛けていると言えます。
厄介なのは、自分ではわがままを言っている自覚がないケースです。
しかし、そういう人は意外と多く、特に自分の事を優先しがちな人は、他人の事を考えず無意識の内に自分の都合だけを考えて行動する傾向があります。
当然、周りは「身勝手だな…」「自己中過ぎ!」と不快に思う訳です。
それから、わがままなのは感情のコントロールが下手な証拠でもあります。
節度をわきまえた人なら、例え怒っていたり不快な思いをしても、それをなるべく言動には出さず振る舞う事が出来るのですが、わがままで節度がない人は感情のコントロールが出来ないので、感情が露骨に態度に出してしまうのです。
自分の要求が通らなかったり思い通りに行かないと、周りの人に当たり散らしたり不機嫌になってその場を離れたりする勝手な人もいますが、それも気持ちを上手くコントロール出来ないせいだと言えるでしょう。
リスキーな人
リスキーな人も節度をわきまえた行動が苦手かもしれませんね。
「リスキー」とは、冒険的であるとか危険を顧みない、と言った意味です。
リスキーな人は「危険を犯してでもやってやる!」という精神を持っているので、つい度を越した行動を取ってしまいがち…。
例えばギャンブルでいい感じに勝った時、損をしない為にもそこでやめておけば良いものを、リスキーな人は勝った分もすべてつぎ込んで一か八かの勝負に出てしまう訳です。
後先のことを考えない
目先の結果やメリットしか見えておらず、後先考えないで突っ走ってしまう様な人も、節度をわきまえた行動が出来ていないと言えます。
後先考えられない人というのは、行動や結果の先にどんな試練が待っているのかとか、どんな問題が起きるのかまでは把握していないのです。
なので、思った事をすぐに口にしてしまうというも、後先考えない人の特徴と言えるでしょう。
特に興奮したり感情的になっている時は、感情の制御がし難くなっている事もあり、「とにかく伝えたい!」とか「今伝えなければ!」という思いから、相手を批判したり暴言を吐いたりしてしまう事も…。
冷静になって考えれば、「それは言い過ぎだ」とか「そんな事を言えば、次に会うのが気まずくなる」と理解出来るのに、その場になると頭で考えるよりも先に口から言葉が出てしまう訳ですね。