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タメ口を使う人の10個の特徴と心理...(続き2)

そもそもタメ口とは?

ここまで何度も出てきた「タメ口」という言葉。

きっと多くの方が何度も耳にしてきたことのある言葉でしょう。

だからこそ、なんとなくイメージはつかめるはずです。

けれど、いざ説明しようとすると意外と難しいものです。

辞書によると、タメ口とは相手を対等の立場として話しをする事と記載されています。

つまりは自分と同等だという事です。

だからこそ、本来タメ口は友人や家族に向けて使用する事が殆どです。

友の場合にはそれだけ親しい間柄という事もあり、互いの関係性に優劣などありません。

また、家族の間にしても、中には敬語の方もいるかもしれませんが殆どの場合タメ口のはずです。

このように自分とかなり親しい人などに対して使う言葉を本来タメ口と言います。

だからこそ、そこには礼儀などはなく、いわば無礼講のような関係性が成り立っているのです。

にも拘わらず、相手との関係性を全く無視してタメ口を使用する人が居るからこそ、多くの人が戸惑い驚いているのでしょう。

同年代であればタメ口を使う人が多い

タメ口を使用するという事は、それだけ相手との関係が近いという場合のほかに年齢に差が無い場合があります。

日本は基本的に年功序列の考え方です。

その為、関わり合いが無かったとしても年上の人に対しては敬意を払う意味もあり、敬語を使用します。

けれど、同い年の場合にはそれがありません。

お互いに同じ立場という事もあり、敬語を使用しない人も多くいるのです。

友人同士であれば当たり前の事かもしれませんが、中には初対面でも同じ年代という事だけでタメ口を使用する人も居ます。

それに対して違和感を感じる場合もあるかもしれませんが、それを失礼だと考えるほど嫌悪感を持つ人もそう多くはないでしょう。

少々なれなれしいような気持ちにもなりますが、同い年だからこそ許される関係性という事なのでしょう。

なかなか相手に心を開く事が出来ないという人も、相手がそれだけ積極的に距離を詰めてくれると、意外と早く仲良くなる事が出来るようになるかもしれません。

それもまた、タメ口の効果の一つと言えるでしょう。

時には目上の人に使う人も

タメ口を使う場合には、つい同年代の人をイメージします。

そもそもタメ口は、自分と同等の相手に対して使用する言葉なのですから、当たり前の事と言えば当たり前の事です。

ですが、中には目上の人に対して使用する人も居ます。

周りから見ていると、目上の人に対してタメ口を使用する行為はなかなか刺激的です。

相手を怒らせてしまうのではないかとドキドキしてしまうでしょう。

もちろん、それによって相手が怒ってしまう場合もあり、そう簡単におすすめ出来る方法ではありません。

ですが、もしそのタメ口が二人の中で納得しているのであれば、それだけ二人はいい関係を保つ事が出来ているという事なのかもしれません。

目上の人に対しては、もちろん尊敬の気持ちを持つ事が大切です。

相手の事を敬う気持ちがあるからこそ、敬語を使用する事は当たり前の事でしょう。

けれど、だからと言って目上の人が全て正しいわけではありません。

時には間違いを指摘したり意見を言い合う事が出来る関係こそ本当にいい関係だと言えるでしょう。

だからこそ、お互いが相手の事を信用する事が出来ているのであればタメ口を使用しても問題ないのです。

タメ口など、冗談を言い合う事が出来る上司との関係は実にすばらしい関係です。

その関係性があるからこそ、のびのびと自分の意見を伝える事が出来るという事もあるでしょう。

そう言った意味ではタメ口を使用する事も問題がある事ばかりでは無いのかもしれません。