人にはいろいろなタイプがいます。
自分と似ている感覚で生活している人もいれば、全く理解する事ができないような人も居るでしょう。
自分の周りにいる人の事を全て理解しようとしても無理な話です。
そもそも違う人なのですから、考え方が違うのは当たり前の事です。
それを一緒にしようとするからこそ、問題が起きてしまうのでしょう。
例え兄弟など同じ環境で育った人だったとしても、考え方に差が出るのはよくある事です。
むしろ、近くにいたからこそまたく違う正反対の考え方を持つようになるという事だってあるかもしれません。
だからこそ、そもそも他人とは考え方が違うという事を理解しておきましょう。
そうする事によって、過度な期待をせずに過ごす事が出来るようになるはずなのです。
とはいえ、いくら自分とは違う考え方を持っていると言われても理解できない部分に疑問を持ってしまう事もあるでしょう。
どうしてそんな事をするのだろう。
なぜなのか、人は考える生き物です。
だからこそ、一度疑問を持つとその疑問を解決する事が出来るまでいろいろな事を考えてしまいます。
考えすぎるせいで、結果的に余計に相手の事が気になってしまうという事もあるかもしれません。
例えば、人によってはどんな相手に対してもタメ口を使う人が居ます。
これは、礼儀や上下関係を意識する人からすれば、あり得ない行為です。
自分よりも目上の人に対して、当たり前のようにタメ口を使う姿に対して驚きと共に恐怖さえ感じてしまうかもしれません。
人は自分とは違う人に対して、どうしても攻撃的になったりしてしまうものです。
タメ口を使う人に対しても、つい口うるさく注意してしまう事もあるかもしれません。
ですが、きっとタメ口の人にはタメ口の人なりの理由があるのでしょう。
その理由を知る事によって、少し相手の事を理解する事が出来るようになる時がやってくるかもしれません。
何故タメ口を使うのか?
タメ口は、絶対に使用してはいけない言葉ではありません。
親しい友人や家族に対しては誰もが当たり前に使用している事でしょう。
けれど、ここで問題にしている事はそれらに対する言葉ではありません。
もっと目上の人だったり、親しくない人にたいする話の際に使用されるタメ口についてです。
タメ口を使用している人の中には、自然とそうなってしまう人も居ます。
たとえば、日本語が苦手な海外の方や普段日本語以外の言葉で生活している人からすると「敬語」を覚える事が難しく、一番簡単な日本語を覚えてしまうのです。
それが結果的にタメ口を使う事となってしまうのです。
これは、私たちも気が付かないうちに行っている事なのかもしれません。
そもそも海外には敬語という文化が無いところが殆どです。
だからこそ、話す相手によって言葉が変わる事になじみがなくそこまで学習する事が出来ていないのです。
私たちが海外の言葉を使用する際も、もしかしたら使う相手を間違えている事もあるかもしれません。
だからこそ、その部分に関してはあまり深く突っ込む必要はないのではないでしょうか。
もともと日本語になじみがない人がタメ口を使用するのはわかります。
ですが、生粋の日本人がタメ口を使用する場合もあります。
その人には、日本語んい不慣れだという理由は当てはまりません。
きっと彼らなりの理由があるのでしょう。
その理由を知る事によって、それらに関する違和感を払しょくする事が出来るかもしれません。