「酔ってるねー」と距離を置く
キス魔であることが周知の男性が酔い出したならすぐさま距離を置きましょう。
そうとは知らずにデートに出かけてしまったのなら、理性が飛んでいることを指摘する意味も込めて「酔ってるねー」と言いながら手で押し離すとかして、なんとか距離をとる必要があります。
そのまま帰っても構いません。
もし何らかの事情で同席を続けなければならない場合(接待や上司など)、店員さんにお冷を注文するといった、他人の目を向けさせる行動をとれば相手が理性を取り戻す可能性があります。
あるいは、露骨な抵抗こそしないものの、素早くお手洗いに向かうなどしましょう。
キスされたら困るのですから、あたかもキスする空気なんて存在しなかったように振舞うことが大切です。
「キス魔なんだね」と嫌悪感を表に出す
嫌悪感と蔑みを込めて「キス魔なんだね」と吐き捨ててるのもありです。
こうすることで、1人の男性としてではなく、キス魔という生き物だと認識したことを伝えられます。
お馬鹿なふりをしている男性なら「そうなんだよー!」と言いながら迫ってくるかもしれません。
ですが、嫌悪感を露わにしている相手になお迫ってくる人は、ふりどころか本当に頭がどうかしているので突き放して良いです。
「これからも友達としてよろしくね」と先に伝えてしまう
なんとなく不穏な空気ってありますよね。
キスを迫られそうな感じというか、なんか怪しいあの微妙な空気。
それを感じとったらすぐさま「○○君は本当に良い友達だわ」とか「これからも友達としてよろしくね」と言って予防線を張っておきましょう。
さすがに相手も異性として見られていないことがわかれば欲望をひっこめるはずです。
覚えてない振りをする
キスされてしまったのなら、そして相手が本気でキスをしてきたことが明らかで、交際を迫られそうなら、とぼけましょう。
なかったことにするのです。
笑って濁しながら二人きりになるのを避けていれば相手も気づく…はず。
もし超絶鈍感人間で「覚えてないなら、まだワンチャンあるな」と考えるような男性であれば、直接的な言葉で伝えない限りわからないでしょう。
そんな時は、「あなたのこと好きになることは一生ない」と言い放ちましょう。
次のデートの約束をしない
一度キスされた、またはされそうになったにも関わらず、次のデートの約束をしてしまうと相手は期待します。
そりゃそうですよね。
そこまで迫ったのに嫌じゃなかったって言ってるようなものですから。
嫌なら嫌で、キッパリ断る勇気を持ちましょう。
断りの連絡を入れることすら嫌なら無視でもいいでしょう。
本当にピンチなときは反撃か通報する
手で押し返してもなお迫ってきて、身動き取れないほど抱き着いてくるとなれば、頬をひっぱたきましょう。
嫌な相手からキスされるなんて最悪な気持ちになりますから、我慢して受け入れてはダメです。
それでもなお迫ってくるなら恐怖しかないので、110番しても問題ありません。
警察は「男女の色恋沙汰だろ」なんて馬鹿にせず、ちゃんと駆けつけてくれます。
正当防衛に該当するかどうかを知っておこう
刑法36条では正当防衛に関して「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない」と記載しています。
ちょっとよくわからないかもしれませんが、ざっくり説明すると、公的機関(警察など)に助けを求める間もなく危害を加えられそうな場合において、自分や他人を守るために行った反撃は問題ない、ということです。
さらに付け加えると、もたらされる危害と反撃の度合いが合致していることも要件に入ります。
1986年の判決が参考になります。
駅で酔っ払った男性に絡まれた女性が、その男性を突き飛ばしたところ、男性が電車にはねられて死んでしまったという事件がありました。