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酔ってキスする男性の9個の心理って...(続き7)

結論から言うと、女性の行為は正当防衛で無罪になっています。

男性は死んでしまったけれども、反撃自体は突き飛ばしただけなので過剰防衛ではないという判断です。

無理矢理キスをするというのは刑法176条の強制わいせつ罪にあたる可能性が高く、男性の方が女性より力が強いことも考慮すれば、ひっぱたくくらいの反撃は正当防衛になるでしょう。

ただし、蹴り回した、ビールのジョッキで殴った、脳が揺れるほどのアッパーを食らわせた、などは過剰防衛になる恐れがあります。

また、相手を制圧した段階(もうキスを迫ってこない状態)で、防衛の意志ではなく苛立ちによって暴力をふるったのであれば傷害罪に問われるので注意しましょう。

強制わいせつ罪は非親告罪になっている

平成29年の改正で、親告罪(被害者が刑事告訴しなければ処罰されない罪)だった強制わいせつ罪は、告訴がなくても罰せられる非親告罪に変わりました。

つまり、告訴状を書かなくても、捜査や事情聴取によって容疑が固まれば送検されるということです。

「告訴状を取り下げろ!」「示談にしてくれ!」なんて圧力を感じなくてよくなりました。

自分の気持ちに正直に

流されるまま受け入れるというのは良くありませんから、自分の気持ちに従って処理することをおすすめします。

好きな相手で「酔ってキスしちゃうところまで可愛い」と思えるなら、むしろキスしてきたという既成事実を武器に彼氏に仕立て上げる、嫌な相手ならとことんまで拒否するという行動力を持ちましょう。