CoCoSiA(ココシア)

軽音楽部の8個のイメージとあるある...(続き3)

ほかにも[Alexandros]やKANA-BOON、ガールズバンドならmiwaさんとかSHISHAMOとか。

AKBの曲をバンドでやるケースもあります。

邦楽ロックのカバーバンドばっかりになりがち

バンドスコアの入手難易度の兼ね合いで邦楽ロックは選ばれやすいです。

耳コピでイケる猛者ばっかりではありませんから仕方がありません。

大学では洋楽ロックも多くなってきますが、高校生で洋楽をやる人は少ないです。

発音が悪いとシラーッとしますからね…。

ハードロックやメタル、ジャズなど、奏法、ボーカル共にレベルが高くないと聞いていられないジャンルも避ける傾向があります。

その点、邦楽ロックはライブに来てくれる人もメロディラインを知っていることが多いし、知っている曲なら脳内補完してくれるのでなんとなくでも聞けるというのがメリットです。

結果、邦楽ロックのカバーバンドばっかりになります。

真剣にやる人とやらない人の差が激しい

放課後は毎日練習、土日も学校やライブハウスに行って練習、セットリストも入念に考えて衣装までバッチリってレベルの真面目な人もいれば、「楽しきゃいいっしょ」くらいで練習もそこそこに雑談に興じる人まで差が激しいです。

他にも、文化祭のときだけ、しれっとやってくる幽霊部員の先輩や「今までどこにいたの?」ってくらい存在を消していたギターボーカルのソロがいたりします。

しかも上手かったりして尚更驚きます。

お金もかかるので続けるハードルが高い

「真剣にやる」のレベルも人によって違うので、極めてる人と比べるのもちょっと可哀想というのが実情です。

冒頭でもご紹介した通り、楽器だけでもお金がかかりますし、さらに合わせ練習にもお金がかかるのでコンスタントにやれる人の方が少ないといえます。

とくに高校の場合、防音設備の整った部屋は限られていて、近隣住民からのクレームなどを考慮すると吹奏楽部あたりと防音室の取り合いになります。

吹奏楽部なら合わせ練習として大きな音楽室を借りることもできますが、軽音楽部の場合はバンドごとにやる曲が違うので、一斉練習なんてできません。

吹奏楽部のコンクールシーズンに入ると学校内で部屋を借りるのは絶望的。

結局、部屋を借りる順番が回ってこない日は自腹でスタジオを借りるしかなく、さらにライブを開催するにも費用がかかります。

どれだけアルバイトしても湯水のように流れていってしまうので続けるのは困難です。

楽器を持って通学するのが重くてつらい

楽器を毎回運ばなければいけないパートは大変です。

さすがに毎日は持って帰らないとしても、休みの前は持って帰って練習し、また週明けには持って行くというのは、なかなか大変です。

楽器自体が重いのもそうですが、学業もあるわけですから教科書がつまった鞄も持たなきゃならないので、米袋を抱えて通学しているのと変わりません。

どこでもドアが欲しくなります。

満員電車で舌打ちされるのもキツイ

満員電車に楽器持って乗ってくるなよと言いたくなるサラリーマンの皆さんの気持ちは、社会人になるとものすごくわかるんですが、舌打ちは勘弁してほしいです。

バンドやるのは好きだけど楽器運ぶのは別に好きでやってるわけじゃないんで…。

学校の開始時間がラッシュと被っていなければいいのにと思いはします。

吹奏楽部のトラック運搬がうらやましい

吹奏楽部はコンクールなどで大所帯の移動になりますし、楽器も重すぎて一人では運べないものがいっぱいあるのでトラック運搬を学校が手配してくれますよね。

部費も高いだろうし、事情の違いはわかるんですが、軽音楽部にはそもそもトラック運搬を買って出てくれる人がいないので羨ましいです。

絆が深まる

一緒に演奏する以上、絆がなければハチャメチャな曲になってしまいます。

息を合わせることは必須です。

そのためにお互いをよく見よう、感じ取ろうと意識することは、思いやりにもつながるため、絆が深まっていくでしょう(一丁前に「音楽性の違い」とか言って解散することもありますけどね。コピーバンドなのに)。

さて、バンド内での絆が深まるのはもちろん、部内全体も軽音楽部ならではの絆が生まれやすいです。

その理由には次のようなものがあります。