軽音楽ってどんなイメージがありますか?
なんかチャラそう?カッコイイ?
色々あると思いますが、実態は意外と地味だったりもします。
今回は、軽音楽部にまつわるイメージと、実態について迫ってみたいと思います。
進学したら軽音楽部に入りたい!軽音楽部に憧れる人は多い!
私立ならともかく、公立の中学で軽音楽部があることは少ないようですから、高校や大学への進学を機に入部してみたいと憧れている人は多いでしょう。
お気に入りのバンドの曲をやってみたい、好きな漫画みたいな青春を送りたい、モテたい…それぞれに希望があると思います。
しかし、イメージとは裏腹に軽音楽部は大変なこともたくさんある部活です。
入部したはいいものの、すぐさま挫折なんて事態にならないよう、実際のところもしっかり把握しておきましょう。
軽音楽部の8個のイメージはこんな感じ
パートごとの特徴がわかったところで、今度は軽音部全体に関するイメージを見ていきます。
イメージと実際が合っているものと、イメージが一人歩きしているものとがあるので、自分の想像がどちらになっているかを確認してみましょう。
マイナーバンドが好き
マイナーバンドばっかり漁る人が部活内に1人はいます。
「理解できないだろうけど」がキメ台詞。
売れに売れてる歌謡曲を批判したり、アイドル曲に「あんなの音楽じゃない」とか言ったりもします。
香ばしいですね。
こうした人を筆者は勝手に「量産型マイノリティ」と呼んでいるのですが、他人とは違う自分を演出したいがためにマイノリティ(少数派)を気取っているだけの量産型タイプです。
誰も知らないような曲を文化祭で披露して周囲が「?」ってなっている光景は珍しくありません。
上手かったら良いんですけど、バンドを始めたばかりの高校生たちがマイナーバンドの曲をやっても実力不足で盛り上がりませんからね…。
マイナーバンドにも良い曲はたくさんありますが、この量産型マイノリティたちの趣味嗜好は一過性のものが多くて、学校を卒業すると趣味も変わっちゃう傾向があります。
奇をてらっていた自分に疲れたんだろうな、と微笑ましく眺めてあげるのが正解です。
本当にマイナーバンドが好きな人は色んなものを聞く
排他的になるのはマイナーバンド好きをパフォーマンスとして言いふらしているだけに過ぎませんが、本当に好きな人は、アレコレ聞くけどマイナーバンドの中にも良いものがあるから聞く、という感じです。
良いものは良い、好きじゃないものは好きじゃない、でも否定はしません。
音楽を生み出すことへの尊敬がありますからね。
お洒落な人が多い
あくまでイメージですよ。
ステージに立つことを考えれば、運動部よりはファッションに関心がある人が多い傾向にある、というくらいです。
自分にとってのお洒落を確立しているとは言えるかな…。
ただ、色々偏ってるので、トンチンカンな格好をしている人も結構います。
きゃりーぱみゅぱみゅさんが派手可愛い格好をしても映えますが「お前はよせ」って外見の人も平気で着ちゃうから…似合っているかを加味すればお洒落ではないわけで。
目立つ人が、世間的に見てもお洒落なんです。
それだけのことです。
楽器を持っているのがかっこいい
単純にギターケースなどを背負っている男子高校生がイケメンに見える、みたいなことです。
漫画やドラマ、有名バンドのイメージが手伝ってそのような感覚を覚えます。
ただ、具体的にどこがかっこいいのかと問われると謎です。
一度楽器を挫折したことのある人間からすると「続けてて偉いな。かっこいいな」とは思います。
見た目がヤンチャでも、一生懸命楽器の練習したんだなぁと思うと萌えます。
フェスが好き
フェス好きが高じて軽音楽部に入る場合と、軽音楽部に入ってからフェス好きになる場合との両方があります。
中学時代からフェス好きという人は、親もフェスが好きで連れて行ってもらえる人が多く、バンドに興味を持っているので軽音楽部に入ることが多いです。
その人たちに影響された軽音楽部のメンバーがフェス好きになっていきます。
とはいえ、フェスのチケット代は中学生からするとお高いので、高校生になってアルバイトを始めてからハマる人が増えます。
男女仲良し
部活内の音楽性の違いでグループは分かれますが、音楽という共通の趣味があるので男女間での話題はあまり差がなく、仲が良いです。
なた、ライブをする際には機材の設置や照明などを部員で回しますから、意外と部全体のチームワークが必要というもの男女仲良しの理由として考えられます。