そのことも、その人としては分かっているはず。
それがまた、正論を振りかざすきっかけになっていたりするのです。
4.親切だと思い込んでいることも
正論を振りかざす人は、もしかしたら正しいことを人に伝えるべき、という心でいるかもしれません。
その人が正論を語る時、それは正しいことを伝えたい、正しいことを知ってほしい、そうすれば誰もが楽になるから、という親切心からいっている可能性もあります。
みんなハッピーになりましょう、といったタイプの人は、親切心からの場合が多いです。
同じ正論をひけらかしているのですが、笑顔で、信じ切った顔で、何かに委ねたような優雅さでいわれたら、そうかもしれない、とちょっと思ってしまいますよね。
もしかしたら、正論を振りかざすタイプで一番怖いのは、このタイプかもしれません。
相手のためだと思っている
こういった人は、正しいことや親切を広めるのは、自分の使命と思っているところがあります。
だた、その親切も正しいことも受け取れない状態にある人はいます。
そういった人に無理やり正しさを説こうとしても、失敗するでしょう。
あなたのためにいったのに、と落ち込まれても困りますが。
こういった人は、ある程度の距離をとって、他人として接したほうがいいでしょう。
その人は親切でしょうから、困ったな、という顔をしていたら、無邪気な親切心で、大丈夫、と聞いてきます。
そこで凛と、大丈夫、気にしないで、といえたら大合格です。
今後その人の正しいこと論を聞くこともなくなるでしょう。
5.曖昧さを嫌う
正しいことを振りかざす人は、いつだって白か黒。
曖昧なグレーは好みません。
物事には必ず正しいことと間違っているものがある、というのが彼らの持論。
ですから、白か黒か、いつでも必ず決めていたいんです。
曖昧なことは、中途半端なこと。
物事中途半端では足元がおぼつかないですから。
しっかりした地面に立っていたいんですね。
そう考えると、正しいことを振り貸さず人は、曖昧なところでは落ち着かない、ということがわかります。
白黒はっきりつけたがる
これも上に書いた通りで、正論さんは、いつだって、そして何事に対しても、白か黒かをはっきり分けておきたいんです。
そのほうが落ち着きますから。
右なら右、左なら左、好きなら好き、嫌いなら嫌い。
そう考えると、思考としては単純ですね。
ただ、そこに議論が入ってくるのがめんどうくさいところ。
「わぁ、わかりやすいね」「びしっとしているね」とコメントするだけにして、議論からはさっさと逃げましょう。
6.自分の都合が優先
正しいことを振りかざす人は、自分が基準。
ですから、自分の体調、予定、希望、気分を何より優先します。
そして自分の都合に合わなそうな時で、自分が原因ではないときは、電車にしろ、飛行機にしろ、車掌さんやCAさんに正論をぶつけにいきます。
自分に有利な何かを得るまで、ひたすら話を詰めようとするでしょう。
そばにいる人からしたら、ちょっと迷惑ですよね。
車掌さんのせいでもCAさんのせいでもないんですもの。