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不器用な人の特徴7個と不器用な性格...(続き7)

不器用の良さを知る

不器用な性格とは、マイナスなことばかりではありません。

ご説明してきたように、評価される点も多くあります。

ですから、不器用な性格を克服するのには、“不器用な良さを知る”こともひとつです。

不器用な性格の人は、自分の不器用さが嫌で、不器用なところは短所だと思っている人も多いと思います。

つまり、不器用な自分が嫌いということです。

でも、自分を嫌いという感情は、さらなる悲劇を招きます。

自分はダメだと思い込むと、どんどん自分を卑下していきます。

卑下するから、自分に自信を持てません。

自分に自信がない人は、信念がなくなりがちです。

いつも人目を気にし、自分で自分の行動を決められないのが自分を嫌いな人です。

自分で自分の行動を決められないということは、他人目線の正解を探しているということ。

周囲の価値観に流されるので、行動に一貫性がなくなってしまいます。

これこそが不器用さ。

不器用がダメだと思いすぎているから、余計に不器用になってしまうのです。

不器用ならではのメリットを知っておく

不器用な性格にはメリットもあるので、そのメリットを長所として自覚することが大切です。

ちょっと不器用なところもある自分を好きになることで、諦めずに頑張るところや、よく考えて丁寧に行動するところが際立ってくるでしょう。

自分の不器用さを認めて一生懸命に頑張る姿というのは、周囲の人も見ていて応援したくなるものです。

不器用だけど好かれる人とは、こういうこと。

自分を卑下しすぎず、不器用さを活かせるからみんなに応援されるのです。

不器用な性格を克服するのとは少し意味が違うかもしれませんが、これも立派な克服方法。

器用になることが不器用さ克服の正解とは限りません!

プライドを捨てる

不器用な性格を克服するためには、プライドを捨てることも大切です。

不器用な性格の人の特徴に、自分なりのルールがあることを挙げました。

そのルールは本人のこだわりの部分ですが、奥底にはプライドが潜んでいたりもするでしょう。

意固地になってひとりで頑張りすぎてしまうというのも、プライドがあるからです。

プライドは、とても厄介なものです。

プライドが邪魔をするから素直になれないし、人に頼ることもできません。

諦めが悪いのもプライドがあるから。

プライドが、不器用さも生み出すのです。

自分を卑下する人にはプライドが無いようにも思いますが、相反するもののようでいて、実は表裏一体。

プライドが傷つくのを避けるために卑下することもあるし、卑下するからプライドが傷つくこともあります。

プライドは、いろんなシーンで意思決定や行動の邪魔をしてくるのです。

ですから、不器用な性格を克服するには、プライドとの付き合い方が重要になってきます。

失敗しても大丈夫な時は思った通りにやってみる

プライドが邪魔をしてくると、行動しなければならない時に動けなかったり、逆に意地になってやり続けたりします。

「諦めが肝心」と言いましたが、これは「プライドを守ることを諦める」と言い換えることができます。

プライドから意地になってしまうときは、プライドを捨てて諦めることが肝心。