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励ますコツ知ってる?!「励まし上手...(続き4)

それは、励ます相手を受け止めてあげることです。

言葉や行動はもちろん、心から相手を受け止めようとすることが大切になってくるんです。

もしかしたら、言葉や行動の目に見えるものさえ取り繕っていれば、励まし上手になれると思っている人もいるかもしれません。

しかし、人の言動には気持ちがどうしても乗ってきてしまうんです。

なので、本当に力になりたくて、心から励ましてあげたいと思っているのであれば、自然と受け止めてあげようという気持ちになるはずです。

そして、その心からの気持ちが相手に伝わり、あなたの相手を思う行動や言葉が入ってくるのだといえます。

本当に相手のことを思っているのであれば、自然と受け止めてあげようと思うと思いますが、そんな受け止めてあげるという基本的なことも忘れてはいけないのです。

しっかりと相手と向き合うように心がけましょう。

これはやっちゃだめ!NGな励まし方

ここまでは励まし上手のテクニックをご紹介してきました。

その励まし上手の人たちが、やらないように気を付けているものもいくつかあるんです。

なので、ここからはやってはいけないNGな励まし方をまとめていきます。

いくら励まし上手のテクニックを身に着けたとしても、落ち込んでいる相手に避けるべきNGな励まし方をしてしまうと、さらに落ち込ませてしまったり、心を閉ざしてしまわれかねません。

そうなってしまわないように、ここからのNGな励まし方はしないように気を付けましょう。

ただ、そんなに難しいことではないので、なぜダメなのかを知っておくだけでも、大丈夫かもしれません。

もし、やってしまいがちなものがあったら、そのときは気を付けて励まし上手を目指していくといいと思います。

聞き出そうとする

人それぞれ落ち込んだときの立ち直り方は違います。

中には、自分が話を始めるまでそっとしておいてほしい人もいます。

そんなときに、無理に原因を聞き出そうとしてしまうと、自分勝手な気がしてしまいますし、興味半分で聞いてきているのかなと感じられてしまったりすることもあるでしょう。

そうすると、真剣に話してくれなくなってしまいますし、心を開いてもらえなければ励ましも意味がなくなってしまうことだって考えられます。

なので、絶対に無理に聞き出したりしようとせずに、相手が話したくなるまでそっとしておいてあげることが大切なことです。

そうやって相手のペースに合わせてあげることで、落ち込んでいる相手は心を開いてくれやすくなり、励ましの言葉や行動も響きやすくなるのでしょう。

何事も自分のペースに持っていこうとするのは、励ますときには厳禁です。

自分語りをする

励まし上手のときに、自分の失敗談を話すのが効果的とお話したと思います。

しかし、それが失敗談ではなく自分語りになってしまうと、それは一気に逆効果になってしまいます。

“失敗から自分はこう学んだ”といった内容であればいいですが、“そんなときはこうするといい”や“こんなときにはこうするべき”などといった自分語りを押し付けるような形になってしまうと、相手は自分を分かってくれようとはしてくれないんと感じてしまい、心を閉ざしてしまうでしょう。

そして、心を閉ざされてしまうと、どんなに励ましたところで、言葉も行動も入ってこなくあってしまうはずです。

そうなると、励まし上手と呼ばれることはなかなか難しいと思います。

自分の考えに自信があり、相手のことを本当に思って伝えているのだとは思いますが、励ます際には自分語りはしないようにすることをおすすめします。

ただ、関係性や相手のタイプによっては自分語りをしても大丈夫な場合もありますので、100%してはいけないということでないことも頭に入れておきましょう。

共感してあげない

励まし上手のテクニックの中には、味方になったり共感したり、否定をしないようにすることが挙げられていましたよね。

なので、共感をせずに励まそうとしても、何も意味がなくなってしまう場合も大いに考えられます。

励ます際に一番にすることは、共感してあげることです。

落ち込んでいるときには誰の言葉も入ってこなくなり、味方が誰もいない、自分自身も信じられなくなってしまったりするなど、殻に閉じこもってしまったりすると思います。

そんなときは、まず共感をして殻に閉じこもってしまっている心をあけることから始めることが大切なんです。

味方だと分かってもらい、心を開いてくれてから、励ましたりすることで、相手はあなたの言葉や行動を素直に受け取ってくれて、前向きに立ち直ることができるのでしょう。

励まそうとしている相手を、まずは共感して認めてあげることはとても効果的で必要なことなのです。