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励ますコツ知ってる?!「励まし上手...(続き5)

気を紛らわせてあげるだけ

そっとしておくことも、なるべく考えないようにしてあげることも大切ですが、それも人や落ち込んでいる原因によります。

人によっては、好きなことや楽しいことをしているうちに前向きに戻れる人もいますよね。

また、ミスや考えても仕方のないことが原因で落ち込んでしまっている場合は、考えないようにさせてあげることで元通りに戻れたりするでしょう。

しかし、自分の中で考えなくて解決策を考えなくてはいけない場合もあるはずです。

そんなときは、ただ気を紛らわせるだけでは何も解決にはならないときもあります。

なので、気を紛らわせてあげるだけで励まし上手になれるほど、励まし上手は簡単なものではなかったりします。

時と場合によって、励まし方も変えていくようにしましょう。

無理にフォローする

励ますためには共感をしたほうがいい、味方になってあげることが大切だと話してきましたが、その方法にもポイントがあります。

その共感の仕方があまりにも無理やりな場合、やっつけ感が出てしまったり、真剣に向き合ってくれていないと相手に取られてしまうことも少なくありません。

共感をしたり味方になってあげることも大切ですが、それ以上にきちんと話を聞いてあげて、心から思うことが大切なのです。

中には、ミスや怒られて仕方のないことで落ち込んでいることもあるでしょう。

そんなときは、ミスや怒られた内容を否定して味方になろうとするのではなく、そこから次に繋げていくための考えや、同じことをしてしまわないようにするなどのプラスのことでフォローするようにすればいいのです。

前向きな言葉に、だんだんと落ち込みから回復することもあるはずなので、フォローすればいいわけではないことも頭に入れておくといいと思います。

ダメ出しをする

励ます際にやってはいけないこと、それは追い打ちをかけるように更にダメ出しをすることです。

落ち込んでいる人は、それまでに怒られたりミスを指摘されるなど周りの人からダメ出しをされたり、自分自身でダメな部分を認識している人がほとんどです。

そんなとき、励ましてもらおうと思った人から、更にダメ出しをされたら、気持ちが落ち着くどころか、どんどん落ち込んでしまいかねません。

そして、ダメ出しを散々されたあとに、またダメ出しをされたら、その相手に対して心を開いたりはなかなかしませんよね。

なので、その人を本当に励ましたいと思っているときには、ダメ出しは極力しないように心掛けることをおすすめします。

根拠のない励まし方をする

励ますとはいっても、方法がどんなものでもいいわけではありません。

いくら元気を出させようとしたとしても、何も根拠がないのにもかかわらず、“大丈夫”や“平気だよ”と励ましても、相手には伝わらないでしょう。

根拠がない励ましをしても、真面目に取り合ってくれていないと感じたり、適当なことを言っていると思われてしまうと思います。

そうなると、どんなに良いことを言ったとしても、良い行動をしたとしても、相手の心には何も響かないでしょう。

そうならないように、根拠もないのに簡単に励ましたりはしないようにすることが大切です。

何も知らないのに大丈夫だよを連呼する

“大丈夫”という言葉は、言われると元気づけられますし、落ち込んだときには言ってほしい言葉だったりすると思います。

しかし、あまりにも何度も“大丈夫”という言葉を使ってしまうと、その言葉には意味がなくなってしまったりします。

なので、きちんと話を聞いたうえで“大丈夫”というようにすることも必要です。

話を知ったうえで“大丈夫”というのと、闇雲に“大丈夫”を連呼することの重さの違いを知っておくことも大切なことなんだとか。

気にするなと言う

落ち込んでいる人に対して、気にするなという言葉は、時に重荷になってしまったりします。

気にしないほうが良いことは分かっているうえで、落ち込んでいたりするものです。

なので、気にするなという言葉よりも、味方になってあげるような優しい気持ちで接してあげるように意識しましょう。

気にするなと言うのではなく、気にせずにいられる環境を作ったり、気持ちにしてあげるようにすることで、励まし上手と言われるようになるのかもしれません。

安易に励ますのはダメ!おすすめの励まし言葉

励まし上手になるたのテクニックや、逆にNGな励まし方についてご紹介してきました。

最後に、実際に励まし上手だと思われる具体的な言葉をまとめていきます。