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「気に病む」の意味とは?気に病む性...(続き2)

予定通りに進むとほっとして、やっと気に病むことがなくなるのです。

みなさんも、多くの気に病むことがあるはずです。

気に病むとは?

「気に病む」とは、心にかけて気をもむこと、心配すること、悩むことです。

同じような言葉で「気にする」という表現があります。

「人目を気にするな」「ここでミスしても気にするな」などと使います。

「気にする」とは、相手に注意やもてなしの心を向けることです。

「他人のことに遠慮するな」とか「ミスに心をとらわれるな」などと言うのでしょうか。

「気に病む」とは、もう少し深刻に考えているようです。

本気で心配するまでもないのですが、あれこれと考えてしまうことに使われるようです。

「病む」とは、病気になる、患う、という意味です。

また、傷が痛むときにも、病気におかされたときにも使います。

「天気が悪いと古傷が病む」などと古傷が痛くなることを表現しています。

「あの娘は病んでいる」と言うと、何かの病気で体調が悪いことを言います。

「病む」とはこういう意味ですので、

意味

「気を病む」とは「気」が病気になっていて心に痛みを感じるようになっているのです。

人によっては、ぜんぜん気にしないようなことでも、ある人にとってはいつまでも心配になって悩んでしまうこともあるのです。

「気を病む」ことについては、個人差があるようです。

例えば、久しぶりにある高校の同窓会があり出席しました。

前回からもう3年も経っているので、お互いに「久しぶり」の会話から始まって、女性同士は延々と話し続けるようです。

そんな時に、学生時代に特に仲が良かった同級生と再会した時に、ふとしたことからその同級生の結婚相手は私の元カレだったことが後で分かったのです。

その元カレとは深い付き合いをしていたのですが、ギャンブル好きで嘘つきだったので交際を止めた経緯があったのです。

そんな性格を話してしまってから結婚していることを知ったので、その場はちょっと気まずい思いをしたのでした。

家に帰ってから、あんなことを平気で言ってしまったことを後悔したのでした。

あの時にあんなことを言わなければよかったと気に病んでいるのです。

言ったことを心配して悩んでいるのです。

このような気持ちの時を「気に病む」と言うようです。

類義語

「気に病む」の類義語は、「心を悩ます」「思い詰める」などです。

とにかく、そのことについて心を悩ませて、どうしたらよいのかと「思い詰める」状態なのです。

その他にも、「気をもむ」「気にかける」「気にして悩む」などがあります。

対義語

「気に病む」の対義語は、「気が癒える(いえる)」「気が治る」などがあります。

例文1

久しぶりに茶の間に登場した俳優の姿を見ると、頬も首も痩せこけているように見えました。

すると、彼の昔からのファンだという人が、「あんなに痩せてしまって、もしかしたら病気を隠しているのでは」と気に病んでいたのでした。

例文2

自社の商品が採用されなかったのは、プレゼンをした自分の力不足ではないかと気に病んでしまったのです。

気に病む性格を治す5個の治し方!どうすればいい?

相手のことや仲間のことを気にすることは必要です。