彼氏ができないと悩んでいた友達を、自分の会社の職場のグループで楽しむバーベキューに招待しました。
初めは嫌がっていたのですが、私も参加するために何とか誘うことに成功したのでした。
私を加えて6人でのバーベキューです。
私の彼氏もいるのですが、男性達は3名で女性も3名でした。
前日に買い出していた材料を車に積んで、2台の車で出かけたのです。
バーベキューの会場では予約していると一連のバーベキューセットが借りられます。
後は食べ物や飲み物、コップや皿、箸などを用意してくれば良いのです。
女性は、自前のおにぎりを握ってきています。
ご飯はその場で炊かなくてもいいのです。
焼き肉の用意だけで良いのです。
焼き肉は、男性のよく知っている肉屋で美味しい肉を確保しています。
野菜も、新鮮なものを買って来ています。
それを女性達が手分けしてカットするのです。
そして、長い串に刺して用意が整います。
その間、男性達が頑張って備長炭の炭の火起こしをするのです。
あまりやったことがないようで、煙に巻かれて頑張っています。
着火剤でも、備長炭に火は通るのは時間がかかります。
こんな状態で、ワイワイと共同で準備をしているうちに、連れてきた友人も次第に仲間に打ち解けていき、冗談を言い合うようになってきました。
楽しい時間が過ぎ去って、後片付けが始まります。
いっぱいたまったゴミや残飯は、袋に入れて所定の場所まで持って行きます。
招待した友人は、ひとりの男性と一緒にゴミ捨て場に行っていました。
楽しそうに会話をしていました。
その友人が、誰か男性を好きになって付き合うことになれば良いのにと思っていました。
それから数日が経って、友人からLINEが来ました。
バーベキューの時のひとりの男性と、今度の休日にデートするという嬉しい報告でした。
「楽しみだね」とだけ書いて返信しましたが、本当にこちらも楽しみなのです。
しかし、私の内心はそうではありませんでした。
本当にお互いが好きになったのだろうか?これからどうなるのだろうか?何か問題が生じたらどうしようと心配になってしまいます。
どちらももう大人だから、そこまで心配することもないか、などと考えてしまいます。
当面はそのことを気に病んでしまったのです。
このように、ふたりの関係が気がかりで悩んでしまうさまを「気に病む」と表現します。
「気に病む」という時には、何か現状よりも悪くなってしまわないかとネガティブに考える時に使うようです。
「気に病む」こと皆さんはありますか?
人間が成長して行くと、交友関係も広がり、家庭を構えて子供もできたりすると心配事が増えていきます。
独身時代では、自分のことだけを考えていれば良かったのですが、年を取るとそうはいきません。
会社で中堅社員という立場になってくると、部下もできるし仕事に対する責任も生まれてきます。
いろんなことに気配りする必要も増えてくるのです。
そうすると、当然ですが部下のことや仕事先との関係、上司や取引先の人とのコミュニケーションなど活動範囲が広がると、ちょっとしたことで気に病むことになるのです。
昨日咳が出て元気がなかった部下は、今日無事に出社するだろうか?とか、頼んでおいた段取りをしっかりとやってくれているだろうか?など、様々な出来事が密接にからんでいるので、心配になって来るのです。
予定通りに進むとほっとして、やっと気に病むことがなくなるのです。
みなさんも、多くの気に病むことがあるはずです。
気に病むとは?
「気に病む」とは、心にかけて気をもむこと、心配すること、悩むことです。
同じような言葉で「気にする」という表現があります。
「人目を気にするな」「ここでミスしても気にするな」などと使います。
「気にする」とは、相手に注意やもてなしの心を向けることです。
「他人のことに遠慮するな」とか「ミスに心をとらわれるな」などと言うのでしょうか。
「気に病む」とは、もう少し深刻に考えているようです。
本気で心配するまでもないのですが、あれこれと考えてしまうことに使われるようです。
「病む」とは、病気になる、患う、という意味です。
また、傷が痛むときにも、病気におかされたときにも使います。
「天気が悪いと古傷が病む」などと古傷が痛くなることを表現しています。
「あの娘は病んでいる」と言うと、何かの病気で体調が悪いことを言います。
「病む」とはこういう意味ですので、
意味
「気を病む」とは「気」が病気になっていて心に痛みを感じるようになっているのです。
人によっては、ぜんぜん気にしないようなことでも、ある人にとってはいつまでも心配になって悩んでしまうこともあるのです。
「気を病む」ことについては、個人差があるようです。
例えば、久しぶりにある高校の同窓会があり出席しました。
前回からもう3年も経っているので、お互いに「久しぶり」の会話から始まって、女性同士は延々と話し続けるようです。
そんな時に、学生時代に特に仲が良かった同級生と再会した時に、ふとしたことからその同級生の結婚相手は私の元カレだったことが後で分かったのです。
その元カレとは深い付き合いをしていたのですが、ギャンブル好きで嘘つきだったので交際を止めた経緯があったのです。
そんな性格を話してしまってから結婚していることを知ったので、その場はちょっと気まずい思いをしたのでした。
家に帰ってから、あんなことを平気で言ってしまったことを後悔したのでした。
あの時にあんなことを言わなければよかったと気に病んでいるのです。
言ったことを心配して悩んでいるのです。
このような気持ちの時を「気に病む」と言うようです。
類義語
「気に病む」の類義語は、「心を悩ます」「思い詰める」などです。
とにかく、そのことについて心を悩ませて、どうしたらよいのかと「思い詰める」状態なのです。
その他にも、「気をもむ」「気にかける」「気にして悩む」などがあります。
対義語
「気に病む」の対義語は、「気が癒える(いえる)」「気が治る」などがあります。
例文1
久しぶりに茶の間に登場した俳優の姿を見ると、頬も首も痩せこけているように見えました。
すると、彼の昔からのファンだという人が、「あんなに痩せてしまって、もしかしたら病気を隠しているのでは」と気に病んでいたのでした。
例文2
自社の商品が採用されなかったのは、プレゼンをした自分の力不足ではないかと気に病んでしまったのです。
気に病む性格を治す5個の治し方!どうすればいい?
相手のことや仲間のことを気にすることは必要です。
何もまったく気にしないというのも問題がありそうですが、気にし過ぎて気を病んでしまっては、思い切って仕事をすることが出来なくなってしまうのです。
ある時点で気に病むことをキッパリと断ち切って、これから先のことをしっかりと見つめる必要があるのです。
ここでは、気に病む性格を直す方法について考えてみたいと思います。
1.ポジティブに考える
人生では、いろいろと悪いこともいいことも起こります。
しかし、ちょっと不幸なことや悪いことが続いてしまうと、気が滅入ってしまいます。
そして、場合によっては自分の運を気に病むようになってしまいます。
昔のことわざに、「泣きっ面に蜂」とか「一難去ってまた一難」があります。
ひとつの災難が過ぎてほっとする間もなく、また次の災難に見舞われるということわざです。
ひとつひとつの不幸をずっと考え過ぎて気を病んでいるスキに、自分のやるべきこともできない時があるのです。
これでは、いくら頑張ろうと思っていても心の中に迷いがある状態なのです。
もっと前を向いて気持ちを入れ替える必要があります。
それは、ポジティブに考えてみる習慣を持つことです。
例えば何か不運があっても、それは次の幸運を呼び込むための試練だと考えることなのです。
別の角度から見て見ると、違った感じに見えてくるものです。
気持ちの切り替えも必要なのです。
基本的にネガティブに考えてしまう
周りの人に自分の様子を観察してもらってみると、いつもネガティブに考えているように見えています。
せっかくいいところまで来ているのに、「このまま続けることは失敗に繋がる」などとか「ここが撤退する潮時だ」などと、前向きな判断ができない時があります。
自分に自信が持てなくて、悪いことばかりが頭をよぎるのです。
気を病む性格を治すには、ネガティブな考えを持たずに、基本的にポジティブな考えを持てるように変えるべきなのです。
2.自信を持つ
細かいことを気にする人は、そういう性格になってしまっているようです。
みんなで活動していても、ちょっとした異常を見つけたり、おかしいところを指摘する人がいるのです。
何かを指摘されたときに、それ以外の人はやっとそのことに気付いて驚くのです。
普段から何事にかけても注意深いのですが、気になることには特に敏感なのです。
自分が行ったことに対しても、後から振り返って確認するのが習慣のようです。
最後に家を出た時には、火の始末はしっかりとしたかどうか、戸締りもだいじょうぶかどうか、気になって仕方がないのです。
結局は何も問題はなく平穏に済んだのですが、こういう性格はいつも同じで、重大なことをする時には何から何まで気に病むようになってしまうのです。
気にしてしまうのは自信がないから
本の些細なことまで気にしてしまうのは、どういうことなのでしょうか?もし、ミスをしていたら、取り返しのつかないことになってしまうと思い込んでいるからです。
つまり、j分がやったことに対して自信と確信がないからです。
ビジネスでもそうです。
重要な報告書を作成しても、重要なポイントはしっかりと書き込んでいただろうか、ポイントが間違っていないかなどと、提出後に何度もコピーを読み直して気に病んでしまうのです。
つまりは、自分がしたことに対して自信がないからです。
大丈夫と言い聞かせることも大事
「気に病む」ような状態は、かなり思い込んでいて緊張しているはずです。
まずは緊張をほぐすために2~3回深呼吸をします。
深呼吸で新鮮な酸素を脳に送り込んで覚醒させます。
そして次に、自信を高めるために自己暗示にかける方法があります。
自分には自信があると自己暗示にかける方法です。
よく使う言葉は「大丈夫、大丈夫」などと自分に言い聞かせることです。
実際に声を出して言い切るのです。
「大丈夫だろう」とか「大丈夫と思うけど」などと曖昧な言葉ではかえって気に病んでしまいます。
しっかりと言い切るのです。
3.納得のいくまで調べる
自分が納得がいくまで調べないと気が済まない人も多いようです。
他人の言うことを初めから信じないという信念の持ち主でもあるようです。
しかし、その人のことを思って、親身になってアドバイスしても聞き流されてしまうと、嫌な奴だと思われてしまうのです。
そのように、相手の親切心を無下にする気持ちはないのですが、それほど難しくないようなことでも、一応自分で調べないと気が済まない性格なのです。
調べないと、気に病んでしまうという難儀な性格です。
気になることは心配になってしまう
気になることは心配になって、つい自分で調べてしまうということは、そのうちにみんなから情報を教えてもらうことが出来なくなります。
例えば、近くのスーパーが新装開店で安売りをするという情報でも、その人なら既に自分で調べているだろうと思われて、教えてくれないこともあるからです。
何でもかんでも知っているという訳ではないので、チャンスを逃すこともあるようです。
簡単なことまでいちいち調べていては、もっと大事なことに使う時間とエネルギーが無駄になるのです。
ことの大小を判断する決断が重要です。
人を信じる、人に任せる、信じられる相手を持つことが必要です。
4.友達に相談する
「気に病む」ことが多い時には、心が安らぐことができる真の友人を持つことです。
心から信頼できる友人と言うのは、何でも相談したリ話すことができるのです。
仲が良い友人とは、必要があればいつでも連絡ができたり会うこともできる人です。
普段から、特に用も無いのに連絡し合ったり冗談を言い合う仲なのです。
仲が良い友達とは、本当にシンプルな関係でもあります。
大人になって、それぞれが新しい環境で暮らしていても、それぞれに難しい問題を抱えていようが関係ないのです。
そうです、友達は何でも話しやすいのです。
友達に相談することで治ることも
友達とはそんな気軽な関係ですから、心配事でも悩みでも何でも相談することができます。
相手に気兼ねすることもなく、平常心で相談できるのです。
落ち着いて相談できるので、気に病んでいることも本心で打ち明けられます。
友人は、あなたの性格や行動、嗜好をよく知っていますから、気に病むことをしっかりと聞いてくれて、そして即座にアドバイスをしてくれるのです。
分からないことやいけないことは、曖昧に言わないでハッキリと言ってくれるのです。
だから、仲の良い友人に相談することで、気に病むことも薄らぐのです。
溜め込むと悪化してしまう
気に病むことはストレスと同じです。
ドンドン溜め込んでいくと、精神的にも問題が出てきます。
自律神経のバランスが乱れて、憂うつ感や焦燥感が顕著に出てきます。
頭痛やめまい、吐き気など重篤な状況にもなりかねません。
気に病むことは、できるだけ早期に解消できるようにするべきです。
案外、誰かに相談すると容易に解決できるか納得できることもあるのです。
自分の中に抱え込まずに友人に相談してみることです。
5.別の考え方をする!
何かが気に病んでしまう時には、そのことに関してしっかりと見ているのでしょうか?
もしかして、あなたの早合点とか誤解かも知れないのです。
いつも同じ方向から見ているのではないでしょうか?
そして、その方向から見えたことに対して考え過ぎていることもあるのです。
つまり、まったく違うことを見て判断しているかも知れません。
そこで、ちょっと気になることがあれば、一度見かたを変えて見たり、誰かにどのように見えるかを聞いてみることも必要です。
なんだ、そう言うことだったのかと、いままで気に病んでいたことが嘘のように解決することもあるのです。
「考える」というのは一方的なものではない
ものの真理とは別に、ある出来事に関しては、人によって様々に解釈されることは多いようです。
お昼のワイドショーなどでも、コメンテーターとして招待されている人も、ある出来事に関してはいろんなコメントを述べています。
人によって、様々な考え方があるということなのです。
このように、一方的に偏見を持って考えていないか一度振り返ることも大切です。
ロジカルシンキング
ビジネスの世界では、何事も論理的に考えること(ロジカルシンキングと呼ばれています)が重要視されています。
自分の言ったことが相手に理解されない時には、話の内容が論理的でない可能性があります。
このようなことがあるので、相手が話していることに関して、筋道を立てて順に段階的に判断していくことをロジカルシンキングと言います。
筋道を立てるとは、話の展開における因果関係が明確で、かつ合理的な状態を指します。
因果関係が明確とは、原因と結果に納得がいくことです。
原因があって結果がある訳で、そこをしっかりと理解することなのです。
ラテラルシンキング
ロジカル的な考え方とは異なるもう一つの考え方として、ラテラルシンキングというのがあります。
ラテラルシンキングとは、英語を和訳すると「水平思考」という意味になって、ピンと来ません。
難しく説明すると、既成概念や固定観念にとらわれずに、新しいアイデアや発想で物事を考えるという方法です。
これを水平方向に発想を広げると言います。
先ほどのロジカルシンキングは既成概念をもとに筋道を立てて考えていくのですが、このラテラル的な考え方は、斬新でユニークなアイデアや発想で物事を考えるというものです。
このように奇抜な考え方で話をされると、こちらも戸惑ってしまって、そんなことで気に病むことが無いようにしてください。
考え方は、いろいろなのですから。
気に病むことが多い?どうして気に病んでしまう?
気に病むことが多いとは、いったいどういうことなのでしょう。
ずっと病んでいるということは、ある意味病気なのです。
気に病むことが多いとは、簡単に言うとずっと嫌な気持ちで満たされている状態なのです。
不快に思ったり不安に思ったり、そして将来を常に悲観的に考えていることは、心が病んでいるのです。
この心の病みが長く続くと、これが慢性的になってしまい、修復が難しくなってしまいます。
なかなか明るい気持ちになれなくて、心の病みが固定化されてしまうのです。
明るい気持ちや晴れ晴れとした気持ちになれずに、気に病んでしまうことが増えるのはなぜなのでしょうか。
納得のいかないことが多いから
何事にもすぐに納得のいかないことが多い人は、繊細過ぎるか完璧主義の人に多いようです。
物事について、他人よりも深く考えてしまうためです。
逆に言うと、あんまり物事を深く考えない人は心が病むことは少ないようです。
ぼーっとしている性格の方が気を病むことが少ないのです。
頭が良い人、向上心が強い人も気に病むことが多いようです。
「私はバカだから~」などと平気で言える人は、何も気に病むことなどないのかも知れません。
納得がいかないことがあっても、「まあいいか!」などとスルーすることも多いはずです。
自分にとってずっと納得いかないから
気に病む人は、何か納得がいかないことがあると、そのことをずっと引きずっている時があります。
もうそのことは忘れているのではと思っていると、何かの拍子にまたそのことにこだわるのです。
周りの人も、「まだ言っているの?」などと揶揄しますが、それに対してはこだわりがあるようなのです。
納得がいかないことがあれば、別のことでも納得がいかないことに関連付けてしまうことも得意です。
結局は、自分にとってずっと納得がいかない状態が続くのです。
引きずってしまうことが多い
何かをずっと引きずっている人というのは、別の見方をするとずっと考えている時間があるということでもあります。
ずっと考えていられる時間に余裕があることでもあります。
非常に忙しい人なら、「そんなことをいちいち覚えている時間はないよ!」というはずです。
引きずる人と引きずらない(引くずる時間がない)人に分かれるようです。
引きずれない人は、もっと有益なこと重要なことに時間を割いているので、いつまでも気に病んでいる暇はないのです。
気に病むことが多い人は、なにか新しいことにチャレンジするか仕事のことに集中すべきなのです。
そして、どしどし新しい人とのコミュニケーションを増やして、新しい会話を増やすことも大事なことです。
心配をすることが多い
何事にも敏感で、普通なら気にしないことでもあれこれと考え過ぎて心配してしまう人もいます。
私の友人で宝くじマニアがいます。
毎回ジャンボ宝くじを数万円で購入して大事に補完しています。
彼と会うと、必ずと言っていいほど当選した時の段取りについて心配しているのです。
真顔で当選金の受け取り方法や、将来の使い道について話してくれるのです。
しかし、まだ20年間当選はしていません。
そんな心配ばかり延々としているので、もっと他のことで心配することがないのかと羨ましくもなるのです。
その人にとってのこだわりという様な、心配をする人もいる訳です。
家族のこと
心配することで多いのが、家族に関してです。
子供が生まれてから大きくなるまで、いろいろと心配することも多いのです。
家族がみんな健康に暮らしていても、不安に思う時があるのです。
家族の健康や交通事故、災害に巻き込まれないか、学校や会社での人間関係は上手く行っているのかなど、気になることは山とあります。
高齢者を狙ったオレオレ詐欺などは、家族を対象にしたケースがほとんどです。
家族のことで心配している人が多いことを悪用しているのです。
自分の子供や孫が何か不祥事を起こしたとなれば、何としても助けてあげたいと気に病むからです。
それをうまく逆手にとっての犯罪なのです。
家族は、みんないつまでも無事に過ごしてほしいと願っているのです。
友達のこと
友達もいろんなタイプの人がいます。
何でも頼りになる友達、何をするにも遅れをとって困っている友達、異性との交流が好きな友達、アウトドアが得意な友達など様々です。
何でもそつなくやってしまう友達は、放っておいても心配はないのですが、少々鈍い友達や神経質すぎる友達というのは何かと心配です。
いわゆる会社の落ちこぼれになってしまい、パワハラやセクハラを受けないかと心配してしまいます。
気になって仕方がないこともあるので、気に病んでしまうのです。
しっかり働いているのか、結婚はできるのかと身内同然に気になってしまうのです。
活動的な友達は、放っておいても大丈夫なのですが、他人に迷惑をかけないか法に触れるようなことをしないかと、これも気に病むひとつになっているのです。
将来も付き合っていく大事な友達のことも気に病むことがあるのです。
恋人のこと
恋人も心配のタネでもあります。
今のままで交際を続けて行けるのか、相手に新しい恋人が出来ているのではと不安に包まれるのです。
特に、自分の方が一途に相手に惚れてしまった場合などは、浮気をしていないか、自分のことを嫌になっていないかなどと余計なことまで考えてしまうのです。
恋愛は、楽しいことばかりではなく、時には苦しくて辛いこともあります。
今さっきまで仲が良かったのに、ある瞬間から嫌になることもよくあります。
喧嘩やちょっとした口論で意見が合わなくなったり、相手のことが好きになり過ぎるという結果、不安になる人もいるのです。
マスコミでもよく報道されるように、浮気や不倫のことも心配になります。
表面上では、相手が気に病んでいることなど分からないからです。
仕事のこと
仕事で何も心配をすることがない人などいないでしょう。
仕事は生活の糧を稼ぐために重要なことです。
仕事を頑張って、出生していい暮らしがしたいと誰もが思っているはずです。
科学が好きな人は、与えられたテーマに基づいて必死に実験したリ研究したりするのです。
自分がやりたいことをすることが許されるなら、こんなに素晴らしいことはありません。
自分の思うとおりに研究をして、成果を出せば給料も上がるし役職に就くこともできるのです。
このように、好きなことをして給料を頂ける仕事などはそんなにはありません。
しかも、何らかの成果を出さなければ意味がないので、当人には非常に厳しいプレッシャーもかかっているはずです。
このプレッシャーに押しつぶされてしまう人もいるようです。
成果を出すために、自主的に長時間の研究を続けていくと、いわゆる長時間労働になってしまうのです。
体力も精神力も消耗してしまいます。
こうやって、自分の思うとおりにできる人も、やることを事細かく指示された上で行う人も、ストレスを強く感じているのです。
そのストレスの原因の第一位は「仕事の質や量の問題」です。
以下第二位は「セクハラやパワハラを含む人間関係」で、第三位は「仕事の失敗、責任の発生」です。
いずれも、仕事をしていく上からは、避けて通れるものではありません。
かならず、自分に向かってくることなのです。
これらのストレスに耐えられなくなって、慢性的に気に病む状況が続けば、心身共にリフレッシュすることが必要です。
休暇をもらって小旅行に出かけるか、まったく仕事とは関係のない趣味を持って活動するかです。
それでも、みんなの協力が得られずに職場で浮いてしまったなら、転職も考えざるを得ないのです。
そうすると、更なる気に病むことが増えてしまいます。
仕事のことで心配することが多いのです。
気に病む性格を治して心を晴れやかにしよう!
気に病む性格の人は、繊細で完璧主義的な考えの人に多いように思われます。
言い換えると、何をするにも細部までキッチリと確認しながら進めるのです。
これまでに紹介したように、何事も論理的に考えるのが好きで、話の展開では原因と結果という因果関係を大事にする性格なのです。
いわゆるロジカルシンキングという思考方法なのです。
歩みは遅くても、着実に目標に向かって進むことができるのです。
このような性格の人は、一旦歯車がとまってしまったりレールから外れてしまうと、にっちもさっちも行かなくなります。
このようなトラブルは想定していないために混乱してしまうのです。
そうすると、どのように対策を取ったら良いのかが分からずに、悩み続けてしまうのです。
因果関係が分からなくなるのです。
このことで気に病んでしまい、精神的に落ち込んでしまうこともあります。
論理的、合理的な人ほど気に病むことが多いようです。
これに対して、既成概念や固定観念にとらわれずに、新しいことにチャレンジする人などは、失敗があたり前という考え方です。
そして、失敗の中からユニークな発見をするというサイクルで生きているのです。
ラテラルシンキングという思考方法です。
しかし、この方法は誰にでもできることではありません。
固定観念に囚われている人は、なまじラテラルシンキングをすると、こんなことで良いのだろうかという恐怖感に襲われてしまい、また理論的に考えてしまうのです。
もとに戻るだけです。
このラテラル的な人の場合では、気に病むということ事態が、新しいアイデアをひねり出す工程と同じ次元なのです。
気に病まないぐらい考えないとアイデアは湧き出てこないからです。
悩んで悩んで気に病むことから新しいアイデアを創り出すので、ラテラルな性格の人には病むという行為は前向きな思考なのです。
ポジティブな気の病こそが、アイデアの源泉なのです。
失敗してもポジティブに考えてその改善策をひねり出し、次に有効なアイデアを生み出す原動力となるのです。
新しいことにチャレンジして、気に病むくらい考えて活路を見出す、そして上手く進むと心も晴れやかになるのです。
気に病むことを乗り越えて、前向きに進むことで心も晴れやかになるのです。