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「気に病む」の意味とは?気に病む性...(続き8)

言い換えると、何をするにも細部までキッチリと確認しながら進めるのです。

これまでに紹介したように、何事も論理的に考えるのが好きで、話の展開では原因と結果という因果関係を大事にする性格なのです。

いわゆるロジカルシンキングという思考方法なのです。

歩みは遅くても、着実に目標に向かって進むことができるのです。

このような性格の人は、一旦歯車がとまってしまったりレールから外れてしまうと、にっちもさっちも行かなくなります。

このようなトラブルは想定していないために混乱してしまうのです。

そうすると、どのように対策を取ったら良いのかが分からずに、悩み続けてしまうのです。

因果関係が分からなくなるのです。

このことで気に病んでしまい、精神的に落ち込んでしまうこともあります。

論理的、合理的な人ほど気に病むことが多いようです。

これに対して、既成概念や固定観念にとらわれずに、新しいことにチャレンジする人などは、失敗があたり前という考え方です。

そして、失敗の中からユニークな発見をするというサイクルで生きているのです。

ラテラルシンキングという思考方法です。

しかし、この方法は誰にでもできることではありません。

固定観念に囚われている人は、なまじラテラルシンキングをすると、こんなことで良いのだろうかという恐怖感に襲われてしまい、また理論的に考えてしまうのです。

もとに戻るだけです。

このラテラル的な人の場合では、気に病むということ事態が、新しいアイデアをひねり出す工程と同じ次元なのです。

気に病まないぐらい考えないとアイデアは湧き出てこないからです。

悩んで悩んで気に病むことから新しいアイデアを創り出すので、ラテラルな性格の人には病むという行為は前向きな思考なのです。

ポジティブな気の病こそが、アイデアの源泉なのです。

失敗してもポジティブに考えてその改善策をひねり出し、次に有効なアイデアを生み出す原動力となるのです。

新しいことにチャレンジして、気に病むくらい考えて活路を見出す、そして上手く進むと心も晴れやかになるのです。

気に病むことを乗り越えて、前向きに進むことで心も晴れやかになるのです。