共学で学ぶ女子生徒から見ると、本当に思わぬ展開になったり、思わぬ方向に進んでしまうことも多いので、驚かされることも多いはずです。
そんなところも、男子校の男子の特徴でもあり魅力でもあるのです。
理想が高い
例えば、スポーツといえども単なる肉体勝負ということではなくて、理論に基づいた基礎トレーニンも取り入れています。
そのうえで、コーチや監督もスパルタ方式でしごくので、良い成績を得ることもできるのです。
肉知面、精神面の両面で考えて、理想の選手に育てるのです。
目標は全国大会での優勝を目指し、スポーツでも理想が高いのです。
もちろん、勉学の方にも力を入れていて、大学は有名国立大学への合格を目指しています。
理系の生徒も多いので、将来は技術者や研究者、グローバルな商社マンや金融関係の仕事を目指している子も多く、あくまでも理想を高く掲げるのが特徴なのです。
就職やその先の結婚、将来の夢を考える子も多く、共学の男子よりも将来に対する理想は高いと思われます。
彼女より男友達を優先しがち
男子校の男子は、女性に対する興味ももちろんあるのですが、当面目先のことに関することでは仲間との交友を大事にするのです。
大学受験の対策や、学内での試験なども上手く乗り切れるように情報交換をしたり、みんなで議論したりということが優先します。
とりあえず、大学受験や就職活動などは、それに集中するので彼女のことはひとまず横に置いておくのです。
すなわち、優先順位をしっかりとつけることを覚えているので、今は何が優先するべきかを判断できるのです。
共学の場合は、ダラダラと付き合いながら勉強しがちですが、男子校の場合はハッキリとスイッチを切り替えることが得意なのです。
彼女が必要になった時には、スイッチをいつでも切り替えられるのです。
それまでは、役に立つ男友達を優先するのです。
女性らしい服装の子が好き
男女共学の男子と男子校の男子では、女性に対する見かたが違っています。
服装とは、「こうなりたい」とか「こんな風に見られたい」と言った欲求を表現しているものだと言えます。
10代の女性や高校生が、大人っぽい服装をして大人に見てほしいと思ったり、アラフォーの女性が若い格好をして若く見られたいと思うのと同じです。
派手なファッションをする女性は目立ちたがり屋ですが、自分の本性を見せたくないという防衛本能があるからです。
奇抜な格好をするのも、自分をファッションで隠しているので、本性がよく分かりません。
特に、男子校の男子などは女性と接する機会も少ないので、まずは彼女の服装で判断するしかないのです。
だから、女性らしい服装の子は、少なくとも自分を過度に飾ること、隠すことが無いと思うので、そんな彼女を好きになるようです。
男と女の友情は成立しないと思っている
女性に、男と女の友情は成立するかという問いかけをすると、約6割の女性は男女の友情は成立すると思うとの回答でした。
成立しないと回答したのは約2割でした。
これは女性に聞いた答えですが、男子高の場合には当てはまるでしょうか?それを考える場合に、ひとつの条件があるようです。
それは、回答した女性の男性に対する感覚によることです。
つまり、女性と付き合っている、あるいは一緒に生活しているか勉強している男性の性格にも大きく左右されます。
友情は成立すると答えた女性の周りの男性は、いわゆる草食系の男子である場合が多いのです。
つまりは、男性としての魅力を感じない人とは、容易にお付き合いできるし友情らしきものも成立するようです。
ただし、肉食系の男子の場合は、ある瞬間から相手が異性と認識してしまい、恋愛に発展するようです。
男子校の男子は、今まで男子の中で暮らしていて女性には飢えている状態なので、女性を見ると肉食系の本性が出てくるのです。
だから、男子校の男子の場合には、男と女の友情は成立しないと思っているのです。
フラれることの方が多い
男子校の男性は、女性に対する免疫が無いと言えるので、女性を見たらすぐに興味を持ってしまいます。
見ただけでは、その女性がどのような人なのかが分からないのですが、少しでも自分に優しくしてくれると、自分に好意を持っているのではと思ってしまうのです。