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接客が楽しくなる4個のコツ!接客が...(続き5)

お客さんと直接話をしている時はもちろん、お店や会社の外からでもお客さんはこちらの動きや立ち振舞いを見ています。

意識してチェックしている人もいれば、ただ何となく眺めているだけの人もいます。

どちらの場合でも、従業員がだらしない姿勢で立っていたり、背筋が曲がったりしていたらやる気が無さそうに見えてしまいます。

そんなお店に入ったところでまともな接客をしてもらえるとは思わないでしょう。

仕事中は、いついかなる時でも人から見られているかもしれないと頭に入れて、常に姿勢を正して美しい立ち振舞いを心がけましょう。

何もせずに立っている時でも姿勢が美しければ、お客さんはそれを見て「雰囲気の良さそうなお店だな、ちょっと入ってみようかな。」と考えてくれることもあるでしょう。

お客さんに好かれる販売員になるには

お客さんへの接客態度が良ければ、お客さんから好かれることができます。

従業員の立場から考えられる、接客する上でのポイントについてはすでにご紹介してきました。

ここからはお客さんの目線から見た時に、どんな従業員を好きになりやすいかをご紹介していきます。

お客さん目線での考え方も理解しておくと、よりお客さんに好かれる販売員になれるでしょう。

お客さん目線に立つことができる

優れた従業員というのは、常にお客さんの目線に立って接客をすることができます。

例えばあるアパレルショップにて、お客さんが洋服を見にきたとします。

来店したお客さんに対して「いらっしゃいませ」と明るく挨拶をした後で、従業員はお客さんの全体の雰囲気や表情をよく観察します。

そこでお客さんが従業員に話しかけられるのを避けている様子だったら、それを察して余計に声をかけることはせず、他の仕事をしながらさりげなくお客さんの様子をうかがいます。

もし話しかけられればすぐに対応し、お店のおすすめではなく、お客さんの求めている服をまずは聞き出して、その希望に最も合った商品を提案します。

お客さんが気に入ればそのまま試着から購入の流れになりますし、気に入らなければ他のものをおすすめします。

このようなスムーズな接客の流れはお客さんにとっては理想的でしょう。

また、従業員の個人的な売り上げのために商品をごり押しするのではなく、まずはお客さんの話を聞いてから、お客さんの求めるものを提案するやり方も、お客さんの目線に立っていると言えるでしょう。

これができる従業員は、自然とお客さんからも好かれます。

記憶力がいい

お客さんにとっては、馴染みのお店で従業員と親しくなるのも買い物の楽しみの一つです。

前に一度買いに行っただけのお店なのに、従業員が自分の事を覚えていてくれたら、誰でも嬉しく感じることでしょう。

顔だけでなく、前回話した内容についても覚えていてくれると、「今日もここで買い物をして行こう」という気になりますし、それが続けばお客さんの方からお店の常連客になろうとするでしょう。

話が楽しい

話をしていて楽しいと思える従業員とは、お客さんも積極的に会話をしようとするでしょう。

トークの技術がある従業員の場合、単に商品の好みを聞き出すだけでなく、気付けばお客さんから普段の私生活や好きなものなどについての情報も聞き出しています。

そうしたプライベートの話を聞くことで、従業員はお客さんの大まかな収入や、いつもどんなタイミングで買い物をするのかについても知ることができます。

お客さんが常連になれば、上手に売りたい商品を勧められるようになるでしょう。

もっと親しくなれば、お客さんの好みの商品が入荷した時には、お客さんに連絡して教えることもあります。

それだけ親密な関係を築ける従業員の存在は、お客さんも大事にすることでしょう。

褒め上手

褒め上手な従業員には、お客さんもつい心を開いてしまいやすい傾向があります。

試着した瞬間に「とてもお似合いですよ~」と笑顔で言われるだけでは、いかにもお世辞に感じてしまうでしょう。

しかし、試着を終えた後で、「このデザインは素敵ですが、お客様にはこの色よりもこちらの色の方がもっと映えると思いますよ。」などと褒めつつも的確なアドバイスを貰えると、社交辞令ではなく本気でそう思って言ってくれているのだと感じます。

また、「この着こなしはスタイルが良くなければなかなかできないので、そんなに他の人と被ることもないと思いますよ。」といった言い方をされると、「スタイルが良い」「他の人とあまり被らない」とさりげなく褒め言葉が入っているため、言われた側は自然と気分良くなります。

こうした褒め上手な従業員は、上手くお客さんの心を掴んで売上げに貢献できるでしょう。

話しかけやすい雰囲気

接客業は、なにも従業員の方からいつもお客さんに声をかけにいくわけではありません。