執着を捨てられずに、生きづらさを感じていませんか?
執着心を持っていると、冷静さを欠いた行動をしてしまったり、悩みから解放されずに苦しい思いをしたりします。
執着心を持ちながら心のバランスをとるのは難しく、生活も心も乱されていきます。
そんなとき、試して欲しいのが『執着を捨てる方法』です。
もちろん、ポンッと捨てられないのが執着で、簡単に捨てられるくらいなら執着もしていないでしょう。
でも、執着を手放さなければ苦しい毎日が続くだけ。
執着と向き合い、捨てるために行動してみるしかありません。
そのためにも、まずは執着とはなんであるかを知ることです。
そして、それが本当に必要かどうかを考えてみましょう。
あなたにとって必要のないものだと理解できれば、執着を捨てることもできるはず。
今回ご紹介するのは、そのための執着を捨てる方法です。
ぜひ参考にしてください。
何でも執着してしまう…そんな人いませんか?
執着には悪いイメージがありますが、必ずしも悪いわけではありません。
執着心が、時に良い結果を生み出すこともあります。
ただ、執着は心の状態としては厄介なもので…執着が強すぎると、多くの人は平常心を保てません。
冷静さを欠いてしまうので、執着を持ちながら平常心を保つことは、とても難しいことだと言えます。
そのため、「何でも執着してしまう」という人は、執着しがちな心の状態に苦しんでいたり、悩んでいたりする場合が少なくないはずです。
自分を楽にしてあげよう!執着を捨てる12個の方法
悩みや苦しみの原因は、多くが執着によるものだと言われています。
ですから、執着を捨てることができれば、今自分が抱えている悩みや苦しみの多くが解消することになります。
「そんな単純なことなら、今すぐ執着を捨てよう!」と思った人もいるかもしれませんが…そう簡単に捨てられないから、執着は厄介なのです。
執着とは、仏教でいえば煩悩。
言い換えると、強い欲求です。
すでに執着があり、苦しみや悩みを抱えている場合、それがあなたの強い欲求でもあるということ。
強い執着は強靭なパワーをもっているので、捨てても捨てても、すぐに戻ってきてしまいます。
しかし、そうなってしまうのは執着そのものを捨てようとするからです。
「執着を捨てよう、捨てよう」とする状態は、その物事に心がとらわれている状態そのものです。
本当に執着を捨てるためには、別のアプローチをする必要があります。
ここからご紹介するのは、そんな『執着を捨てる12個の方法』です。
1.「今」を大切にする
執着を捨てる方法その1は、『“今”を大切にする』ことです。
執着してしまう物事の多くは、過去の出来事です。
とくに、過去の栄光には執着してしまいがち。
過去の理想的な自分や、過去の幸せだった感情…。
これらは、良い思い出として思い出す分にはいいですが、その自分に執着しだすと悩み苦しむことになってしまいます。
もし、あなたが過去の自分にこだわっているのなら、「今」を大切にすることで執着を手放すことができるはず。
あなたは今、ここに存在しているはずなのに、今を受け入れていない状態です。
かつての輝きから自分を切り離して、今の現実を受け入れましょう。