いえいえ、さすがに社会というところは人間を抹殺するような仕組みにはなっていません。
マニュアル人間にも評価されるべき点があるのです。
信念を貫いて大きなことを成し遂げられれば良い
マニュアル人間が唯一、評価されるであろうポイント、それは「信念を貫いている」という点です。
そしてその信念がぶれていず会社や世の中の求めている事と一致していれば最終的には大きな事を成し遂げられる可能性もある、という事です。
この考えは芸術やスポーツなど、ある種の才能を開花させるべき場所で花開く可能性をもっていると言えるでしょう。
芸術もスポーツも長い修行の時間を要求されます。
ほんの1日や数日で芸や技を習得できるほど甘い世界ではないからです。
恐らく芸の世界で1人前と呼ばれるようになるためには10年以上の時間が必要でしょう。
いえ、それでもやっと半人前の入り口に入った程度かもわかりません。
このように芸術の世界は柔軟性というものが却って邪魔になってしまう世界なのですよね。
そういった世界ならば頭が硬く、マニュアル型の人間の方が却って芸の習得には好都合、という事になりそうですね。
柔軟性がある人が仕事で活躍できる6個の理由
それでは次に参りましょう。
次は「柔軟性がある人が仕事で活躍できる理由」です。
何故、柔軟性がある人はそうでない人に較べて仕事で活躍する機会がおおくなるのか、それについて考えてみましょう。
全部で6個の理由となります。
上手に人間関係が構築できる
柔軟性がある人が仕事で活躍できる6個の理由の最初の1つ目は「上手に人間関係が構築できるから」です。
仕事ができて活躍されている人に人間関係の構築に四苦八苦されている方を見たことがありません。
いえ、実際は物凄く人間関係で苦労をされているのかも分かりません。
しかし、人前で決してそのような素振りも表情も見せません。
他者から見たら分からないように振る舞っているだけかも分かりませんが、それでも巧みに人間関係を調整している事に変わりはありません。
人間関係を上手に構築できる人がいわゆる、仕事の出来るひとであって、その人のものの考え方は柔軟そのもの、と断じて言える訳なのです。
堅物ではないので嫌われない
人間関係の構築が上手という事は、その人は誰の目から見ても「嫌われ者」の人間ではない、という事です。
つまり好かれるか好印象・好感度を誇っている人物、という評価を得ているのです。
つまり人間が「堅物」にできていないという訳ですね。
だから柔軟性のある人の元にはいつも多くの人が自然と集まってくるようになるのです。
反対に堅物な人間のところにどれだけの人間が寄ってくるでしょうか?いつ会っても顔は不愛想。
こちらが挨拶をしても知らん顔。
ろくに挨拶の返事もしません。
気の利いた事も言えませんし、話す事と言ったらいつも同じ事ばかり。
人を褒めるような事も全然言いません。
そんな生き方をやって何が楽しいの?と思わずツッコミたくなるような硬い生き方。
人間関係を築けないと情報が集まってきません。
今の世の中、情報を掴む者が仕事の出来る人間と言っても過言ではありません。
それを行えないのですから、仕事でパッとしないのも仕方ないでしょうね。
アイディアが豊富に湧き出てくる
柔軟性がある人が仕事で活躍できる6個の理由の2つ目は「アイディアが豊富に湧き出てくる」です。