さらには、石橋を叩いても渡らない人もいるようです。
何事もネガティブに考えてしまう性格の人は、慎重すぎて臆病になってしまっているのです。
「石橋を叩いて」というところは、「慎重に確認して」と置き換えると分かりやすいのですが、仕事をするにも、新しいことにチャレンジするにも、その前に慎重に考える性格の人の行動パターンです。
しかし、慎重に考えるのはいいのですが、時間が必要です。
もしも良いテーマであれば、ぼやぼやしていると誰かに横取りされてしまうこともあるからです。
後になって後悔してしまうのです。
ところが、「できる営業マン」なら、考えるより行動してしまいます。
立ち止まって考えるのは大事なことですが、悩みすぎることは時間の無駄だと知っているのです。
そして、もしも上手くいかなかった場合でも、その原因を分析して解決するパワーを持っているのです。
できるだけ失敗しないように、経験と直感を活かして、考えるより行動することができるのです。
それが「できる営業マン」なのです。
2.失敗をしても挫けない
「できる営業マン」も、時には間違った行動や判断をすることもあります。
横から見ていると、堂々としているので失敗しているとは思わないのです。
しかし、本人は「しまった、ミスった」と思っているのです。
実は、激しく後悔しているのです。
ミスをして困難にぶつかってしまっても、そこでネガティブな気持ちにはならないのです。
これまでにも、幾度となくそんな難しい場面に遭遇してきたからです。
いつもチャレンジしている人にとっては、一瞬辛いと感じますが、その辛さの中でもそれを乗り越えるエネルギーを持っているのです。
むしろ、そんな困難な出来事に立ち向かうことが、やりがいがあって楽しく感じているようなのです。
失敗しても挫けることはないのです。
前向きな姿勢
失敗をして「悔しい」と思うことはあるはずです。
この時に、悔しさを紛らわせて楽しくふるまうことは、前向きな姿勢ではありません。
単にやせ我慢をしているだけのことです。
「できる営業マン」は、こんなやせ我慢はしません。
どうするかというと、「次は失敗しないように頑張ろう」と思うのです。
失敗は、「単に運が悪かっただけ、次は上手くいくかも」なんて軽々に考えはしないのです。
失敗の原因やその対策をしっかりと見直して、次は同じ失敗はしないぞと準備することです。
この姿勢が前向きな姿勢というのです。
失敗が恥ずかしくて、ヘラヘラしながら大丈夫と口先だけで答えるのではありません。
3.明るい
できる営業マンは話し上手で性格も明るく、顧客にも人気のある人だと思われますが、単に明るいだけでは契約は取れません。
初めて訪問した時には、明るい雰囲気でコミュニケーションを図ることが大事ですが、笑顔が明るいだけではダメなのです。
仕事に関して知識があることはもちろんですが、話をしっかり聞いてもらうことが必要です。
そのために、できる営業マンはクライアントと接している間は、どんな時でも明るく振る舞うことは必須なのです。
たとえ、自分に対する意見が厳しくても、しっかりとその意見を聞いてあげて、それにたいする善後策を提供するのです。
明るい未来を提案するのです。
いつまでも、相手の味方であることをアピールするのです。
それによって、またこれからも気軽に相談したり意見を言うことができる関係を作っておくのです。