わざとカタカナ言葉でごまかしているようにも思えます。
そんな言葉を聞いていると、こちらも気分が悪くなるのです。
自分は博学で偉いんだと、自分を誇示しているように思えます。
ビジネスの世界でこんな説明の仕方をすると、話もまとまりません。
「あいつは何考えているんだ!」と突き放されてしまうのです。
できる営業マンは、誰にでもわかるように物事を説明できるのです。
難しい専門用語が出てくれば、その時に必ず説明します。
相手が理解していないと感じると、分かりやすいたとえ話で聞き手を納得させるのです。
相手が納得してうなずいていることを確認しながら、次に進むのです。
話が複雑な場合には、途中でいったん区切って、ここまでの話を理解できたかと尋ねるのです。
言葉は簡単だけれども話の内容が複雑な場合も、疑問点があればいつでも質問してくれと言っておきます。
話し上手とは、相手に理解させることが上手なことです。
相手が興味を持つような話し方
相手にとって予想外のこともあります。
「そういうことだったのか!」などと膝を叩くこともあります。
すると、そのほかにも何かあるのでは、知らないことも聞けるのではと期待してしまいます。
身を乗り出して、こちらの話を聞くようになります。
相手はしっかりと目を見開いて、こちらを見ているのです。
このような態度を取るということは、相手が興味を持っているということです。
「何か期待できそうだ」「自社にとって有益なことではないか」と将来に期待が持てるような、興味を持つような話し方が得意なのです。
7.聞き上手
何かを売り込みたいときには、相手の状況を知っておくことが大事です。
ただ、自分たちの得意なものを相手の前に並べて、「これはこういう特徴がある。
どうだいいだろう」などと自画自賛することも多いようです。
しかし、相手側にもいろいろと事情もあるし考え方もあるはずです。
だから、このような一方通行ではなく、相手の意見もしっかりと聞くことも大事なのです。
できる営業マンは、クライアントとのヒアリングに力を入れて、とても聞き上手でもあるのです。
相手の意見に寄り添うことができるのです。
8.相手に寄り添うことができる
一度相手の立場にも立ってみることです。
すると、今は何が問題で、一番困っていることはこれだと分かってくるのです。
もちろん、相手も簡単には内部事情を後悔することはありません。
秘密は守るはずです。
しかし、およその状況は理解できるはずです。
「たぶん、今はこんなところに関心あるはずだ」と推測するのです。
すると、次はこんなことを提案してみようと勘が働くはずです。
その勘が上手く当たると、提案はバッチリとハマってしまいます。
すっかり相手に寄り添うことができたのです。
このように、上手く予想を立てることができるように、普段からの対話やコミュニケーションが重要なのです。
できる営業マンになるためには?7個の秘訣と考え方!
営業の仕事がしたいのなら、誰もが「できる営業マン」になりたいと思うはずです。