下品な人を見て不愉快に感じるのって、何故なんでしょうね?
そもそもあさましい人って、日本人には少ないんじゃないかなって思うんですよね。
あさましさの意味から考えても、“品”という点で考えても、上品とまでは言わなくてもそれなりに品を保っているのが、日本人気質な気もします。
…そんな気質に外れているから、嫌われるのかな?
2.いやしい
あさましいの代表的な意味としてご紹介した“いやしい(卑しい)”。
これもあさましい人の特徴なんですよね。
卑しいの意味は先ほどもご紹介しましたが、ガツガツしていることや下品なことです。
あさましい人の“品がない”ことが表面的な特徴だとしたら、“卑しい”は内面的な特徴と言える気がします。
ガツガツしているということは、つまり“せこい”ということでもあります。
特に金銭面でのせこさが、周囲の人からは醜く、下品に映ってしまうのでしょうね。
筆者の周りにはあんまりこういう人はいないんですけど…ドラマ『半沢直樹』には卑しい人っていっぱい出てきた気がしません?
大きなお金を動かしている人ほどせこいっていいますしね。
どうりで筆者には縁がないわけだ(笑)
あさましいの意義には、“道徳の欠落”というのがあるんです。
あさましい人の心の卑しさというのは、まさに道徳の欠落があることが原因な気がしますよね。
3.見栄を張る
あさましい人の特徴には“見栄を張る”というのもあるようです。
筆者はあさましい人に、見栄を張るって言うイメージはありませんでした。
見栄を張るというよりは、なりふり構わない人だと思っていました。
だから下品なんだと。
でも、あさましい人には、見栄を張る人もいるみたいです。
これも他の特徴の延長上にあるから、見栄を張るのがあさましい人の特徴だと言われるのかもしれません。
先ほど特徴として挙げた“卑しい”人であることがポイントなのでしょうね。
卑しくせこい、あさましい人間のくせに見栄を張るってことなのでしょう。
金銭面でのせこさがあさましい人の特徴で、お金持ちな人ほどせこいことを考えれば、見栄を張るっていうのにもちょっと納得がいきますよね。
すっごいせこいんだけど、着飾るものはブランド品ばかりとか。
周りの人からは「その卑しさで手に入れたお金で着飾っているんでしょ」って、思われちゃうのかもしれませんね。
4.遠慮しない
あさましい人の“遠慮しない”という特徴。
これはイメージにあった特徴かなって思います。
ガツガツとしていて、なりふり構わない下品な感じのほうが、あさましい人って感じがしますよね。
子供のころとか、よく「遠慮しなさい」って親に躾けられたような気がしますし、母親が子供にいうセリフとしてよく聞きますよね。
その遠慮がないのが、あさましい人ということです。
遠慮って難しいものですが、あさましい人の場合は、その遠慮しない態度が下品に映るんでしょうね。
例えば、スーパーの試食コーナーで試食しまくるとか…無料で配られているモノを遠慮なく、限度なくもらっちゃうような行動とか。
また、食べ放題とかバイキングスタイルの食事でのなりふり構わないガツガツ感とかですよね。
口コミでは、人の食べ残した皿を奪い、舐めるようにして食べる。
なんていうのもありました。