なぜなら、日本ほど、言葉にあふれた国はありません。
あなたが今使っている言葉が、あなたを作り出していると言っても過言ではありません。
つまり、不平不満や愚痴などを多く口にしている人はそれだけそのように見られてしまっている危険性があるのです。
最近、自己啓発の本がバカ売れしているのが、ある意味これが原因と言われています。
言動を治すにもなかなか治すのが大変なので、本を読んで治そうと思う方が結構多くいらっしゃいます。
しかし、本を読んだだけでは、なかなか治りません。
読んでからしっかり実践しないと物にならないのです。
なぜなら、読むと言うことは縦に糸を縫っているような感じで、実践は横に糸を縫っているような感じなのです。
つまり、縦と横を縫ってこそものができると言うことです。
つまりは、最近は本を読んで終了と言う方が結構多いのです。
本を読んだだけで治るのであれば、安いものですね。
それだけであなたが完成されてしまうと言うことは、機械で言えば、メンテナンスの料金が安いと言うこととほぼ一緒ですよ。
つまり、知らず知らずのうちに自分の価値をさげてしまっている危険性もあるのです。
そうなってしまっては意味がありませんね。
しっかりとした言動を行うためにも、美しい言葉を使うようにしましょう。
行動
格好やビジュアルよりも、あなたの行動を見ている可能性があります。
要は、普段の生活態度や仕事への取組み姿勢などです。
口ではすごいと言ってもいても、行動と一致していないのであれば、簡単に見透かされてしまいますよ。
この例えがよく一番に表されているのが営業系の仕事です。
使ったこともない商品を良いものだと言って、相手に進めなければいけないので、大変です。
そのために、上手い伝え方や、口を上手くするにはどうしたらよいのかと考えてしまう人がいらっしゃいますが、これが大きな勘違いなのです。
口が上手くなっても営業の仕事がうまく行くとは限りません。
また、上手い伝え方をしても相手が納得するとも限りません。
営業成績が良い人のほとんどは姿勢で勝負しているのです。
つまりは行動です。
断れても足蹴く通ったり、断れるけど仲良くなってしまったりと、説明が上手くなくても相手と信頼関係を築くことができれば、営業系の仕事はうまく行くのです。
つまり、行動はあなたを表しているものと言っても過言ではないのです。
できるだけ自信を持った行動をすることです。
また、失敗しても落ち込んでいるような行動を見せても誰もあなたを慰めたりなどしません。
逆に付け込まれてしまうので注意しましょう。
考え方
最近は相手の本質を見抜こうとする方も多く、まずは相手が物事に関してどのような考えを持つのかなどを見ている人もいらっしゃいます。
いくら口だけで良いことを言っていても、考え方などを見ると、表面だけだということを見透かされてしまう危険性が高いのです。
また、考え方によって、この人、もしかして頭弱いのかな?と思ってしまうケースもあります。
要は口だけでごまかせるほど甘い世の中ではなくなってきているのです。
相手もこの人は物事をどんな感じに考えるのかなどを行動や言動などから探っていくのです。
つまり、あなたの考え方は見抜かれている危険性が高いのです。
特に高学歴の方に多いのが、なんの根拠もなしに高学歴だから自分の言うことは、正しいという感じの姿勢を出してくることです。
残念なことに、高学歴の人の言うことが正しいというのは科学的根拠はありません。