期待以上の仕事をすることも、先を憶測して工夫することも、人の立場になって考える必要がありますよね。
仕事は、人に利益をもたらすためにするものです。
自分の利益や給料は、その対価としていただくもの。
この仕事の意義を間違っていると、大きな仕事もまかせられないのです。
自分のために働く人は、自分に利益になることしかやりません。
だから嫌な仕事をやらなかったり、面倒な仕事を回避しようとしたりするのです。
でも、仕事は人のためにやるものですから、人の立場を考えて仕事ができなければ、成功に結び付けることもできません。
もちろん、人の立場にたてないと、チームワークが必要な仕事で輪を乱してしまいます。
大きな仕事ほどチームワークが肝心なので、自分本位な考え方では、大きな仕事を成し遂げることができないのです。
ですから、大きな仕事を任されるようになるためには、人の立場になって考えることが大事!そしてそれは、上司だけではなく、自分だけではなく、その仕事に関わる全ての人に対してです。
8.分からないことは質問する
仕事が任せられるようになるための秘訣その8は、『分からないことは質問する』ことです。
仕事ができるようになってくると、質問できない人が増えてきます。
それは、プライドが高くなってくるからです。
本来質問は悪いことではありませんが、“新人=質問”のイメージがあるため、「そんなことも分からないのか」と言われて恥ずかしい思いをしたくないため、多くの人は質問が出来なくなっていくのです。
もちろん、何度も同じ質問をするのは、仕事能力が無いだけです。
でも、仕事ができるようになってきても“初めてのこと”はあるものです。
そして、それが分からないのは当然のことで、質問するのも当然の権利です。
変なプライドから質問せずに、ミスをするほうが最悪ですよね。
分からないことは質問する。
そういうスタンスを保てる人は、上司などからも好かれます。
素直な態度として、快く教えてもらえるのです。
そのため、大きな仕事のチャンスも巡ってくるのです。
分からないことを質問することは、恥ずかしいことではありません。
仕事への前向きな姿勢です。
大きな仕事を任せられるようになりたいなら、分からないことはどんどん質問して、自分の知識を増やしましょう。
仕事に大きい小さいも関係ない!チャンスは自分で掴もう!
いかがでしたか?
今回は『大きな仕事を任される人の10個の特徴』と取り上げるとともに、『大きな仕事を任されるための秘訣』についても解説してきました。
人は仕事をする以上、より大きな仕事を任されて、充実した仕事人生を送りたいと思うものです。
ですが、実際にチャンスを手にする人と、手にできない人がいるのは事実です。
仕事を任されることなく、ただ惰性的な仕事をしていくのか、もっとたくさんの経験をし、仕事とともに自分も成長していくのか…。
私たちは、生活のために仕事をしていかなければなりません。
どうせなら、嫌々ではなく、充実感を味わいながら仕事をしていきたいものですよね。
大きな仕事を任される人になれるよう、仕事への向き合い方を変えてみませんか?