自分の言いたいことを優先して相手に話をする事も出来るでしょう。
けれど、だからと言って全く相手の反応を感じずに話をする事が出来るというものでもないでしょう。
やはり多少は相手の気持ちを感じる事があるはずです。
その場合、相手の感情が大きければ大きいほどその気持ちに引きずられてしまう事もあります。
それが結果的に別れ話をうまくすることが出来ない原因となる可能性も多々あります。
せっかく電話で話をする事を決めたのにも関わらずそうなってしまっては意味がありません。
そうならないようにする為には、話をする内容を紙に書いておく事をお勧めします。
人間いざという時になると言いたい事が出てこなくなる事もあるものです。
本当はいろいろ話をしたい。
理由をきちんと説明して納得してほしいと思っていいたとしても、それを相手にうまく伝える事が出来ずに、結果的に必要以上に相手を傷つける事になってしまう可能性だってあるのです。
だからこそ、まず自分が話をしたいことをメモしておくのです。
メモを作る事によって自分の中の気持ちを整理する事にもつながります。
そうする事によってより冷静に話をする事が出来るようになる場合もある事でしょう。
何を言われても「それでも無理」と断ることができる
面と向かって話をしていると、相手の感情に押し負けてしまう事があります。
ただ話をしているだけでは無く、泣いたり騒いだり。
暴れたりされてしまえばそれだけも、分かれる事が億劫になってしまう事もあるでしょう。
もととも押しに弱い人の場合には、別れたいという気持ちがあったとしても結果的に力づくで関係を修復する事を納得させられてしまう事もあるかもしれないのです。
ですが、電話の場合にはそれを回避する事が出来ます。
いくら相手が電話の向こうで騒いでいたとしても、実際に目の前で騒がれるよりはずっとましです。
なんなら受話器から耳を話してしまえば相手が何を言っても気にもなりません。
自分は相手の押しに負けてしまうかもしれない。
そんな不安が少しでも残されているのであれば、電話を利用して『それでも無理』と毅然とした態度を取る事が出来るようにしておきましょう。
お互いに時間がかからない
電話での別れ話は、面倒ないざこざを回避する事が出来るというものだけではありません。
すでに二人の関係が覚めてしまっているのであれば、話し合いをしたとしても揉める事も無くすんなりと別れを決める事が出来る場合もあるからです。
けれど、実際に会って話をするには互いの時間を合わせなければなりません。
社会人同士などの場合には、なかなか時間を確保する事が出来ないという事もあるでしょう。
また、既に気持ちが覚めている相手の為にわざわざ予定を調整したくないという、実に現実的な意見もあります。
そんな時こそ、電話での別れ話です。
電話を利用して別れ話をすれば、当然ながら相手の時間を無駄にする事はありません。
本当に話し合いにのみ必要な時間を確保すればいいのです。
また、どんなに遅い時間でも朝方だったとしてもお互いが納得しているのであればそこで別れ話をする事も可能でしょう。
外で会うにはそうは聞きません。
だからこそ、予定を合わせるだけで時間が経ってしまうケースもあるのです。
嫌な事を先延ばしにしてもいい事はありません。
互いに前に進む為にも、まずは話し合いを早めにする事が必要となるのです。
だからこそ、時間を短縮する事の出来る電話での別れ話はメリットが多くあるという人も居るのです。