何種類かの遊具があって、一斉に遊ぶことになっても、どの遊具で遊ぼうかと思案しているうちに、みんなに先に取られてしまって立ちすくんでしまいます。
大人の世界でも、生まれつきのんびりしている性格の人は、何事にも慎重に考えて行動するようです。
しかし、もともと活発な性格で活動的な人は、自分の判断でできることはどんどん進めていくようです。
そして、みんなの先頭に立って、率先して仕事を進めていく役割を持つことになるのです。
しかし、そんな活発な人が、何かの理由でのんびりせざるを得なくなると、一気にモチベーションが下がってしまうのです。
さっさとしたい気持ちがあるのだけれど、できない自分にモチベーションが上がらなくなるのです。
のんびりし過ぎることに罪悪感を感じて、いざとなってもモチベーションは上がらなくなるのです。
自分に自信がなくなる
忙しく働いている時にはのんびりしたいと願うものですが、いざ長期に渡りのんびりしてもよいとなると、不安になることもあります。
離れ小島にぽつんと一人置いてきぼりにされたような感覚で、ものすごく不安になるのです。
周りの人は一生懸命に動き回って頑張っているのに、自分はこんなにのんびりしていても良いのだろうかという強い不安が出てくるのです。
そして、大病を患い長く入院していた患者のような心境で、上手く職場復帰ができるかどうかが心配になってくるのです。
自分が参加しない間に、新しい技術や情報が進化して、もはやついていけなくなっているのではという不安が溜まってくるようです。
のんびりしていると、自分に自信も無くなってくるのです。
罪悪感が強くなる
自分がのんびりしているうちに、知らず知らずのうちにみんなの足を引っ張り、みんなに迷惑をかけていないか不安になるのです。
仕事もバリバリとこなしていた人ほど、のんびりし過ぎると罪悪感が強くなっていく傾向があります。
責任感の強い人ほど、のんびり休めないと思い込んでいるからです。
もしも怪我をして前線から外れてしまうと、のんびりするべき時間も焦ってしまい、心に重荷が残ってしまうのです。
このように、のんびりし過ぎることは罪悪感を高めてしまう結果になります。
怠け癖が付いてしまう
のんびりすることに慣れてしまうと、今度は怠け癖が付いてしまいます。
のんびりしている時は、時間にも追われずにゆっくりと過ごせるのです。
あくせくする必要もありません。
何かをしたいときにする、止めたいときに止めればよいのです。
なんの制約もないのですから、こんなに楽なことはありません。
肉体的にも精神的にも、羽を伸ばすようにゆったり過ごせるのです。
ストレスも関係ありません。
しかし、こんなのんびりする生活に慣れてしまうと、もう元の生活には戻れなくなります。
怠け癖が付いてしまって、復帰には時間がかかってしまうのです。
のんびりするのにおすすめの行動
心や体にストレスをため込んでしまうと、いろんなところに弊害が出てきます。
また、いろいろと動き回って肉体が疲労してしまうと、体内に活性酸素が増えすぎてしまいます。
体の機能がどんどん低下していきます。
いわゆる疲労と呼ばれる現象なのです。
人間関係の悩みや仕事、経済的な悩みによっても、大きなストレスを感じます。
そのストレスを上手く解消できなければ、自律神経のバランスが乱れて睡眠不足になったり、頭痛や腹痛などの症状が出たり、高血圧、肥満、うつ病などの症状を引き起こし、最悪は脳卒中や心疾患の病に倒れることにもなります。
こんな症状は、体が疲れているから休息を取りなさいと警告しているのです。
その警告を即座に感じて、休養を取ることが重要なのです。
しかも、単に身体だけを休めるのではなくて、心も同時に休めるのです。