特に電車の中は集中力を持って勉強できる空間です。
できれば座って本や参考書を読みたいですから、3,4駅以内くらいであれば一旦逆の電車に乗って発車駅まで行き、そこから乗って席を確保するというのも一つの方法であると思います。
車を運転する人であれば、音声で語学のリスニングをするとか、耳から入る情報による勉強ができると思います。
移動するのに単に移動だけしているのは非常にもったいないです。
短い時間でもいいから何か本を持ち込むなり、勉強の音声を聞くなりして、移動しながら勉強というのを癖づけていくことが大事です。
自分の声で録音したものを聞く
毎日の通勤電車で毎日ちゃんと座れるという人ばかりではなく、むしろ座れない人のほうが多いでしょう。
満員電車で立ちながら本を広げて読むのは難しいですから、音声での勉強になると思います。
その時にお勧めするのは自分の声で録音したものを聞くというものです。
例えば資格などを取るために勉強しているなら、そのテキストを読んだものを録音してそれを電車などで聞くというやり方です。
最近はスマホのアプリでボイスレコーダーは数多くありますので、スマホに録音すればいいと思います。
読む&聞くで一気に記憶力がアップする
勉強というのは五感を全て使って憶えるのが一番いいとされています。
全てというのは難しいですから、読むことと聞くことで口と目と耳を使うので、視覚や聴覚を使って憶えることができます。
自分で話したことというのはよく憶えています。
特に区切りごとに抑揚をつけて録音することで記憶しやすくなると思います。
自分で声に出して読むという勉強をしている人は意外と少なく、読み書きの勉強だけになっています。
それだけよりも声に出して読み、それを耳で聞くことも加われば、より記憶に定着することになると思います。
狭い場所で勉強する
トイレで勉強するとよいというのを上述していますが、閉所で勉強すると非常に集中力が高まるというのがあるからです。
人には空間認識能力というものがあり、自分が今いる場所の広さ、高さ、奥行などを瞬時に察知し適応していきます。
それが非常に狭い場所になると情報が限りなく少なくなるので、やっていることに集中できる環境が生まれるのではないでしょうか。
集中力が増す
図書館なども勉強をする場所としてよく利用されていますが、一人ずつ板によって仕切られて、横が見えないような図書館のほうがより集中力が増すと思います。
他人と同じく空間で勉強すると緊張感があって勉強がはかどると言われますが、目の前で勉強されているとどうしても気が散ることはあります。
ですから、何かで仕切られてることで自分だけの空間を確保でき、なおかつ図書館で他人と同じ空間で勉強している雰囲気、これがベストなのではないでしょうか。
完全に日々のルーティンにしてしまう
人間の行動には意識的なものと何も考えず自動化されたものがあります。
行動のほとんどは無意識にルーティン化されています。
朝起きて歯を磨いたり顔を洗ったりする一連の動作はすべてルーティン化されているのです。
意識して何かをしようとすると、意志というものが必要になりなかなか継続して続けるのは難しいです。
例えば、ダイエットのために毎日運動をしようと決意しても、3日でやめてしまうようなケースは、それがルーティン化される前にやめてしまったということです。
「今日も運動やらなければ」と意識的に行っているうちはルーティン化されてはいません。
それがしんどいなと感じるようなら自然とやめてしまうでしょう。
勉強することが完全にルーティン化されてしまえばこっちのものです。
そうなると特に気合を入れて勉強を頑張るということではないので、勉強を無理なく続けられるようになると思います。
勉強したら自分にご褒美
ニンジン作戦とでも言いましょうか、ご褒美を目指して頑張る作戦です。
これは非常に効果があると思います。
人間というものは自分の行動に対しての見返りがなんとしても欲しいと皆考えています。