小さいころから勉強をする習慣や、勉強の楽しさを味わっていないまま大人になってしまったことが原因ではないかと思います。
こういった人は今、自分の関わっている仕事についてもっと深く知りたいとか、もっと高度な技術を身につけたいというような意欲を持って、勉強に取り掛かるしかないでしょう。
目的もなく勉強しなくてはと思うほうが無理というものです。
勉強も習慣づけによって苦ではなくなるし、やっているうちに好きになっていくものです。
嫌いから、好き、面白いというところまで持っていく前にほとんどの人は挫折してしまいます。
何でもそうですが、始めからすごく面白いなどというものは実はたいしたことがないもので、最初はわからない、面白くないと思っていたけれど、懸命に取り組んでいるうちに面白くなってきたものが本物なのです。
物事の優先順位付けが下手
私たちは限られた時間やお金で生活しているわけですから、どうしても物事に優先順位をつけ、その上位からやっていくという方法をとっていると思います。
ですが、その優先順位のつけ方がおかしい人がたくさんいます。
そんなこと今すべきことではないだろうということを率先してやるくせに、今それをしないでどうするんだというような大事なことをないがしろにしている人はたくさんいます。
目の前の欲に負けて堕落な毎日を送り、自分を高めるための投資を怠っている人などがそれにあたります。
いつそれに気づくかというのは非常に大切なことであると思います。
能力はほとんど変わらないのに、結果をきっちり残す人とそうでない人の違いというのはここら辺にあるのではないでしょうか?
結果を残している人は優先度の高いものにエネルギーを集中できるからこそ結果を回収できるのに対し、全てのことを何となくまんべんなくエネルギーを分散させてやるために、肝心なところがやり足らなくて結果がでないということになっている人が多くいるのです。
時間も自分のエネルギーも有限です。
何にエネルギーを注ぎ込むのかを常に吟しないといけないということです。
効率よくすれば時間がなくても大丈夫
勉強というものを構えて考える人が多すぎるというのが、勉強がなかなか進まない、あるいは勉強する気になれない一因であると思います。
もっと気楽に考えたほうが勉強はできます。
特に時間に関してですが、社会人になって毎日がっつりと机に向かって勉強する時間などないというのが基本なのですから、いかに隙間時間をうまく使って勉強するかが大切なのです。
そうした隙間時間を無駄にせず効率的に勉強すれば、働きながらでもしっかりと勉強することは可能です。
時間がないという言い訳は通用しません。
ですから、自分の一日の時間の使い方というものを一度見直すことから始めましょう。
必ず勉強できる時間が捻出できると思います。
そして何より、大人になっても勉強できることに喜びを感じて楽しむことです。
そんな気持ちが持てるようになれば、あなたはどんどん成長していくでしょう。