家だと気が散るものがたくさん
いちばんよくないのは家で勉強することです。
家は自分への甘えが必ずでます。
眠くなったら思わず横になって寝てしまったり、お腹がすいたら好きな時間におやつを食べたりできます。
そうなると緊張感がなくなり、集中力が散漫になるでしょう。
人間の意志なんて正直弱く脆いものです。
自分は意志は強いと反論したい人もいるでしょうが、そんな人はまれな人です。
大抵の人は少しの誘惑で気持ちがゆらいでしまったり、最初はよくても最後まで集中が続かないものなのです。
なるべく人の目があるところで勉強するのがいいと思います。
図書館というのは勉強するのにもってこいの場所です。
静かだしある程度の人目もあります。
集中して勉強できるでしょう。
また、カフェというのもいいと思います。
周りの客の声はありますが、完全に静かな状態よりも多少のざわつきがあったほうが逆に集中できるということもあります。
場所と時間を制限することで集中できる
勉強を集中してやるためには可能な限り制限をかけていくことです。
まず図書館など静かで勉強する人が集まるような場所に行って勉強モードに追い込む。
そして1時間なら1時間と決めて集中して勉強する。
だらだらとやらないということが大切です。
集中力のないまま10時間勉強と、集中して3時間勉強するのでは、どちらが効果があるかは説明する必要はないでしょう。
40分くらいやって5分休み、でまた40分やるというような休憩をこまめに挟むやり方は非常に効果的だと思います。
たとえ5分でも休憩を入れると、休憩明けにまた集中力が戻った状態で勉強を始めることができるからです。
集中して勉強、少しの休憩というのをワンセットと考えてそれを数セット行うやりかたはうまくいくと思います。
勉強用のBGMを流す
勉強は静かな環境でしか集中してできないと考えているなら、それは間違いです。
音楽というのは実は集中力UPを助けてくれます。
ただし音楽の種類にもよるでしょう。
音楽自体を聞き入ってしまったり、歌の歌詞を考えてしまうような音楽は逆に集中力を削いでしまいます。
どちらかというと何も考えず右耳から入って、左耳にスムーズに流れていくような音楽がいいと思います。
歌詞のある歌よりもインストゥルメンタルな音楽のほうがいいと思います。
インストゥルメンタルな音楽も複雑なものはやめたほうがいいと思います。
どちらかというと同じフレーズを繰り返すような単調なもののほうがいいでしょう。
勉強に集中できるということが大前提ですから、少しでも音楽に聞き入ってしまって気が散るなら、その音楽は勉強のBGMとしては向いていないということでしょう。
無音よりも意外とはかどる
無音だと、少しの音が気になったりします。
外の人の声や足音が気になったり、何も音がないことで不安を憶えたりもします。
ですからある程度何か音が鳴っている状態のほうがリラックスできます。
勉強はリラックスした状態のほうが効率よくできますから、音楽を聞いてその状態へもっていける人は有利に勉強を進めることができるでしょう。
勉強の妨げにならない程度の音楽や音を流すということがポイントです。
音がある一定のレベルを越えてしまうと、それは気が散るだけの害悪な音楽にしかなりません。