もし運よくこの新人が定着できたとしても、その新人は猛烈な会社批判人間として生き残っていくことでしょう。
いきなり独り立ちさせる
この事態も私にとって経験してきたものです。
それは業種を問わず「店舗」という現場です。
お店は採算性を最優先にして人員配置を行います。
それくらい店舗において利益を出すためには人件費がカギを握るのです。
不要な人間をお店に配属させる事はハッキリいって「死活問題」なのです。
しかしながらいきなりの新人がこんな理屈を正しく理解できるはずがありません。
せめて最初の1ヶ月くらいは傍に仕事の事で分からない事があった時に気易く聞くことができる人物を置いておくことです。
でないと新人さんたちは不安と絶望が入り混じってその会社での勤務に諦めを感じてしまうでしょう。
入社して1ヶ月もたたない新人をいきなり独り立ちさせる。
確かに昭和の頃はそれが当たり前だったのですが、今の時代にそれをやったら、全く生産性を成り立たせなくするだけの「悪習」でしょう。
その事を悟れる経営者がその会社にいるかどうかの話しになってくるでしょうね。
5.面倒なものを押し付けている
新人がすぐに辞めてしまう特徴の5つ目は「面倒なものを押しつけている」です。
これも社風というかモチベーション失った社員が多く在籍する会社に多い傾向でしょう。
要するに「労を惜しむ」という事です。
しんどいことはしたくない。
給料も安いんだから同じ仕事をするなら極力楽な方を。
きつい仕事や面倒な仕事は新人に押しつけておけばいい。
という発想です。
こういった会社、今も多いかもわかりませんね。
私が初めて社会人としてデビューした時の会社にこういったタイプの社員がいましたね。
会社としても辞めるに辞めさせられず、閑職的ポジションに追いやるわけです。
その部署で「影番」のような存在になりさも自分はこの会社の生き写し化のような振る舞いを取って毎年、新人さん達をこき使う、というわけです。
こういった面倒なことを押しつけてくる人間。
1人ならば何とかなります。
その人間かを避けていたらいいのですから。
しかし、周りのほとんどの人間がそのような人間ばかりだったら…。
ちょっと具体的な対策が必要でしょう。
先輩がやりたくないことを押し付けられる
大体において、先輩やりたくない仕事というのは上から押し付けられた雑用がほとんど、と相場は決まっているでしょうが果たしてそうでしょうか?
つまり日頃さぼっているから余計な仕事が増える、という事です。
その仕事の中身はほとんどが「掃除」や「倉庫整理」。
つまり汚くしているからなのです。
掃除や整理整頓を日頃からキチッと行って要らないものと要るものの分別を行って、無用なものはどんどん捨てる。
そうしていれば余計な仕事は増えませんから新人にやりたくないことを押しつける必要もなくなるわけなのです。
しかし、それが出来ないから閑職に追いやられる、という訳なのですがね。
いきなり一人で大量の仕事量
とにかくそういった人物がうじょうじょいる会社。