私の大学時代の友人4人で、とある海水浴場の民宿を予約して、車で海水浴に出かけたのです。

お昼ごろに民宿について海水パンツに履き替えて、みんなで海水浴を楽しんだのです。

夕方に民宿に引き揚げて、お風呂に入ってからお楽しみの夕食です。

お酒も程よく飲んでいい気分になったところで、横の部屋が卓球場であることに気付きました。

温泉卓球ではありませんが、みんなで民宿での卓球をすることが決まりました。

ラケットと玉を借りてきて、1時間の卓球タイムです。

そのうちの一人が、「俺だったら、左手一本でみんなに勝てる!」と豪語したのです。

記憶ではみんな右利きでしたから、「そんなに簡単に負けるはずはない!」ということになり、二人が対戦したのです。

すると、左手で勝てると豪語した奴が、結構上手いのです。

反射神経も良くて、キビキビと動きながら打ち込んでいるのです。

あれよあれよという間に、結局豪語した奴が勝ってしまったのです。

負けた友人が、「お前本当に左手でも上手だなあ!」と褒めると、「すまん!実は字を書くのも箸を持つのも右利きだけど、卓球だけは昔から左利きなんだ!」と白状したのでした。

「そうだよなあ、お前とスポーツをしたことが無かったから、記憶にないんだ!日常生活も右利きだったし」と言うことで、部分的に利き手が異なる人もいることが分かったのでした。

日常生活でも、左利きの人をよく見かけます。

TVによく出演している女優やタレントさんでも、食レポの時に左手で食べている人もよく見かけます。

「あの人も、左利きだったのか」と注目してしまいます。

先ほどの友人のように、利き手は右なのですが、ラケットは左手で持つなどのように、何かの時に利き手が入れ替わる人も多いようです。

おもしろいことに、米国の歴代大統領は左利きが多いそうです。

前大統領のオバマさんも左利きです。

それ以外に、クリントン、ジョージ・ブッシュ、レーガン、フォード、トルーマン、フーバー、ガーフィールドなどの元大統領も左利きだったのです。

オバマ三を含めると、何と8人が左利きだったのです。

この中で、レーガン元大統領は左利きですが、書くのは右手だったそうです。

更に調べてみると、また意外なことも分かってきました。

それは、イギリス王室のことです。

エリザベス2世(イギリス女王)と息子のチャールズ皇太子、さらには孫のウイリアム王子は左利きだそうです。

しかも、エリザベス2世の母親も左利きだったそうです。

つまり、現女王の母、息子、孫と4代が左利きがいるということなのです。

なぜ右利きが多くて左利きが少ないかということに関して、諸説があるようです。

生まれた時には、もともとどちらかの遺伝子があるということでもなく、幼少期の時から自分にとって便利な方の手を使い続けているうちに、その手が利き手になったのではと思うのですが、いろんな見解があるようです。

日本人全体の約11%の人が左利きだそうです。

1千3百万人ほどの人が左利きということになります。

日本以外の国でも、左利きの占める割合は10%程だそうですが、おもしろいのはアメリカです。

約2%の人しか左利きはいないのです。

なぜ?と思いますが、アメリカでは両利きの人の割合が約28%もいるそうです。

というのも、幼い時に左利きの人は、右手も使えるように努力しているので、両利きの人が増えてしまったのです。

そのために、左利きだけの人の割合が少ないのです。

興味が尽きない左利きの話題ですが、いろんな角度から左利きの特徴を考えてみました。

左利きの人は”天才”と言われているの知ってますか!?


左利きの人は、天才肌や芸術肌の人が多いと言われることはご存知ですか?

右利きが一般的ですので、右利きの人にもそんな人は多いはずですが、なにかインパクトが強い人が多いのかも知れません。

ちなみに、左利きで天才と言われている人を並べてみます。

クラシック音楽では、モーツアルト、ベートーベン、バッハ、ドビッシュー。

ロック音楽では、エルビス・プレスリー、ポールマッカートニー、ジミー・ヘンドリックス。

その他、坂本龍一、ビルゲイツ、チャップリンなども左利きです。

左利きの人は右脳が発達しているそうです。

右脳は、感覚的に物事を捉えることが得意で、絵画が得意だとか音楽に優れている、数学やパズルが得意などと、あることに対して特別な才能を発揮するようです。

日常生活では、左利きのひとは何かと苦労をするようです。

世の中の道具は、右利きの人に都合が良いようになっています。

だから、左利きの人はその度に脳を働かせて対応しているようです。

日常的に脳のトレーニングをしているようなものです。

だから、右脳と左脳を上手く活性化させているので、天才と言われるような活躍ができるのではとの仮説もあるようです。

というのも、左利きの人は脳と脊髄の間を繋ぐ脳幹が大きく発達しているので、左右の脳の情報交換に優れているとの説もあるようですが、これも明確にはなっていないのです。

ともかく、左利きには天才が多いということは、言われているようです。

左利きの人にとって実は有利な5個のことって!?

以前なら、左利きの子供は、親が右利きに強制することが多かったのですが、最近ではこれもその子の個性として尊重するようになってきました。

ご飯を食べときに、女の子でも左手でお箸を持って食べる子供もよく見かけます。

子供同士でも平気で、みんな仲良く食べています。

しかし、現在の社会では、設備も道具も右利きの人に便利なように作られています。

その中に混じって暮らすのですから、いろいろと不便なことに直面するのです。

しかし、左利きの人にも有利なこともあるようです。

そんな事情について調べてみました。

スポーツで戦力になれる

左利きの人は、成人でおよそ10%前後です。

子供の頃には、左利きと分かると右利きに強制されたという子供もいるはずで、左利きの子供は20%前後はいると思われます。

ともかく、高校や大学になると、自分から敢えて右利きに強制する人は少なくなってくるので、高校や大学のスポーツでは、左利きというのは特別な存在になるのです。

しかも、その競技で稀な運動神経を持っていると、有力な戦力になるからです。

野球では、右のバッターボックスよりも左のバッターボックスの方が一塁ベースに近いので、打ってから走り出す時には、1~2歩は右打者よりも早く走れるのではないでしょうか?

俊足のイチローが、内野安打で出塁することが多い理由も、その一つではないかと思います。

また、相手との対戦型のスポーツでは、右利きの人は右利きの人との対戦には慣れていますが、左利きの人との対戦は経験が少ないはずです。

だから、左利きの人の動きに慣れていないために、同じような力量であったなら、右利きに慣れている左利きの人の方が有利に展開するはずです。

左利きが有利になるという観点から、そのスポーツだけ右利きでも敢えて左利きに変えたり、左右両方でもできるように訓練している人もいるようです。

野球


プロ野球では、右ピッチャーの投げるボールは、左バッターの方が見やすくて打ちやすいようです。

塁にランナーが溜まってチャンスの時には、右ピッチャーには左バッターを、左ピッチャーには右バッターを代打に送るようです。

守る方も、バッターによって右投げと左投げをリリーフに使い分けるようです。

右ピッチャーが多いので、左バッターの存在が貴重であり、右利きで右手でボールを投げる選手でも、左で打つ選手も増えました。

イチローや松井、阿部、小笠原選手も現役時代には右投げ左打ちでした。

現役の巨人の阿部選手は、キャッチャーで右投げですが、打つときは左で打ちます。

これの逆で、右で打つけれども左で投げる選手は思いつきません。

打者としては、一塁に早く到達できるというメリットは大きいようです。

ボテボテの内野ゴロなら、足が速い左打者は右打者よりもちょっと早く一塁に到達するかも知れません。

気持ちの上での優位さもあるようです。

サッカー

サッカーもやはり左利きは有利なことがあります。

左利きとは左足でのシュートが打てるということです。

基本的には、サイドバックの選手は、左利きの場合は左サイドに、右利きの場合は右サイドに置く場合が多いようです。

理由は、左からの縦突破に強いからです。

同じように右サイドには右利きが有利です。

ここに左利きを置くと、サイドを上手くすり受けて突進することが難しくなります。

また、世界的に有名なサッカー選手は、メッシ、ロッペン、ギグス、エジル、カシージャス、ツエフなど、過去に遡ればリバウドやリベリーノ、マラドーナなどは、全て左利きなのです。

日本人選手でも、名波浩や中村俊輔選手は左利きです。

才能あるサッカーの名選手には、左利きが多いようです。

中村俊輔選手は、利き手は右で、利き足が左だそうです。

卓球

卓球の世界でも、左利きの有名な選手は多いようです。

日本代表選手でも、男子では水谷選手、女子では石川選手がいます。

先日開催されたドイツオープン女子ダブルスで優勝した平野美宇選手と組んだ早田ひな選手は、長身で左利きでした。

見事なコンビネーションで、平野選手が厳しいところをついた時に返って来る玉を、左利きで早田選手がスマッシュを打って決めていました。

右利きの選手に言わせると、左利きの選手とはとにかくやりにくいとのことです。

左利きの選手と練習する機会も少ないので、左利きの選手の球筋に慣れないためだと思います。

左利きの選手は、普段から右利きの選手の玉を打つことに慣れてるから、試合でも実力が出せるのではないでしょうか。

シングルでは、初めに構える位置からして違います。

普通は対角線上に向かい合いますが、相手が左利きの場合は正面に向かい合うときがあるのです。

とにかく違和感がハンパではないのです。

サーブによっては回転が左利きには都合よく回るので、攻め込まれてしまうのです。

ドライブで自分の左サイドに打ち込まれたら、威力が強いので返球にも苦労する始末です。

慣れないうちに試合は負けてしまうということになるようです。

ボクシング

ボクシングの場合も、右利き対右利きのオーソドックスな対戦を経験している人が多いので、右利きの人が左利きの人と初めて対戦する時には、初めは違和感があります。

右利きなら右のストレートを打つつもりで左足を前にして構えます。

逆に、左利きの人なら右足を前にして構えるのです。

自分の右側からの強いパンチを警戒して構えることになります。

ガードの仕方も当然変えなければいけないのです。

当然、相手との距離感が掴めないのです。

練習の時の、スパーリングパートナーを用意するのも困ることもあるぐらいです。

それともう一つ大事なことがあります。

格闘技では、左重心にすると運動能力は劇的に上がるということです。

左股関節は前向きの力を生み、右股関節は後ろ向きの力を生み出すということです。

だから、左利きの選手の左ストレートは、左股関節の強い前向きの力を活用できるのです。

そして右足の後ろ向きの力で瞬時にブレーキをかけて、パンチを打った後にすぐに態勢を整えることもできるからです。

切れ味が鋭い左ストレートを打つことができるのです。

元世界王者の海老原博幸選手は左利きでしたが、左ストレートは「カミソリ」と呼ばれる由縁はここにあると思われます。

ただし、激しいトレーニングによる努力があったことは忘れてはいけませんが。

テニス

テニスの場合も卓球と同じことが言えます。

左利きの選手が少ないので、あまり左利きの人と対戦したことがないからです。

左利きの人は、いつも右利きの人と試合をする機会が多いので、右利きの人のボールを打ち慣れているのです。

だから、右利きの人が初めて左利きの人と試合をすると、最初は戸惑ってしまうようです。

普通のラリーの場合は、どちらも条件は一緒で、相手の弱い方に打てば良いだけです。

しかし、レシーブの時のボールの回転に関しては、慣れるまでに時間がかかります。

最初の1、2ゲームまでは予想よりもボールの変化が鋭くて、劣勢になってしまうからです。

スタートで劣勢になってしまうと、ずっと押され気味に試合が進んでしまうのです。

それと、押し込まれてとっさに上げるロビングでも、つい右利きの人と勘違いしてしまい、相手のバック側に打ったつもりですが左利きの場合はチャンスボールになってしまうのです。

頭では分かっているのですが、つい練習通りに身体は反射してしまうのです。

この慣れが左利きの有利な原因なのです。

左利きと対戦する時は、冷静に試合をすることです。