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左利きの人にとって実は有利な5個のこと(続き2)

右利きが一般的ですので、右利きの人にもそんな人は多いはずですが、なにかインパクトが強い人が多いのかも知れません。

ちなみに、左利きで天才と言われている人を並べてみます。

クラシック音楽では、モーツアルト、ベートーベン、バッハ、ドビッシュー。

ロック音楽では、エルビス・プレスリー、ポールマッカートニー、ジミー・ヘンドリックス。

その他、坂本龍一、ビルゲイツ、チャップリンなども左利きです。

左利きの人は右脳が発達しているそうです。

右脳は、感覚的に物事を捉えることが得意で、絵画が得意だとか音楽に優れている、数学やパズルが得意などと、あることに対して特別な才能を発揮するようです。

日常生活では、左利きのひとは何かと苦労をするようです。

世の中の道具は、右利きの人に都合が良いようになっています。

だから、左利きの人はその度に脳を働かせて対応しているようです。

日常的に脳のトレーニングをしているようなものです。

だから、右脳と左脳を上手く活性化させているので、天才と言われるような活躍ができるのではとの仮説もあるようです。

というのも、左利きの人は脳と脊髄の間を繋ぐ脳幹が大きく発達しているので、左右の脳の情報交換に優れているとの説もあるようですが、これも明確にはなっていないのです。

ともかく、左利きには天才が多いということは、言われているようです。

左利きの人にとって実は有利な5個のことって!?

以前なら、左利きの子供は、親が右利きに強制することが多かったのですが、最近ではこれもその子の個性として尊重するようになってきました。

ご飯を食べときに、女の子でも左手でお箸を持って食べる子供もよく見かけます。

子供同士でも平気で、みんな仲良く食べています。

しかし、現在の社会では、設備も道具も右利きの人に便利なように作られています。

その中に混じって暮らすのですから、いろいろと不便なことに直面するのです。

しかし、左利きの人にも有利なこともあるようです。

そんな事情について調べてみました。

スポーツで戦力になれる

左利きの人は、成人でおよそ10%前後です。

子供の頃には、左利きと分かると右利きに強制されたという子供もいるはずで、左利きの子供は20%前後はいると思われます。

ともかく、高校や大学になると、自分から敢えて右利きに強制する人は少なくなってくるので、高校や大学のスポーツでは、左利きというのは特別な存在になるのです。

しかも、その競技で稀な運動神経を持っていると、有力な戦力になるからです。

野球では、右のバッターボックスよりも左のバッターボックスの方が一塁ベースに近いので、打ってから走り出す時には、1~2歩は右打者よりも早く走れるのではないでしょうか?

俊足のイチローが、内野安打で出塁することが多い理由も、その一つではないかと思います。

また、相手との対戦型のスポーツでは、右利きの人は右利きの人との対戦には慣れていますが、左利きの人との対戦は経験が少ないはずです。

だから、左利きの人の動きに慣れていないために、同じような力量であったなら、右利きに慣れている左利きの人の方が有利に展開するはずです。

左利きが有利になるという観点から、そのスポーツだけ右利きでも敢えて左利きに変えたり、左右両方でもできるように訓練している人もいるようです。

野球


プロ野球では、右ピッチャーの投げるボールは、左バッターの方が見やすくて打ちやすいようです。

塁にランナーが溜まってチャンスの時には、右ピッチャーには左バッターを、左ピッチャーには右バッターを代打に送るようです。

守る方も、バッターによって右投げと左投げをリリーフに使い分けるようです。

右ピッチャーが多いので、左バッターの存在が貴重であり、右利きで右手でボールを投げる選手でも、左で打つ選手も増えました。

イチローや松井、阿部、小笠原選手も現役時代には右投げ左打ちでした。

現役の巨人の阿部選手は、キャッチャーで右投げですが、打つときは左で打ちます。

これの逆で、右で打つけれども左で投げる選手は思いつきません。