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譲り合いの心を持っている人の13個...(続き3)

困っている人を助ける

譲り合いの心を持っている人の特徴の5つ目は「困っている人を助ける」です。

例えば電車の中の優先座席。

あなたはその席を正しく利用していますか?

この席は電車の中のほんの一部にしかない座席です。

しかし、その席を我が物顔で利用している、どう見ても優先座席を必要としないような輩がふんぞり返って利用しているシーンを度々、見ます。

ご老人、妊婦の方、赤ちゃん連れのお母さん、などなど。

この席を優先的に利用してもらうがための設定なのに知らんぷりを決め込んでいる人間の何と多いことか。

見て見ぬふりをして困っている人を助けない。

こんな人物に「譲り合いの心」を説いてみたところで埒が明かないのは火を見るより明らかでしょう。

そんな偉そうなことを言う私も、果たして目の前に困っている人を見た時、どこまで尽力出来るか、甚だ疑問です。

譲り合いの精神、完璧に持っている人って本当に素晴らしい存在だと思います。

空気が読める

譲り合いの心を持っている人の特徴の6つ目は「空気が読める」です。

俗にいう「KY」ですね。

周囲や場の空気を読めない人間にはとても譲り合いの心を発揮できるような行動は難しいでしょう、という事です。

そもそも譲り合おうという気持ちは、相手の困った状況を察して推測できるかどうかにかかってきています。

だから、こちらも一歩下がって相手に対する行動を起こせるのです。

それが、場の空気も全く読めず、自分のやりたい放題の行動ばかり取っているような人物ではとてもそのような行動は期待できない、という事です。

譲り合いの心というものは周囲の状況をよく見て、的を外さないスマートな動きの出来る人物にして初めて成し得る行為なのかも知れませんね。

マナーが身についている

譲り合いの心を持っている人の特徴の7つ目は「マナーが身についている」です。

マナーなき人に譲り合いの心は生まれません。

言うならば、譲り合いの出来る人はきちんとしたマナーを身に付けた一人前の社会人とも言えるのです。

マナーは私たちが生きていく上で、欠かせないものです。

会社に入れば尚更、マナーは要求されてきます。

まあ中には形だけで心の籠っていないマナーの出し方をしている人もいますが、それでも行なえない人に較べたら圧倒的にいいに決まっていますよね。

マナーの備わっていない人に譲り合いの心を持て、と言っても馬の耳に念仏でしょう。

人を労わる気持ち、人を立てる気持ちがあって初めてマナーは効力を発揮します。

それは当然ながら「譲り合い」とリンクする行為に繋がるでしょうね。

自分中心に考えていない

譲り合いの心を持っている人の特徴の8つ目は「自分中心に考えていない」です。

つまり「ジコチュウ」ではない、という事ですね。

自己中人間に譲り合いの心を説いても無駄なことなのですが、それ以前に自己中人間には人が人として生きていくための最低限のルールやマナー、モラル、常識などがポッカリと穴を開けて心の中に潜んでいるのです。

つまり恐ろしいくらいの「非常識人」という事です。

どんな事も自分中心に考えていたら、とても世の中を渡ってゆく事はできません。

それは譲り合いという精神以前の問題なのです。

人は困った時に一人ではその問題を解決できません。

「いやあ、今の時代はネットがあるから一人でも全く困らない」と嘯く人もいますが、とんでもない間違いです。

人は他の人から教えを被ることによって成長できるのです。