譲り合いの心を持っている人の特徴の12個目は「行動の先読みができる」です。
譲り合いという行為は、相手が置かれている状況、心理状態などを察知し、これからどうなりたいのか?何か困っているのか?といった事を分析・予想出来て初めて行動に移せるものです。
よって周囲の状況を十分、読み込みそれ自分の経験値に落とし込んで素早く分析結果を出す目が求められます。
そのような行為をスマートに行える人が譲り合いの心を持っているとも言えるでしょう。
このように物事の先読みが正しく出来ないと、こちらが譲り合いの行為をしたつもりでも相手には間違った意味合いで取られてしまう事もあります。
相手の困りごとを見抜く目が求められるという事になりますね。
周りに感謝の気持ちを持っている
譲り合いの心を持っている人の特徴の最後の13個目は「周りに感謝の気持ちを持っている」という事です。
譲り合いの心というものは何度も申しますが「無償の愛」です。
こちらが何かを行ったからといって、お金や物で代償をもらうために行っているのではないという事です。
よって譲り合いの心の発動者は絶えず、周囲に対して「感謝」の気持ちを持ち続けているのです。
それは自分自身も他の人からそのような行為をやってもらっているいから自然と芽生える感情なのです。
人は「感謝」の気持ちを失ってしまってはいけません。
「感謝」こそが無償の愛につながり「譲り合い」という行為に発展していくのです。
これが人と人の繋がりを育むものなのです。
人間は一人では生きられない、という事実を今一度、改めて思い描いて欲しいですね。
譲り合いの心を持っていない人の特徴6個!
では次に参りましょう。
今度は「譲り合いの心を持っていない人の特徴」です。
譲り合いの心を持っている人がいれば、反対に持っていない人がいるのも世の常です。
これはいつの時代になっても仕方のない事でしょう。
では、参ります。
全部で6個のご紹介となります。
何事も一番でいたい
譲り合いの心を持っていない人の特徴の最初の1つ目は「何事も一番でいたい」です。
何事につけても一番にいたい。
言い方を変えれば負けず嫌いで競争には常に勝ちたい、と思う気持ちの強い人です。
上昇志向が高いため、自分の夢や野望の達成のためならば脇目もふらず、猪突猛進出来るところは、さすがに凄いエネルギーを感じます。
しかしながら残念な事に、そういった人の辞書の中には周囲に対する配慮や気遣いといった文字はありません。
あるのは一番になる、という事だけです。
つまり自己中心的にならざるを得ない、という事になるでしょう。
でないととても何事においても一番になるなんて事は出来ませんからね。
周りが見えていない
譲り合いの心を持っていない人の特徴の2つ目は「周りが見えていない」です。
ここにも自分の野望や欲望をかなえようとするが故、どうしても自己中心的になってしまう部分が見え隠れしますね。
脇目もふらず目標達成に向かうところには、当然ながら周囲を見渡す余裕など生まれないでしょう。
周りにどう思われようとどうでもいい
と、言いますか、ハッキリ言って目標達成のためならば周りからどのように思われても全然かまわない、といった風情も見受けられます。
それくらい、周囲の反応にいちいち構っていられない、という事なのでしょう。
このような生き方に専念すれば、誰かに対して「譲り合い」の心を持てと言われてもそれは無理です。