「正直者が馬鹿を見る」や「バカ正直」などと言われるように、正直な性格は損をするというイメージを持つ人も多いのでは?
でも本来、正直でいることは褒められるべき精神性。
「正直の頭に神宿る」と言われるように、正直でいる人にこそ、幸運が訪れるはず…。
では実際のところ、正直でいることはメリット?デメリット?どちらなのでしょうか。
そこで今回は、『正直でいることのメリット・デメリット』をまとめました。
ことわざが表すように、正直でいることにはメリットもデメリットも、両方の側面があるようです。
メリットがあるなら「正直でいたい」と思うか、デメリットがあるなら「正直でいるなんてごめんだ!」と思うのか…。
この記事を読んだ後、あなたがどんな選択をするのかは自由です!
あなたは正直者として生きていく道を選びますか?それとも…?
正直でいることのメリット5個
正直とは、正しく素直で清らかであることや、嘘偽り、ごまかしをしない態度のことです。
本来、人は正直であるべき。
「正直の頭に神宿る」ということわざが表すように、神も正直に生きる人を見守っていて、必ずやそのご加護があるものです。
では、正直でいることで、私たちはどんなメリットが受けられるのでしょうか?
ここでは、正直でいることのメリットをご紹介します。
1.信用される
正直でいることのメリット1つ目は、『信用される』ことです。
なぜなら、正直な人には“嘘”がないからです。
嘘をついたりごまかしたりすることがないから、正直者の言葉も態度も、人は100%信用することができます。
もちろんそれは、日々の積み重ねがあってこそです。
いつも正直でいたから信用の土台が出来上がっており、正直な人の言うことだからこそ人は、疑うこともなく信用できるということです。
嘘をつかないので信憑性が高い
正直でいる人は、常日頃から嘘をついたり、ごまかしたりすることがありません。
自分の立場が危ういときでも、正直にすべてを打ち明けることができます。
信用するには最低限、嘘があってはいけませんが、正直でいる人は嘘をつかないところで、まず人から信用されるのです。
また、中には嘘をつかないにしても、都合の悪いところをごまかそうとする人もいますよね。
ですが正直者には、そういったごまかしもありません。
自分の都合が悪いことでも包み隠さず全てを明らかにするので、人は正直な人を信用することができるのです。
正直でいることは、周囲にとても誠実な印象を与えます。
たとえミスをした時でも、その正直で誠実な態度が評価されます。
人はつい、自分のミスを隠そうとしたり、難を逃れるためにごまかそうとしたりしますが…嘘やごまかしはいつかバレるもの。
バレてしまえば、ミスした以上の大きな損失が待っています。
それは、信用をすべて失うということです。
信用を失ってしまえば、もう挽回のしようがありません。
そのあとにいくら言い訳をしても、反省しても…たとえミスを取り返したとしても。
失った信用はそう簡単には取り戻せないのです。
その場限りの嘘だと思っても、ちょっとしたごまかしだと思っても、正直であるかどうかは、神様が見ているものです。
嘘をつけば信用を失い、正直であれば何があろうと、人付き合いの上でもっとも大事な“信用”だけは失うことがありません。
このように、正直でいることは「人から信用される」という大きなメリットがあります。
正直でいることが仕事も、プライベートでも円滑な人付き合いを可能にしてくれます。
「良い仕事をしたい」「人と良い関係を築きたい」そう思うなら、正直でいることが得策と言えるでしょう。
2.頼られる
正直でいることのメリット2つ目は、『頼られる』ことです。
「正直は一生の宝」ということわざがあるように、正直でいれば人から信頼され、成功や幸せなど、一生の宝を手にすることもできるのです。
そもそも信頼とは、信用の上に成り立っています。
正直でいる人は、まず常日頃の誠実な行動や言動によって人からの絶大な信用がありますよね。
信頼は、これまでの実績が示す信用と、その人柄に対する期待感があって成り立つものです。
つまり、人から頼られるには、これからに期待できるだけの信用と実績が必要になるということです。
ですから、日頃から信用されていない人は、人から頼られることもありません。