ずる賢い人に騙される
ずる賢い人は、常に損得勘定で行動をしています。
正直な人が自分の気持ちに正直であることを優先するのとは、正反対ともいえる価値観ですよね。
損得で物事を考える人にとって、同じように損得勘定が働く人は、利用するのが難しい人です。
利用しやすいのは、感情で動く正直者。
損得を考えないので、気持ちさえつかめば思うように動いてくれるのが、ずる賢い人にとっての正直者なのです。
ですから、ずる賢い人に正直者が騙されるという、あってはならない図式が生まれてしまうのです。
このように、正直でいることで人に利用されるなど、損することも多いのが正直な人。
実際に、損をして悔しい思いをしたり、騙されて悲しい思いをしたりする人は多いはずです。
でも、たとえ損をしたとしても、自分に正直でいたいのが正直な人でもあります。
その場では嫌な思いをすることがあっても、結局は自分の気持ちを貫いたことに納得できるのではないでしょうか。
実は筆者も、どちらかと言えば正直で馬鹿を見るタイプです。
損したなと思うことや、ずる賢い人ばかりが評価されて分かってもらえず、悔しい思いをしたことも多々あります。
でも、ずる賢くなりたいかと言えば、不思議なことにまったくそうなりたいとは思わないのです。
だって、ずる賢い人は下品だなって思うから。
しかも、ずる賢くて嫌われるのって、最悪だって思うのです。
時に損をすることがあっても、評価してもらえないことがあっても、正直者は、正直でいることが何よりも自分を大切にしている状態です。
正直でいることで、自分が自分を評価しているので、それが一番楽なのです。
正直者は確かに損をすることもあり、それはデメリットと言えますが…馬鹿正直なら、それをデメリットとも思いません!
損得勘定で動くずる賢い人になるか、馬鹿正直でも気持ちに正直でいるか、結局選ぶのは自分。
自分の気持ちに嘘がなければ、損をすることも大したデメリットではありません。
3.正直すぎて相談されない
正直でいることのデメリット3つ目は、『正直すぎて相談されない』ことです。
正直でいる人は、何か相談を受けた時にも、ハッキリした物言いをします。
たとえそれが相手にとってキツイことでも、相手のためになると思えば事実をありのままに、正直に伝えます。
しかしその結果、だんだん「相談されなくなっていく」のが正直な人です。
正直な人は信用されるし信頼に厚いのですが…なぜ相談されなくなっていくのでしょうか。
それは、相談者は相談する相手を選ぶからです。
多くの人は、相談するとき、自分が欲しい答えを言ってくれそうな人を選びます。
相談するときにアドバイスを求めている人は少なく、ただ話を聞いて共感して欲しいだけです。
そのため、自分にとってキツイ言葉を返してくる可能性がある人を避ける傾向があります。
そのキツイ言葉を言う可能性があるのが、正直な人。
正直な人は、良いことも言ってくれますが、悪いこともズバッと言います。
それが間違っていないことが多いので何も言えなくなりますが、本当は共感を求めているのでキツイ言葉はごめんです。
だから、正直な人には相談を避けてしまうのです。
はっきり言われるのを嫌う人も多い
相談者にとって必要な言葉だとしても、ありのままの事実だとしても、それをハッキリ言われるのを嫌う人は多いです。
正直な人がその人のためを思っていても、相手に受け入れる心の余裕がなければ、ただキツイだけなのです。
馬鹿正直タイプの筆者も、実際に相談されることは少ないです。
それは、キツイ事実もハッキリ言ってしまうからだと自覚しています。