身近に神経質で細かく指摘してくる人がいるのなら、性格上これからも指摘が止むことはないのかもしれません。
いちいち細かく指摘してくる理由とは?
細かく指摘してくる人には、その人なりの理由があったりします。
もちろん、あなたに指摘の原因がある場合もありますが、細かく指摘してくる人の場合には、むしろその人に指摘したい原因があったりもするのです。
もし指摘してくる人に何か理由があるのなら、指摘を真に受ける必要もありませんよね。
細かく指摘してくる人を面倒がる前に、まずは客観的に指摘してくる理由を考えてみましょう。
1.教えていることに対して補足をしたいから
細かく指摘してくる人には、完璧主義なところがあったりします。
完璧主義な人は、完璧を求めないと気が済まないので、説明や教育も事細かに完璧にしたがります。
そのため、ひとつの物事に対して“補足”まで丁寧に解説してしまうのです。
これがまず、“細かい指摘”の原因です。
“だいたい”や“適当”にできない性格なので、相手に合わせて臨機応変に説明することができず、常に完璧に説明しようとする。
そうなれば当然、説明や指摘は細かくなり、毎回話も長くなってしまうんですよね。
ある意味では、不器用な人とも言えるし、相手の立場を考えられない自己中な人とも言えます。
あなたは、ただ単に「完璧にしなければ気が済まない」というその人の理由によって、細かい指摘を聞かされる羽目になっているということです。
2.できていないから
細かく指摘してくる理由としては、「できていないから」というのも挙げられます。
これはあなたができていないからでもありますが、ここに客観性はありません。
細かく指摘してくる「その人の基準でできていない」から指摘をしてくるということです。
細かく指摘してくる人は、もちろん性格も細かいです。
完璧主義で、自分にとっての“合格ライン”があります。
そして自己中なため、その完璧を周囲の人にも求めてしまいます。
そのため、客観的に見れば十分できていることでも、細かく指摘してくる人の合格ラインに届かなければ指摘をしてきます。
つまりあなたは、完璧にしたい人の合格ラインに届いていないから、「できていない」と思われて細かく指摘されているということです。
3.もっと良いやり方を教えてくれるから
これまでにもお話ししてきた通り、細かく指摘してくる人は完璧主義なところがあります。
完璧主義だと無駄や非効率的なことを嫌うところもあるので、常に効率的な良いやり方を試しています。
そのため、自分が完璧を求めるだけではなく周囲のことも気になり、効率の悪い仕事をしている人がいると、無駄や非効率的なことを省きたくて仕方ありません。
細かく指摘してくる人の基準は常に自分なので、相手にとって良いやり方が何かを考えることはなく、無駄だと思えば指摘してくるのです。
もちろん、その指摘こそが無駄なことには、気づくことがありません。